研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

魚油入り可食フィルムの試作研究:ゼインとアラビアガムで魚油をどこまで包めるか 研究論文OpenAlex

魚油入り可食フィルムの試作研究:ゼインとアラビアガムで魚油をどこまで包めるか

プラスチックごみ削減の流れの中で、食べられる素材でできた「可食フィルム」が注目されています。今回紹介するのは、トウモロコシ由来のタンパク質「ゼイン」と天然多糖類「アラビアガム」を混ぜたベースフィルムに、魚油を配合して物性を調べた研究です。魚油はオメガ3脂肪酸を含むことで知られていますが、酸化しやすく…

公開日: 2026年07月26日 03:34

小麦胚芽・米ぬか・カボチャ種子で作る低脂肪ケーキ、栄養と食感はどう変わる? 研究論文OpenAlexエジプト

小麦胚芽・米ぬか・カボチャ種子で作る低脂肪ケーキ、栄養と食感はどう変わる?

ケーキやクッキーなどの焼き菓子は、バターや油脂によって独特のしっとり感やコクが生まれますが、その分、脂肪分やカロリーが高くなりがちです。近年は健康志向や持続可能な食生活への関心の高まりから、食品業界では栄養価と食べやすさを両立させた新しい製品づくりが求められています。今回紹介する研究は、小麦胚芽、米…

公開日: 2026年07月26日 03:32

小麦胚芽油やザクロ種子油のビタミンE量を測る新手法、HPLCと電気化学的手法を比較 研究論文OpenAlexトルコ

小麦胚芽油やザクロ種子油のビタミンE量を測る新手法、HPLCと電気化学的手法を比較

ビタミンEと聞くと、抗酸化作用がある栄養素というイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。ビタミンEには実は8種類の仲間が存在しますが、その中でも「α-トコフェロール」と呼ばれる形が、最も活性が高く生体内での働きが大きいとされています。体の中で発生する活性酸素(フリーラジカル)から、細胞膜や脂肪組…

公開日: 2026年07月26日 02:32

発酵肉・発酵水産食品を見直す——伝統食品が『機能性食品』として再注目される理由 研究論文OpenAlexインド

発酵肉・発酵水産食品を見直す——伝統食品が『機能性食品』として再注目される理由

ハムやサラミ、塩辛や魚醤など、世界には肉や魚介類を発酵させてつくる伝統食品が数多く存在します。もともとは冷蔵技術のない時代に食品を長く保存するための知恵でしたが、近年は「発酵」がもたらす独特の風味や健康面での可能性が改めて注目され、世界的な食品市場でも存在感を増しているといいます。今回紹介する総説論…

公開日: 2026年07月21日 18:34

未熟ジャックフルーツ粉入りチャパティ、前糖尿病の人の食後血糖に関する研究 研究論文OpenAlexインド

未熟ジャックフルーツ粉入りチャパティ、前糖尿病の人の食後血糖に関する研究

チャパティはインドや南アジアで日常的に食べられる全粒粉の薄焼きパンです。主食として食べられる機会が多いだけに、血糖値への影響が気になる人も多い食品といえます。今回紹介する研究では、まだ熟していない「未熟ジャックフルーツ」を粉にしてチャパティに混ぜ込み、前糖尿病(糖尿病の一歩手前とされる状態)の人を対…

公開日: 2026年07月20日 00:28

ジャックフルーツの種は使える? 種皮と加熱方法が栄養や機能性に与える影響を調べた研究 研究論文OpenAlexタイ

ジャックフルーツの種は使える? 種皮と加熱方法が栄養や機能性に与える影響を調べた研究

ジャックフルーツは東南アジアなどで親しまれている大きな果物ですが、その種子は食用として利用されることが少なく、多くが廃棄されている副産物です。しかし種子には栄養成分や生理活性化合物(健康に関わる可能性が注目される植物由来の成分)が含まれていると考えられており、粉末に加工して食品素材として活用できない…

