研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
野生キノコ4種、栄養と抗酸化力をハンガリーの研究チームが分析
スーパーで売られている栽培キノコとは別に、森や野山に自生する「野生キノコ」を食べる文化は世界各地にある。見た目や食感の面白さだけでなく、栄養面でも独自の価値があるのではないかという関心から、キノコの成分を細かく調べる研究が続けられている。今回紹介するのは、ハンガリーに自生する4種の食用キノコ、マスタ…
公開日: 2026年07月26日 21:30
マンゴージンジャーで作るコンブチャ、発酵日数で抗酸化力はどう変わる?
コンブチャは、紅茶や緑茶に砂糖を加え、細菌と酵母の共生培養体(SCOBY)で発酵させて作る伝統的な発酵飲料です。発酵とは、微生物が糖などの炭水化物を分解し、酸やガス、アルコールといった別の化学物質に変える代謝プロセスを指します。近年、コンブチャは基本的な栄養価に加えて健康面でのメリットが期待される「…
公開日: 2026年07月24日 14:29
梅の花のような香りはどこから? 中国茶「九曲紅梅」の香気を微生物と成分の両面から探る研究
紅茶の中には、花や果物を思わせる独特の香りを持つものがあります。中国茶の一種「九曲紅梅(きゅうきょくこうばい)」もそのひとつで、梅の花のような香り(梅花香)が特徴とされています。しかし、この香りの強さや質は原料や製造工程によってばらつきがあり、なぜ良い香りの茶とそうでない茶が生まれるのか、その化学的…
公開日: 2026年07月23日 15:29
トマトと唐辛子、米酸——原料の違いが「紅酸湯」の色・味・機能性成分をどう変えるのか
中国には、トマトや唐辛子などを乳酸発酵させてつくる「紅酸湯(こうさんとう、red sour soup)」と呼ばれる伝統的な発酵調味料があります。酸味と辛味、そして鮮やかな赤色が特徴で、鍋料理やスープのベースとして使われてきました。同じ「紅酸湯」でも、使う原料の組み合わせによって味や色、栄養的な性質は…
公開日: 2026年07月23日 14:33
赤ワインのポリフェノールと健康の関係を整理した研究レビューを紹介
赤ワインを飲むと体に良いという話を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。ワインは実は、水とエタノールを主成分としながらも、味や色を形づくる「フェノール化合物(ポリフェノール)」という成分を含んでいます。今回紹介するのは、このワインポリフェノールの化学的な多様性や、健康との関わり、免疫調節の…
公開日: 2026年07月23日 00:31
牛乳を乳酸菌で発酵させると、抗酸化・降圧に関わるペプチドが生まれる? 品種と菌の組み合わせを調べた研究
牛乳は栄養バランスの良い食品として知られていますが、そこに含まれるタンパク質は、分解されることで新たな働きを持つ「ペプチド(アミノ酸がいくつかつながった小さな断片)」に変わることがあります。乳酸菌によって牛乳を発酵させると、タンパク質が分解されてこうした機能性ペプチドが生まれ、もとのタンパク質にはな…
公開日: 2026年07月22日 23:34
クコの実をコンブチャで発酵させると何が変わる?機能性・安全性・味を調べた研究
クコの実(ゴジベリー)は、乾燥果実やお茶などで親しまれている食材です。一方「コンブチャ」は、緑茶や紅茶に砂糖を加え、酵母や酢酸菌などの共生培養物(SCOBY)で発酵させる発酵飲料として世界的に人気が広がっています。今回紹介する研究では、この2つを組み合わせ、クコの実を加えてコンブチャ発酵させることで…
公開日: 2026年07月17日 13:38
キンマの葉に棲む内生菌が食中毒菌を抑える? 腸炎ビブリオへの多面的な抗菌作用を報告する研究
植物の葉や茎の中には、宿主に害を与えずにひっそりと暮らす「内生菌(ないせいきん)」と呼ばれる微生物が存在することがあります。これらの内生菌は、植物と共生する中で抗菌作用を持つ化合物、特にフェノール性化合物を作り出すことが知られています。今回紹介する研究では、東南アジアなどで食用や薬用に使われる植物「…
公開日: 2026年07月17日 13:34
侵略的外来魚ティラピアの骨から高溶解性カルシウムを作る:前処理の工夫を検証した研究
魚を加工する際には骨や皮など、食べずに捨てられてしまう部分がどうしても出てきます。こうした副産物を「もったいない」と捉え、新しい形で活用しようとする研究が世界各地で進められています。今回紹介するのは、タイの「すり身」生産の過程で発生する魚の骨を原料に、健康食品などに使える「バイオカルシウム」を作ろう…
公開日: 2026年07月17日 13:33
発酵食品由来の抗菌ペプチド、安定性と効果の『パラドックス』とは―インドネシア伝統発酵食品からの知見を紹介
納豆やヨーグルトのような発酵食品には、微生物の働きによってさまざまなペプチド(アミノ酸が連なった小さなタンパク質断片)が生まれることが知られています。その中には、細菌の増殖を抑える働きを持つとされる「抗菌ペプチド」も含まれ、食品の保存性を高めたり、健康分野への応用が期待されたりする天然素材として注目…
公開日: 2026年07月15日 15:34
ゴムの木の種子が食品原料に? パンとクッキーへの応用を調べた研究
天然ゴムの原料として知られるパラゴムノキ(Hevea brasiliensis)。その樹液からゴムを採取する産業は世界各地にありますが、実はこの木は種子も作ります。これまで食用としてはほとんど注目されてこなかったこの種子を粉にして、食品への活用可能性を探った研究が発表されました。今回は、この論文の内…
公開日: 2026年07月14日 17:29
炭酸飲料の代わりになる?キウイ入りコンブチャの開発と味・成分を調べた研究
甘い炭酸飲料は手軽でおいしい一方、糖分の摂りすぎにつながりやすいことが指摘されています。そこで近年注目されているのが、紅茶や緑茶を発酵させてつくる「コンブチャ」のような発酵飲料です。コンブチャには有機酸や抗酸化に関連する成分が含まれるとされ、そこにビタミンCや有機酸、ポリフェノールを含むとされるキウ…
公開日: 2026年07月14日 14:30