研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

ニジマスの切り身をより長持ちさせる包装フィルム、ZnOナノ粒子と茶ポリフェノールの効果を検証 研究論文OpenAlexイラン

ニジマスの切り身をより長持ちさせる包装フィルム、ZnOナノ粒子と茶ポリフェノールの効果を検証

魚は栄養価が高い一方で傷みやすく、冷蔵保存中でも数日で微生物の増殖や脂質の酸化が進み、風味や安全性が損なわれてしまいます。こうした課題に対して、食品を包む「フィルム」自体に抗菌・抗酸化の働きを持たせる『アクティブパッケージング』という考え方が研究されています。今回紹介する研究は、キトサンとゼラチンを…

公開日: 2026年09月03日 09:25

グアの種子、品種によって栄養価や粘りに大きな差──15系統を比較した研究 研究論文OpenAlexイラン

グアの種子、品種によって栄養価や粘りに大きな差──15系統を比較した研究

グア(Cyamopsis tetragonoloba)という豆科植物をご存じでしょうか。主に夏に栽培される作物で、種子の胚乳部分に含まれるガラクトマンナンという多糖類は「グアガム」として抽出され、食品の増粘剤や安定剤として幅広く使われています。さらに種子を包む胚芽や種皮はタンパク質を多く含み、飼料や…

公開日: 2026年09月02日 09:39

ナシはいつ収穫すべきか? 香り成分の変化から果実の熟度を読み解く研究 研究論文OpenAlexイラン

ナシはいつ収穫すべきか? 香り成分の変化から果実の熟度を読み解く研究

果物のおいしさは、収穫のタイミングに大きく左右されます。早すぎれば風味が乗らず、遅すぎれば店頭に並ぶ前や輸送中に傷んでしまう。とはいえ、外見だけで果実の「中身の熟れ具合」を正確に判断するのは簡単ではありません。今回紹介する研究は、ナシの果実が熟していく過程で内部の成分がどのように変化していくのかを、…

公開日: 2026年09月02日 03:41

チモール入りコーティングでカットキュウリは長持ちするか、研究結果を読む 研究論文OpenAlexイラン

チモール入りコーティングでカットキュウリは長持ちするか、研究結果を読む

コンビニやスーパーで売られているカット野菜は、切った瞬間から鮮度が落ち始めます。表面が乾いてしなびたり、傷んだ切り口から微生物が増えたりするためです。こうした劣化を遅らせる方法として、食品の表面に薄い膜(可食性フィルムやコーティング)をまとわせる技術が研究されています。今回紹介する研究は、天然由来の…

公開日: 2026年08月31日 20:33

ラベンダー精油を包んだナノ粒子で作る食品包装フィルム、マス切り身の鮮度保持を検証 研究論文OpenAlexイラン

ラベンダー精油を包んだナノ粒子で作る食品包装フィルム、マス切り身の鮮度保持を検証

魚の切り身は傷みやすく、輸送や保存の間にどう鮮度を保つかは食品業界にとって長年の課題です。近年注目されているのが、プラスチックの代わりに植物由来の材料で作る「活性包装フィルム」です。単に食品を包むだけでなく、抗菌成分や抗酸化成分を少しずつ放出することで保存性を高める工夫がされています。今回紹介する研…

公開日: 2026年08月31日 20:26

卵不使用・低脂肪マヨネーズは作れるか? チアシード粘液質とホエイプロテインで試みた研究 研究論文Europe PMCイラン

卵不使用・低脂肪マヨネーズは作れるか? チアシード粘液質とホエイプロテインで試みた研究

マヨネーズは多くの料理に使われる人気の調味料ですが、脂肪分やコレステロールの多さから、血中脂質が高めの人や体重管理を気にする人にとっては悩ましい存在でもあります。今回紹介する研究では、卵を使わずにコレステロールフリーとし、さらに脂肪分も減らしたマヨネーズを、チアシードから得られる粘液質(ねばりのある…

公開日: 2026年08月23日 01:34

柑橘類の果皮を科学する:7種の比較から見えた食物繊維と機能性の可能性 研究論文OpenAlexイラン

柑橘類の果皮を科学する:7種の比較から見えた食物繊維と機能性の可能性

オレンジやレモン、グレープフルーツを食べたあと、皮は捨ててしまうことがほとんどではないでしょうか。しかし近年、こうした果物の皮を『廃棄物』ではなく『資源』として見直す研究が世界的に広がっています。今回紹介する論文は、ダイダイ、スイートレモン、レモン、ブンタン、ミカン、グレープフルーツ、オレンジという…

公開日: 2026年07月17日 19:40

米ぬかの油とタンパク質、その隠れた栄養価とは——精米副産物を科学する 研究論文DOAJイラン

米ぬかの油とタンパク質、その隠れた栄養価とは——精米副産物を科学する

お米を精米するとき、玄米の表面からは「米ぬか」と呼ばれる副産物が出ます。米ぬかは玄米の外層の約10%を占め、これまで主に動物飼料や肥料、バイオ燃料の原料として利用されてきました。しかし実は、米ぬかには私たちの食生活に役立つ可能性のある栄養成分が数多く含まれていることが知られています。今回紹介する論文…

公開日: 2026年07月02日 00:30