研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

高圧処理でナマコ体壁の成分を取り出しやすくする試み:Stichopus fusiformiossaを対象とした研究 研究論文OpenAlexマレーシア

高圧処理でナマコ体壁の成分を取り出しやすくする試み:Stichopus fusiformiossaを対象とした研究

ナマコの体壁には、コラーゲンや、糖が長くつながったグリコサミノグリカン(GAG)と呼ばれる成分などが豊富に含まれており、機能性食品素材の原料として関心を集めています。研究チームが対象としたStichopus fusiformiossaは東南アジアの海域に広く分布する熱帯性のナマコで、コラーゲン含量の…

公開日: 2026年10月16日 06:45

霊芝菌糸体を乳酸菌で発酵させると何が変わるか——うま味と抗酸化力の変化を追った研究 研究論文OpenAlexマレーシア

霊芝菌糸体を乳酸菌で発酵させると何が変わるか——うま味と抗酸化力の変化を追った研究

霊芝(レイシ、学名 Ganoderma lucidum)は「霊芝(リンジー)」として中国で古くから用いられてきたキノコで、多糖類やトリテルペン類といった成分を含みます。ただし著者らは、このトリテルペン類が強い苦味と渋味のもとになっており、食品としての利用が広がりにくい原因になっていると述べています。

公開日: 2026年09月30日 07:53

トウモロコシの「ひげ・芯・皮」を資源として見直す ― 栄養・機能性・産業利用をまとめた総説 研究論文OpenAlexマレーシア

トウモロコシの「ひげ・芯・皮」を資源として見直す ― 栄養・機能性・産業利用をまとめた総説

トウモロコシは世界165か国で栽培され、生産量も増え続けている主要穀物です。しかし、粒を取り出したあとに残るひげ(コーンシルク)、芯(コーンコブ)、皮(コーンハスク)は、栄養や機能性についての知識が広まっていないために、大量に廃棄されたり、飼料や堆肥として使われるにとどまっているのが現状です。著者ら…

公開日: 2026年09月23日 07:09

アブラヤシの古い幹の繊維を霊芝(マンネンタケ)の栽培培地に使う試み 研究論文OpenAlexマレーシア

アブラヤシの古い幹の繊維を霊芝(マンネンタケ)の栽培培地に使う試み

マレーシアは世界有数のパーム油生産国であり、その裏側で膨大な量の副産物が生じています。著者らによれば、同国のパーム油関連の廃棄物は年間8000万トンを超えるとされます。その一つがアブラヤシの幹(オイルパーム・トランク、OPT)です。アブラヤシは20〜25年ほどで生産のさかりを過ぎるため伐採・植え替え…

公開日: 2026年09月14日 17:16

発酵食品由来の抗菌ペプチド、安定性と効果の『パラドックス』とは―インドネシア伝統発酵食品からの知見を紹介 研究論文DOAJマレーシア

発酵食品由来の抗菌ペプチド、安定性と効果の『パラドックス』とは―インドネシア伝統発酵食品からの知見を紹介

納豆やヨーグルトのような発酵食品には、微生物の働きによってさまざまなペプチド(アミノ酸が連なった小さなタンパク質断片)が生まれることが知られています。その中には、細菌の増殖を抑える働きを持つとされる「抗菌ペプチド」も含まれ、食品の保存性を高めたり、健康分野への応用が期待されたりする天然素材として注目…

公開日: 2026年07月15日 15:34

植物の『防御物質』フラボノイド、健康への応用と課題を整理したレビュー論文 研究論文OpenAlexマレーシア

植物の『防御物質』フラボノイド、健康への応用と課題を整理したレビュー論文

赤ワインやベリー類、柑橘類、緑茶などに含まれる「フラボノイド」という成分名を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。抗酸化作用があるといった話題を目にする機会も増えていますが、そもそもフラボノイドとは植物にとってどんな役割を持つ物質なのでしょうか。今回紹介する論文は、フラボノイドが植物の中でど…

公開日: 2026年07月08日 23:26