公開日: 2026年07月19日 23:31

デュラム小麦の製粉副産物を発酵させて作るパン用バイオ原料、その可能性を探る研究 研究論文OpenAlexイタリア

デュラム小麦の製粉副産物を発酵させて作るパン用バイオ原料、その可能性を探る研究

パンやパスタの原料であるデュラム小麦。製粉の過程では、ふすま(表皮部分)や胚芽といった副産物が生まれます。これらは栄養素を多く含む一方で、パンなどの主食に活用する取り組みは発展途上にあります。今回紹介する研究は、こうした製粉副産物を乳酸菌で発酵させることで、パン作りに役立つ「バイオ原料」に変えられな…

公開日: 2026年07月18日 17:41

ソルガムにキャッサバとカボチャの粉を加えたインスタント米、消化性と食感はどう変わる? 研究論文OpenAlexインドネシア

ソルガムにキャッサバとカボチャの粉を加えたインスタント米、消化性と食感はどう変わる?

白米の代わりになる「ライスアナログ」をご存じでしょうか。米以外の穀物や芋類の粉を、押出成形(エクストルージョン)という加工技術で米粒のような形に仕立てた食品です。今回紹介する研究では、雑穀の一種であるソルガム(モロコシ)を主原料にしたインスタントライスアナログに、モディファイドキャッサバ粉(moca…

公開日: 2026年07月18日 17:31

バングラデシュ産チアシードの栄養成分と抗酸化力を分析した研究を紹介 研究論文OpenAlexバングラデシュ

バングラデシュ産チアシードの栄養成分と抗酸化力を分析した研究を紹介

チアシードは近年、健康志向の食品として注目される小さな種子です。プリンやスムージーに混ぜて食べる人も増えていますが、その栄養成分は栽培される土地や環境によって差があると考えられています。今回紹介する研究は、バングラデシュで栽培されたチアシードを対象に、一般成分(脂肪やたんぱく質など)、脂肪酸の種類、…

公開日: 2026年07月17日 22:32

柑橘類の果皮を科学する:7種の比較から見えた食物繊維と機能性の可能性 研究論文OpenAlexイラン

柑橘類の果皮を科学する:7種の比較から見えた食物繊維と機能性の可能性

オレンジやレモン、グレープフルーツを食べたあと、皮は捨ててしまうことがほとんどではないでしょうか。しかし近年、こうした果物の皮を『廃棄物』ではなく『資源』として見直す研究が世界的に広がっています。今回紹介する論文は、ダイダイ、スイートレモン、レモン、ブンタン、ミカン、グレープフルーツ、オレンジという…

公開日: 2026年07月17日 19:40

カカオの搾りかすがパスタに変身? 食物繊維を増やす新しい試み 研究論文OpenAlexイタリア

カカオの搾りかすがパスタに変身? 食物繊維を増やす新しい試み

チョコレートやカカオ製品をつくる過程では、豆の一部が「副産物」として大量に発生します。こうした農業・食品加工の副産物をどう活用するかは、食品ロスを減らす観点から世界的に関心が高まっているテーマです。今回紹介する研究は、そんなカカオ加工の副産物である「カカオ繊維」を、微粉末にしてパスタの材料に混ぜてみ…

公開日: 2026年07月17日 19:35

赤ブドウの搾りかすをヤギの飼料に混ぜると、乳の質はどう変わる? 新研究が報告 研究論文OpenAlexスペイン

赤ブドウの搾りかすをヤギの飼料に混ぜると、乳の質はどう変わる? 新研究が報告

ワインづくりの過程では、ブドウを搾ったあとに大量の「果皮」が副産物として残ります。この赤ブドウ果皮には、ポリフェノールや食物繊維、糖分、脂質、トリテルペンといった生理活性成分が豊富に含まれていることが知られています。廃棄されがちなこの副産物を家畜の飼料として活用できれば、環境面でもコスト面でも持続可…

公開日: 2026年07月17日 01:32