研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
樹種の違いと根のまわりの微生物・化学物質の関係を調べた研究:中国・亜熱帯林のマツとフウの比較
植物の根のすぐ近くの土は「根圏(こんけん)」と呼ばれ、細菌や菌類などの微生物が密集しています。これらの微生物は養分の循環や植物の健康に関わり、森林の働きを支える重要な存在です。木の種類や森の構成によって根圏の微生物が変わることは知られていましたが、その違いがどのような化学的な仕組みと結びついているの…
公開日: 2026年10月09日 05:44
食品の環境負荷を比べるための共通ルールづくり
研究チームは、フィンランド市場で販売される食品の環境負荷を、食品の種類を越えて比較できるようにするため、共通の評価指針を開発しました。目指したのは、評価方法をそろえるだけでなく、企業や評価の専門家が利用しやすく、現地の生産条件にも対応できる指針です。
公開日: 2026年10月05日 05:11
北欧の食事ガイドラインにフィンランドの成人はどれだけ沿っているか——全国調査データの再分析
食生活全体の質は、人々の健康を左右する大きな要因の一つとされています。各国・各地域では、科学的根拠にもとづいて「どの食品をどれくらい食べるとよいか」を示す食品ベースの食事ガイドラインが定められており、集団の実際の食べ方をこの目安と照らし合わせることは、リスクの高い集団を見つけ、栄養政策や行動変容の働…
公開日: 2026年09月15日 05:41
テンペ発酵をタルウィと赤キヌアで試すと? アンデス産作物によるテンペ型発酵の菌増殖・食感・代謝物を調べた研究
テンペは、大豆をRhizopus属のカビで発酵させて作る伝統的な発酵食品です。近年、大豆以外の原料でテンペを作る試みが注目されており、その候補として南米アンデス地方由来の作物であるタルウィ(Lupinus mutabilis、品種名「Cholo Fuerte」)と赤キヌア(Chenopodium q…
公開日: 2026年08月27日 14:29
食用クラゲへの心理的ハードル、欧州3か国調査でわかったこと
近年、持続可能な海洋資源として「クラゲ」を食品に活用する試みが世界各地で提案されています。しかし、クラゲを日常的に食べる文化を持たない欧米圏の消費者が、実際にクラゲ料理をどう受け止めるのかについては、これまであまり詳しく調べられてきませんでした。今回紹介する研究は、フィンランド・アイルランド・オラン…
公開日: 2026年07月29日 01:37
鶏肉は「中間の選択肢」?赤肉・植物性食品との比較から見えてきたこと
健康的な食事を考えるとき、「何を減らすか」だけでなく「何に置き換えるか」が重要だという考え方が近年注目されています。ある食品を同じカロリー分だけ別の食品に置き換えたときに、病気のリスクがどう変わるかを調べる「代替分析」という手法です。赤肉や加工肉は多くの研究でリスクとの関連が指摘されてきましたが、世…
公開日: 2026年07月26日 03:38