研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

ワカメ粉末を主食に加えると食後の血糖上昇がゆるやかに?健常者対象の試験結果を紹介 研究論文OpenAlex

ワカメ粉末を主食に加えると食後の血糖上昇がゆるやかに?健常者対象の試験結果を紹介

カレーライスやどんぶりなど、ご飯を中心とした食事をとると、食後に血糖値が急上昇することがあります。この食後血糖の急上昇(食後高血糖)は、2型糖尿病や肥満、心血管疾患などのリスク要因の一つとして知られています。そのため、食事の内容や食べ合わせによって食後血糖の上がり方を穏やかにできないか、さまざまな食…

公開日: 2026年08月22日 05:15

柿の断面に潜むポリフェノールを『光』で見る——蛍光指紋イメージングが映し出したもの 研究論文OpenAlex

柿の断面に潜むポリフェノールを『光』で見る——蛍光指紋イメージングが映し出したもの

柿にはポリフェノールと呼ばれる機能性成分が含まれていますが、その分布は場所によって異なります。これまで、果実のどこにどれだけポリフェノールがあるかを調べるには、部位ごとに切り出して抽出・分析する破壊的な方法が主流でした。もし果実を壊さずに、断面のポリフェノール分布を『見える化』できれば、品質評価や研…

公開日: 2026年08月22日 05:12

カシス果実の抽出物、口腔内細菌への効果を検証した研究 研究論文OpenAlexドイツ

カシス果実の抽出物、口腔内細菌への効果を検証した研究

赤紫色の小さな実をつけるカシス(ブラックカラント)は、ジャムやジュース、お菓子の香り付けなどでおなじみの果実です。実はこのカシス、これまでの研究でベリー類のジュースが強い殺菌力を持つ可能性が報告されてきました。今回紹介する論文は、そうした知見をさらに掘り下げ、カシス果実から作られたさまざまな抽出物が…

公開日: 2026年08月22日 04:57

ベナンのオクラ栽培、農家によって何が違う?全国調査で見えた3つの営農タイプと共通の悩み 研究論文OpenAlex台湾

ベナンのオクラ栽培、農家によって何が違う?全国調査で見えた3つの営農タイプと共通の悩み

オクラは西アフリカの食卓に欠かせない野菜のひとつで、食料安全保障の面でも重要な作物とされています。ところがベナンでは、そのオクラの平均収量が同国内でも特に低い部類にとどまっており、実際に農家がどのように栽培を行っているのか、その実態は十分に把握されていませんでした。今回紹介する研究は、ベナン全国の農…

公開日: 2026年08月22日 04:55

ネパール都市部の母親における完全母乳育児の実施率と関連要因を調べた研究 研究論文OpenAlexネパール

ネパール都市部の母親における完全母乳育児の実施率と関連要因を調べた研究

生後間もない赤ちゃんに母乳だけを与える「完全母乳育児」は、子どもの成長や生存、そして母親自身の健康にとっても重要とされる育児習慣です。しかし発展途上国の多くでは、その実施率が十分ではないと指摘されており、乳幼児の病気や死亡のリスクにも関わる課題とされています。今回紹介するのは、ネパールのビラトナガル…

公開日: 2026年08月22日 04:33

食事性鉄欠乏の世界的な負担、中国は改善もインドでは若年層・女性に課題――GBD2021データ分析 研究論文OpenAlex中国

食事性鉄欠乏の世界的な負担、中国は改善もインドでは若年層・女性に課題――GBD2021データ分析

鉄は赤血球のもとになる重要な栄養素で、不足すると貧血をはじめとするさまざまな健康上の問題につながるとされています。とりわけ食事からの鉄摂取が不足することで生じる「食事性鉄欠乏(DID)」は、世界中で見られる微量栄養素欠乏の一つで、その負担は地域によって大きく異なることが知られています。今回紹介する研…

