研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

中国・浙江省と河南省の食生活と心血管疾患死亡の関連を推計した研究 研究論文OpenAlex中国

中国・浙江省と河南省の食生活と心血管疾患死亡の関連を推計した研究

著者らは、望ましくない食事の内容が中国における心血管疾患(心臓や血管の病気)の死亡に、どの程度関わっているかを推計しました。食事は本人の努力や社会の取り組みで変えられる要因であり、地域によって食事の質に差があることが、心血管疾患の負担の地域差につながっている可能性があると論文は述べています。

公開日: 2026年09月18日 10:20

野菜の摂取不足に関連する健康負担は30年でどう変わったか——世界204の国と地域を対象とした分析 研究論文OpenAlex中国

野菜の摂取不足に関連する健康負担は30年でどう変わったか——世界204の国と地域を対象とした分析

野菜はビタミンやミネラル、食物繊維などを多く含み、各国の食事指針で摂取が広くすすめられてきました。研究チームは、野菜の摂取が少ない食事に関連する健康上の負担が、世界全体でどれくらいの大きさなのか、そして1990年から2021年にかけてどのように変化したのかを、体系的に整理することを目的としました。

公開日: 2026年09月18日 04:59

超加工食品と子どもの健康:腸内細菌叢と炎症をめぐるレビュー研究の紹介 研究論文OpenAlex中国

超加工食品と子どもの健康:腸内細菌叢と炎症をめぐるレビュー研究の紹介

子どもや若者の食事に超加工食品(UPF)が占める割合が高まっていることは、長期的な健康への影響という点で大きな関心を集めてきました。超加工食品とは、工業的な加工を重ねて作られた食品を指す呼び方です。

公開日: 2026年09月17日 19:43

慢性腎臓病の「栄養の逆説」——食べても筋肉が戻らない仕組みを整理した展望論文 研究論文OpenAlex中国

慢性腎臓病の「栄養の逆説」——食べても筋肉が戻らない仕組みを整理した展望論文

慢性腎臓病(CKD)が進行して末期腎不全に至ると、体のたんぱく質とエネルギーの蓄えが失われていく状態が起こります。これは「たんぱく質・エネルギー消耗(PEW)」と呼ばれ、論文によれば進行したCKDの患者の11〜54%に見られ、病気の悪化や死亡のリスクを強く予測する要因だとされています。

公開日: 2026年09月16日 05:45

目の健康と天然の油脂 ― 成分・研究の現状を整理した総説の紹介 研究論文OpenAlex中国

目の健康と天然の油脂 ― 成分・研究の現状を整理した総説の紹介

植物や陸上動物、海洋生物に由来する天然の油脂は、単一の物質ではなく複数の成分が混ざった「脂質の集合体」です。その主成分はトリアシルグリセロール(脂肪酸が三つ結びついた脂質の基本形)で、どのような脂肪酸が含まれるかは原料によって異なります。さらに、リン脂質(水になじむ部分と油になじむ部分を併せ持つ脂質…

公開日: 2026年09月15日 18:47

地中海食と健康的な睡眠の組み合わせと肺がん発症リスク——英国の大規模追跡調査からの報告 研究論文OpenAlex中国

地中海食と健康的な睡眠の組み合わせと肺がん発症リスク——英国の大規模追跡調査からの報告

がんは世界的に大きな健康課題であり、著者らは、世界保健機関の報告として2020年に約1000万人ががんで亡くなり、これは世界の全死亡のおよそ6分の1にあたると紹介しています。なかでも肺がんは最も多く診断され、がんによる死亡の最大の原因とされています。病期や地域によって異なるものの、肺がんの5年生存率…

公開日: 2026年09月13日 20:53

超加工食品の摂取と動脈硬化のリスク——英国の大規模追跡データを分析した研究 研究論文OpenAlex中国

超加工食品の摂取と動脈硬化のリスク——英国の大規模追跡データを分析した研究

動脈硬化は、血管の壁に脂質や炎症にかかわる細胞、線維成分がたまっていく状態で、心血管疾患の主な病理的な土台とされています。研究チームは、世界的に死因の上位を占める心血管疾患の予防のためには、生活のなかで変えられる危険因子、とりわけ食事のあり方を見きわめることが重要だと述べています。

公開日: 2026年09月13日 19:15

特殊用途の粉ミルクに含まれる18種アミノ酸を、より速く正確に測る分析法 研究論文OpenAlex中国

特殊用途の粉ミルクに含まれる18種アミノ酸を、より速く正確に測る分析法

乳アレルギーや代謝異常など特別な事情を持つ乳幼児や患者向けに作られる「特殊調製粉乳」は、通常の粉ミルクとは異なる配合で栄養バランスが設計されています。こうした製品ではアミノ酸組成が健康に直結するため、含まれるアミノ酸の種類と量を正確に把握できる分析法が欠かせません。中国のQilu Universit…

公開日: 2026年09月10日 08:46

ケトジェニック食の比率と過活動膀胱・夜間頻尿の関係を大規模データで調べた研究 研究論文OpenAlex中国

ケトジェニック食の比率と過活動膀胱・夜間頻尿の関係を大規模データで調べた研究

ケトジェニック食(高脂肪・低炭水化物の食事法)は、体重管理や血糖コントロールへの関心から広く注目されてきました。しかし脂質異常症(高脂血症)を抱える人において、この食事パターンが脂質や血糖、炎症状態にどう影響するかは、これまでの研究でも結果が一致していませんでした。さらに、頻尿や膀胱の過活動といった…

公開日: 2026年09月07日 03:40

見た目は「普通体重」でも体脂肪率は高め? 中国人女子大学生を対象にした「隠れ肥満」と食生活の関係 研究論文OpenAlex中国

見た目は「普通体重」でも体脂肪率は高め? 中国人女子大学生を対象にした「隠れ肥満」と食生活の関係

体重や体格指数(BMI)が正常範囲であっても、体脂肪率だけが高い状態は「正常体重肥満(Normal Weight Obesity、NWO)」と呼ばれ、見た目では気づきにくい一方で代謝の異常と関連することが知られています。中国人の女子大学生ではこのNWOの割合が高いとされていますが、これまで生活習慣、…

公開日: 2026年09月05日 05:30

大腸がんのリスクに関わる食習慣や生活習慣とは──中国湖南省での症例対照研究から 研究論文OpenAlex中国

大腸がんのリスクに関わる食習慣や生活習慣とは──中国湖南省での症例対照研究から

大腸がんは世界的に患者数が多いがんの一つで、2020年には世界で193万件以上が新たに診断され、全がんの9.4%を占めたとされます。中国国内でも患者数の増加が見込まれており、南部に位置する湖南省では大腸がんの罹患率が10万人あたり年間23.91人とされ、罹患率・死亡率ともに省内でがんの中で上位に入り…

公開日: 2026年09月04日 04:59

タンパク質摂取とBMIの関係、中国の長期調査から見えたこと 研究論文OpenAlex中国

タンパク質摂取とBMIの関係、中国の長期調査から見えたこと

肉や卵、大豆製品などタンパク質を多く含む食品は、ダイエットや体重管理の文脈でしばしば話題になります。しかし「タンパク質を多く摂ると体重にどう影響するのか」という問いは、実は一筋縄ではいきません。人によって普段からタンパク質を多く摂る傾向がある場合と、ある時期だけ一時的に摂取量が増減する場合とでは、体…

公開日: 2026年09月04日 01:29