研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
栄養知識は超加工食品を食べる行動とどう関わるか:サウジアラビアの大学生を対象にした調査
炭酸飲料、インスタント麺、スナック菓子、ナゲットなど、工業的に強く加工された「超加工食品」は手軽で安く、おいしいことから、世界的に食事の中で占める割合が高まっています。先行研究では、超加工食品を多く摂ることと心血管・代謝系の病気などとの関連が報告されており、人々がなぜこうした食品を選ぶのかを理解する…
公開日: 2026年10月12日 06:09
人工甘味料への態度で3つのグループ サウジアラビアの成人を対象とした調査
砂糖の代わりに使われる人工甘味料は、食生活が急速に変化しているサウジアラビアなどの地域で利用が広がっています。一方で、長期的な健康への影響については研究結果が一致しておらず、科学的な議論が続いています。研究チームは、こうした状況で人々が人工甘味料をどう受け止めているのか、その受け止め方には人によって…
公開日: 2026年10月10日 22:16
地中海食は代謝症候群を伴う精神疾患の入院患者の代謝・炎症指標にどう影響するか
精神疾患のある人は、メタボリックシンドロームを併せ持つことが少なくありません。メタボリックシンドロームとは、腹部の肥満、高血圧、高血糖、脂質異常などが重なった状態です。この場合、慢性的な炎症や酸化ストレス、代謝の乱れが加わり、心臓や血管、代謝に関わる病気のリスクが高まるとされています。
公開日: 2026年10月10日 06:21
モロッコの都市在住・高学歴の成人における食行動と栄養管理アプリの利用状況
モロッコの伝統的な食事は、新鮮な果物や野菜、豆類、全粒穀物、オリーブオイルを中心とし、魚や鶏肉、乳製品は適度に、赤身肉は少なめという特徴を持ちます。これは地中海食と呼ばれる食事パターンと多くの点で共通します。しかし著者らは、急速な都市化や経済発展、生活様式の変化に伴って、モロッコでも世界的に見られる…
公開日: 2026年10月03日 07:38
大学生の生活習慣・食習慣と月経前症候群との関連を調べた研究
月経前症候群(PMS)は、月経が始まる前の時期にあらわれるいらだち、疲労感、気分の変動、不安、乳房の張り、腹痛、頭痛などの心身の症状を指し、月経の開始後まもなく治まるのが一般的です。症状の程度には個人差が大きいものの、日常生活や生活の質に影響しうる身近な不調として知られています。著者らによれば、世界…
公開日: 2026年09月23日 06:24
地中海食と健康的な睡眠の組み合わせと肺がん発症リスク——英国の大規模追跡調査からの報告
がんは世界的に大きな健康課題であり、著者らは、世界保健機関の報告として2020年に約1000万人ががんで亡くなり、これは世界の全死亡のおよそ6分の1にあたると紹介しています。なかでも肺がんは最も多く診断され、がんによる死亡の最大の原因とされています。病期や地域によって異なるものの、肺がんの5年生存率…
公開日: 2026年09月13日 20:53
サウジアラビアの食生活データはどこまで実態を映しているのか——複数の公開統計を突き合わせた研究
ある国の人々が何をどれだけ食べているかを知ろうとするとき、私たちは食料の供給量統計、本人への聞き取り調査、血液検査などの生体指標といった、複数の異なる種類のデータに頼ることになります。しかし、これらは本当に同じ実態を映し出しているのでしょうか。サウジアラビアで公開されている栄養関連データを対象に、こ…
公開日: 2026年09月05日 01:47
大学生の『ストレス太り』はなぜ起きる? 感情的な食べ方と食べ過ぎが橋渡し役という報告
試験前になるとつい甘いものに手が伸びたり、逆に食欲が失せたり——ストレスと食べ方の関係は誰しも心当たりがあるテーマです。サウジアラビアのキング・アブドゥルアジズ大学(ジェッダ)の臨床栄養学科の研究者らが、大学生297人を対象に、感じているストレスの強さと肥満の指標(BMIや腹囲)が、実際にどのような…
公開日: 2026年09月02日 00:31
食事の『炎症を起こしやすさ』は体の炎症と関係する?サウジアラビアの成人117人を対象にした調査
「何を食べるか」が体の中の炎症と関係しているかもしれない、という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。近年、食事全体が体に炎症を起こしやすい傾向にあるかどうかを数値化する「食事性炎症指数(Dietary Inflammatory Index、DII)」という指標を使った研究が世界各地で行われて…
公開日: 2026年07月18日 17:36