公開日: 2026年08月22日 04:32

収穫後の果物の品質を『色』で見分ける——画像解析研究の最新レビュー 研究論文OpenAlexインド

収穫後の果物の品質を『色』で見分ける——画像解析研究の最新レビュー

スーパーで果物を選ぶとき、多くの人は色つやを見て熟れ具合を判断します。実はこの『見た目の色』を科学的に活用しようという研究分野が、農業や食品流通の現場で注目されています。今回紹介するのは、収穫後の果物の品質評価に使われる『色彩ベースイメージング(画像による色の解析)』技術について、これまでの研究をま…

公開日: 2026年08月22日 04:31

食事・腸内細菌・免疫・脳のつながりは加齢に伴う認知機能とどう関係するのか——最新レビュー論文を紹介 研究論文OpenAlexイギリス

食事・腸内細菌・免疫・脳のつながりは加齢に伴う認知機能とどう関係するのか——最新レビュー論文を紹介

「腸は第二の脳」という言葉を耳にしたことがある方もいるかもしれません。近年の栄養神経科学の分野では、腸内細菌叢(腸内フローラ)が免疫系や脳の働きとどのように結びついているのかが注目されています。今回紹介する論文は、食事・腸内細菌・免疫・脳という4つの要素が加齢に伴う認知機能とどのように関わり得るかに…

公開日: 2026年08月22日 04:30

重度の栄養不良だった小学1年生に給食プログラムを実施したら何が起きたか——フィリピンの学校での実践報告 研究論文OpenAlexフィリピン

重度の栄養不良だった小学1年生に給食プログラムを実施したら何が起きたか——フィリピンの学校での実践報告

子どもの成長にとって、栄養状態と学びの力は切り離せない関係にあると言われています。栄養が不足した状態が続けば、体の発達だけでなく学校での学習にも影響が及ぶのではないか——そうした問題意識のもと、フィリピンのダスマリニャス小学校で行われた学校給食プログラムの実践研究を紹介します。今回取り上げるのは、2…

公開日: 2026年08月22日 04:29

幼少期の砂糖摂取制限と成人期の不安・うつリスク:英国バイオバンクを用いたコホート研究 研究論文OpenAlexインドネシア

幼少期の砂糖摂取制限と成人期の不安・うつリスク:英国バイオバンクを用いたコホート研究

「幼い頃の食生活が、大人になってからの心の健康に影響するかもしれない」——そんな仮説を検証したユニークな研究が報告されました。手がかりとなったのは、かつて英国で実施されていた「砂糖配給制」です。第二次世界大戦後のイギリスでは食料が配給制となっており、砂糖もその対象でした。生まれた時期によって、人生の…

公開日: 2026年08月22日 04:29

アジアの小売食品環境における「選択アーキテクチャ」介入、脆弱な集団への公平性を問う質的研究レビュー 研究論文OpenAlexマレーシア

アジアの小売食品環境における「選択アーキテクチャ」介入、脆弱な集団への公平性を問う質的研究レビュー

スーパーやコンビニの棚の並べ方、レジ前の商品配置、初期設定(デフォルト)となる商品の変更――こうした「選択アーキテクチャ」と呼ばれる手法は、消費者の経済的な自由を制限せずに、より健康的な食品選択を後押しする公衆衛生戦略として近年注目されています。しかし、こうした介入が実際にどのように受け止められてい…

公開日: 2026年08月22日 03:26

カシューナッツ粕は食肉用ウズラの飼料になる? 大豆粕代替の可能性を調べた研究 研究論文OpenAlexコートジボワール

カシューナッツ粕は食肉用ウズラの飼料になる? 大豆粕代替の可能性を調べた研究

ウズラの飼育では、卵や肉を効率よく育てるためにタンパク質が豊富な飼料が欠かせません。これまで主なタンパク源として使われてきたのが大豆粕ですが、大豆の国際価格は変動しやすく、安定した調達が課題となることがあります。そこで注目されているのが、地域で得られる副産物を代わりに使えないかという発想です。今回紹…

公開日: 2026年08月20日 12:26