研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
低脂肪食にすると「食事性AGE」の摂取量はどう変わる? WHI試験の解析から
「終末糖化産物(AGE)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。AGEはタンパク質や脂質が糖と結びつくことでできる物質で、体内でつくられるだけでなく、食品にも含まれています。特に高温で焼いたり揚げたりした食品には多く含まれるとされ、食品から摂取するAGEは「食事性AGE(dAGE)」と呼ばれます。…
公開日: 2026年07月30日 01:32
食事の『炎症を起こしやすさ』は体の炎症と関係する?サウジアラビアの成人117人を対象にした調査
「何を食べるか」が体の中の炎症と関係しているかもしれない、という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。近年、食事全体が体に炎症を起こしやすい傾向にあるかどうかを数値化する「食事性炎症指数(Dietary Inflammatory Index、DII)」という指標を使った研究が世界各地で行われて…
公開日: 2026年07月18日 17:36
代替タンパク質は食の未来を変えるか——環境・栄養・消費者行動から考える持続可能な食システム
世界の人口は増え続けており、すべての人に食料をどう届けるかは現代の食システムにとって大きな課題です。従来の畜産業は、広大な土地や大量の水を必要とし、温室効果ガスの排出量も大きいことから、環境への負荷が指摘されてきました。こうした背景から近年注目されているのが「代替タンパク質」です。エンドウ豆や大豆、…
公開日: 2026年07月17日 00:36
加熱で酸化した食用油の毒性、クルクミンとココナッツオイルの組み合わせで抑えられるか ラット実験で検証
揚げ物や炒め物で油を高温で繰り返し使うと、油が酸化して過酸化物や有害なアルデヒドなど、体に負担をかける可能性のある物質が生じることが知られています。こうした酸化産物は体内の酸化ストレスを高め、肝臓や腎臓などさまざまな臓器に影響を及ぼす一因になるとされています。今回紹介する研究は、加熱で酸化させたヒマ…
公開日: 2026年07月08日 21:30
ミトコンドリアの「効率」に迫る——ユビキノールの補充研究から見えてきたこと
運動中に筋肉がエネルギーをつくる仕組みは、細胞の中にある「ミトコンドリア」と呼ばれる小さな器官が担っています。そのミトコンドリアの働きに関わる成分として、近年注目を集めているのがコエンザイムQ10(CoQ10)です。体内で合成される脂溶性の成分で、エネルギー産生の代謝に関与するとされています。
公開日: 2026年06月10日 03:43