研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

ゴレンシ(ビリンビ)の果実抽出物、抽出方法の違いで抗酸化・酵素阻害の強さに差 研究論文OpenAlexインドネシア

ゴレンシ(ビリンビ)の果実抽出物、抽出方法の違いで抗酸化・酵素阻害の強さに差

東南アジアなどで食されている酸味の強い果実、ゴレンシ(学名Averrhoa bilimbi L.、和名ビリンビとも呼ばれる)には、抗酸化作用や糖の消化に関わる酵素への働きかけが期待される成分が含まれると考えられています。今回インドネシアのパクアン大学薬学部の研究グループが、この果実から有効成分を取り…

公開日: 2026年09月06日 04:58

海藻由来の硫酸化多糖と腸内細菌叢の関係を整理した研究 研究論文OpenAlexインドネシア

海藻由来の硫酸化多糖と腸内細菌叢の関係を整理した研究

コンブやワカメといった海藻には、フコイダンやカラギナン、ウルバンといった硫酸化多糖と呼ばれる成分が含まれています。これらは食物繊維の一種で、近年は腸内細菌のえさとなる「プレバイオティクス」としての働きが注目されています。今回紹介するのは、こうした海洋由来の硫酸化多糖について、腸内細菌叢との関わりやヒ…

公開日: 2026年09月03日 05:37

産地と加工法でコーヒーの中身はどう変わる?インドネシア産リベリカ種を分析した研究 研究論文OpenAlexインドネシア

産地と加工法でコーヒーの中身はどう変わる?インドネシア産リベリカ種を分析した研究

コーヒーといえばアラビカ種やロブスタ種が主流ですが、東南アジアではリベリカ種(Coffea liberica)という品種への商業的な関心が高まっています。ただし、収穫後にどのような処理を施すかによって、豆の性質や体に作用する成分がどう変わるのかについては、まだ十分に調べられてきませんでした。今回紹介…

公開日: 2026年09月02日 10:39

ピーナッツの薄皮に含まれるカテキンを、ナノ乳化技術と分光光度法で調べる 研究論文OpenAlexインドネシア

ピーナッツの薄皮に含まれるカテキンを、ナノ乳化技術と分光光度法で調べる

ピーナッツを剥いたときに出る薄い茶色の皮は、通常は捨てられる部分です。しかしこの皮にはカテキンと呼ばれるポリフェノールの一種が豊富に含まれていることが知られており、強い抗酸化作用を持つ成分として、医薬品や化粧品への応用が期待されています。インドネシア・スラウェシ島のカワンコアン地域産のピーナッツ皮を…

公開日: 2026年09月02日 10:38

インドネシア・グヌンキドゥルの伝統市場に息づく食文化を調査 29種の伝統食と27種の植物を記録 研究論文OpenAlexインドネシア

インドネシア・グヌンキドゥルの伝統市場に息づく食文化を調査 29種の伝統食と27種の植物を記録

インドネシア・ジャワ島のグヌンキドゥル県は、石灰岩(カルスト)の丘陵地帯が広がり、水資源が乏しい土地として知られています。この地域では、限られた食材を工夫して活用する暮らしの知恵が受け継がれてきました。食べ物と文化の関係を調べる研究分野は「エスノガストロノミー(食の民族学)」と呼ばれますが、こうした…

公開日: 2026年08月31日 14:22

マンゴージンジャーで作るコンブチャ、発酵日数で抗酸化力はどう変わる? 研究論文DOAJインドネシア

マンゴージンジャーで作るコンブチャ、発酵日数で抗酸化力はどう変わる?

コンブチャは、紅茶や緑茶に砂糖を加え、細菌と酵母の共生培養体(SCOBY)で発酵させて作る伝統的な発酵飲料です。発酵とは、微生物が糖などの炭水化物を分解し、酸やガス、アルコールといった別の化学物質に変える代謝プロセスを指します。近年、コンブチャは基本的な栄養価に加えて健康面でのメリットが期待される「…

公開日: 2026年07月24日 14:29

クコの実をコンブチャで発酵させると何が変わる?機能性・安全性・味を調べた研究 研究論文DOAJインドネシア

クコの実をコンブチャで発酵させると何が変わる?機能性・安全性・味を調べた研究

クコの実(ゴジベリー)は、乾燥果実やお茶などで親しまれている食材です。一方「コンブチャ」は、緑茶や紅茶に砂糖を加え、酵母や酢酸菌などの共生培養物(SCOBY)で発酵させる発酵飲料として世界的に人気が広がっています。今回紹介する研究では、この2つを組み合わせ、クコの実を加えてコンブチャ発酵させることで…

公開日: 2026年07月17日 13:38

発酵食品由来の抗菌ペプチド、安定性と効果の『パラドックス』とは―インドネシア伝統発酵食品からの知見を紹介 研究論文DOAJインドネシア

発酵食品由来の抗菌ペプチド、安定性と効果の『パラドックス』とは―インドネシア伝統発酵食品からの知見を紹介

納豆やヨーグルトのような発酵食品には、微生物の働きによってさまざまなペプチド(アミノ酸が連なった小さなタンパク質断片)が生まれることが知られています。その中には、細菌の増殖を抑える働きを持つとされる「抗菌ペプチド」も含まれ、食品の保存性を高めたり、健康分野への応用が期待されたりする天然素材として注目…

公開日: 2026年07月15日 15:34

植物の『防御物質』フラボノイド、健康への応用と課題を整理したレビュー論文 研究論文OpenAlexインドネシア

植物の『防御物質』フラボノイド、健康への応用と課題を整理したレビュー論文

赤ワインやベリー類、柑橘類、緑茶などに含まれる「フラボノイド」という成分名を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。抗酸化作用があるといった話題を目にする機会も増えていますが、そもそもフラボノイドとは植物にとってどんな役割を持つ物質なのでしょうか。今回紹介する論文は、フラボノイドが植物の中でど…

公開日: 2026年07月08日 23:26