研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

サマリー型か栄養素別か? 前面パッケージ表示のデザインが食品選びの『考え方』を左右する可能性 研究論文DOAJ中国

サマリー型か栄養素別か? 前面パッケージ表示のデザインが食品選びの『考え方』を左右する可能性

スーパーの棚に並ぶ加工食品のパッケージには、健康度を一目で伝えるためのマークやラベルが付いていることがあります。こうした「栄養成分の前面表示(Front-of-Package Labeling、FoPL)」は、健康的な食選択を後押しする公衆衛生の取り組みとして各国で導入が進んでいます。しかし、星の数…

公開日: 2026年08月14日 13:28

加工食品中心の食事と炎症マーカー、そして閉経の時期に関連はあるか——HRSコホートからの報告 研究論文DOAJ中国

加工食品中心の食事と炎症マーカー、そして閉経の時期に関連はあるか——HRSコホートからの報告

閉経を迎えた女性の体では、女性ホルモンの減少とともに体内の慢性炎症がゆるやかに高まりやすくなると言われています。この慢性炎症は、加齢に伴うさまざまな健康課題との関わりが指摘されてきたテーマですが、では日々の食事のパターンは炎症マーカーとどう関係しているのでしょうか。また、閉経を迎える時期の早さ・遅さ…

公開日: 2026年08月12日 14:29

南方型・欧米型・植物性食品中心――食事パターンと『体の老化スピード』の関係を調べた中国の研究 研究論文OpenAlex中国

南方型・欧米型・植物性食品中心――食事パターンと『体の老化スピード』の関係を調べた中国の研究

「同じ年齢でも、実年齢より若く見える人・老けて見える人がいる」という感覚は多くの人が持っているのではないでしょうか。近年の老化研究では、こうした個人差を「生物学的年齢」という指標で数値化する試みが進んでいます。血液検査などの一般的な臨床データから算出されるこの指標は、暦の上での年齢(暦年齢)とは別に…

公開日: 2026年08月08日 23:26

血中DHAと『肥満+うつ』の併存リスク——米国成人データからみえた関連性 研究論文OpenAlex中国

血中DHAと『肥満+うつ』の併存リスク——米国成人データからみえた関連性

魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は、炎症を抑える働きを持つことで知られています。一方で、肥満とうつ病は互いに合併しやすいことが知られていますが、こうした「肥満とうつ病の併存」にオメガ3脂肪酸がどう関わっているのかは、これまではっきりしていま…

公開日: 2026年08月06日 00:32

神経集中治療で鎮静中の患者はなぜ経腸栄養を受け付けにくいのか 消化管トラブルの仕組みと対策を整理した総説 研究論文DOAJ中国

神経集中治療で鎮静中の患者はなぜ経腸栄養を受け付けにくいのか 消化管トラブルの仕組みと対策を整理した総説

脳卒中や頭部外傷などで神経集中治療室(NICU)に入る患者では、頭蓋内圧を落ち着かせ脳への負担を減らすために、深い鎮静や強い鎮痛が欠かせません。一方で、意識のない重症患者の回復を支えるには、口からではなく管を通して胃腸に栄養を届ける「経腸栄養」が重要な役割を果たします。ところが、この二つはしばしば衝…

公開日: 2026年08月03日 08:26

炭水化物は『量』より『質』が睡眠の質と関係?中国の中高年対象研究から 研究論文DOAJ中国

炭水化物は『量』より『質』が睡眠の質と関係?中国の中高年対象研究から

「よく眠れない」という悩みは、現代社会が抱える大きな健康課題のひとつです。睡眠の質を左右する要因として、近年は食事との関係に注目が集まっています。特に主食として日常的に摂取する炭水化物は、量だけでなく、その『質』にも大きな幅があります。全粒穀物と精製された穀物、食物繊維の多い食品と少ない食品では、体…

公開日: 2026年08月02日 21:37

魚介類をよく食べる人は糖尿病リスクが低い?中国の大規模コホート研究から 研究論文DOAJ中国

魚介類をよく食べる人は糖尿病リスクが低い?中国の大規模コホート研究から

魚や貝、エビなどの魚介類は、健康的な食生活の一部としてよく話題にのぼる食品です。今回紹介するのは、中国の中高年を対象に、魚介類の摂取量と将来の糖尿病発症との関係を長期間にわたって調べた研究です。魚介類の摂取が生活習慣病リスクとどう関連するのかは、これまで十分に明らかになっていなかった領域であり、大規…

公開日: 2026年08月02日 21:29

放射線業務従事者の食事と健康リスク:野菜・茶・果物の摂取と赤身肉の関係を調べた中国の横断研究 研究論文OpenAlex中国

放射線業務従事者の食事と健康リスク:野菜・茶・果物の摂取と赤身肉の関係を調べた中国の横断研究

レントゲンやCT検査など、医療現場で放射線を扱う仕事に従事する人たちは、日常的に低線量の放射線にさらされる環境で働いています。こうした職業性の慢性的な放射線曝露が、働く人たちの健康にどのような影響を及ぼしうるのか、そしてふだんの食生活がその健康状態と関係しているのかは、これまであまり詳しく調べられて…

公開日: 2026年08月02日 01:32

減塩しても物足りなくない味に?調理済み料理の塩味を保つ研究戦略とは 研究論文DOAJ中国

減塩しても物足りなくない味に?調理済み料理の塩味を保つ研究戦略とは

スーパーやコンビニで手軽に買える調理済み料理は便利な一方、塩分の多さが気になるという方も多いのではないでしょうか。長期的に塩分(ナトリウム)を摂りすぎる食生活は、様々な病気につながる可能性があるとされ、食品業界では減塩の工夫が求められています。しかし、単純に塩を減らすと「物足りない」味になってしまう…

公開日: 2026年07月23日 00:33

簡易版アンケートで食事の炎症リスクを見分けられるか 中国高齢者を対象にした検証研究 研究論文OpenAlex中国

簡易版アンケートで食事の炎症リスクを見分けられるか 中国高齢者を対象にした検証研究

「何を食べているか」は、体の中の慢性的な炎症とも関係があると考えられています。慢性的な低レベルの炎症は、さまざまな生活習慣病の背景にあるとされ、これまで研究者たちは食事が炎症に与える影響を数値化する「食事性炎症指数(DII)」というものさしを使ってきました。ただし、このDIIを正確に算出するには詳細…

公開日: 2026年07月18日 17:34

共食と孤食、高齢者の食事量や気分にどう関わる?21件の研究をまとめたレビュー 研究論文DOAJ中国

共食と孤食、高齢者の食事量や気分にどう関わる?21件の研究をまとめたレビュー

誰かと食卓を囲む「共食」と、一人で食事をする「孤食」。高齢化が進み、一人暮らしや夫婦のみの世帯(いわゆる「空の巣」世帯)が増えるなかで、孤食は多くの国で身近な生活習慣の変化になっています。食事は栄養を摂る場であると同時に、人との会話や交流の場でもあることから、こうした食事スタイルの違いが高齢者の健康…

公開日: 2026年07月13日 13:31

魚介類はどれくらい食べると良い?浙江省の大規模コホートが示した「男女差」 研究論文DOAJ中国

魚介類はどれくらい食べると良い?浙江省の大規模コホートが示した「男女差」

魚や貝、エビなどの魚介類は健康によいというイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。実際、これまでにも魚介類の摂取と脳卒中リスクとの関連を調べた研究はいくつか行われてきましたが、その結果は一致しておらず、はっきりした結論は出ていませんでした。今回紹介するのは、中国・浙江省で5万人を超える人々を長期…

公開日: 2026年07月12日 21:35