研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

ヤーコン抽出物を加えた緑茶コンブチャ、糖分とフラボノイドはどう変わる? 研究論文DOAJインドネシア

ヤーコン抽出物を加えた緑茶コンブチャ、糖分とフラボノイドはどう変わる?

コンブチャは、お茶と砂糖に微生物の共生培養体(SCOBY)を加えて発酵させる飲み物として知られています。近年は健康志向の高まりとともに世界各地で親しまれていますが、原料や配合を工夫することで風味や成分にどのような変化が生まれるのか、研究の余地が残されている分野でもあります。今回紹介するのは、南米原産…

公開日: 2026年07月16日 01:30

発酵食品由来の抗菌ペプチド、安定性と効果の『パラドックス』とは―インドネシア伝統発酵食品からの知見を紹介 研究論文DOAJインドネシア

発酵食品由来の抗菌ペプチド、安定性と効果の『パラドックス』とは―インドネシア伝統発酵食品からの知見を紹介

納豆やヨーグルトのような発酵食品には、微生物の働きによってさまざまなペプチド(アミノ酸が連なった小さなタンパク質断片)が生まれることが知られています。その中には、細菌の増殖を抑える働きを持つとされる「抗菌ペプチド」も含まれ、食品の保存性を高めたり、健康分野への応用が期待されたりする天然素材として注目…

公開日: 2026年07月15日 15:34

海産物の食品事故はなぜ起きる? 456件の分析からみえたリスクの構造 研究論文DOAJ中国

海産物の食品事故はなぜ起きる? 456件の分析からみえたリスクの構造

お寿司や干物、魚介の加工品など、海産食品は私たちの食卓に欠かせない存在です。しかしその一方で、海の生態系は不確実性が高く、水揚げから加工、流通、販売に至るまでのサプライチェーンも複雑なため、食品安全に関する事故が世界的な課題となっています。今回紹介する研究は、海産食品の安全事故がどのような要因の組み…

公開日: 2026年07月15日 15:30

難消化性デンプンは腸の防御力にどう関わる? 腸内細菌代謝産物とPI3K-AKT経路をめぐるレビュー研究 研究論文DOAJ中国

難消化性デンプンは腸の防御力にどう関わる? 腸内細菌代謝産物とPI3K-AKT経路をめぐるレビュー研究

お腹の調子を整える食品としてよく話題になる「難消化性デンプン(レジスタントスターチ)」。小腸で消化されずに大腸まで届き、腸内細菌のエサになることで知られていますが、その働きが体の中でどのような仕組みにつながっているのかは、まだ研究が進んでいる段階です。今回紹介する論文は、難消化性デンプンが腸のバリア…

公開日: 2026年07月15日 14:35

キクラゲとハナビラタケの発酵菌糸体、ラットの変形性関節症モデルで軟骨保護作用が報告される 研究論文DOAJ韓国

キクラゲとハナビラタケの発酵菌糸体、ラットの変形性関節症モデルで軟骨保護作用が報告される

変形性関節症(OA)は、膝や股関節などの軟骨がすり減り、痛みや動きにくさを引き起こす代表的な関節疾患です。加齢とともに発症しやすくなることで知られ、軟骨の変性だけでなく、骨の変化や関節内の慢性的な炎症が絡み合って進行すると考えられています。こうした背景から、食品由来の素材が関節の状態にどのような影響…

公開日: 2026年07月15日 14:34

芽胞形成プロバイオティクスと乳酸菌の共発酵——発酵食品の機能性と安全性をめぐる新たな視点 研究論文DOAJルーマニア

芽胞形成プロバイオティクスと乳酸菌の共発酵——発酵食品の機能性と安全性をめぐる新たな視点

プロバイオティクスといえば、ヨーグルトや発酵食品でおなじみの乳酸菌を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし近年、Bacillus属という胞子(芽胞)を作る細菌の仲間が、プロバイオティクスの新しい候補として注目されているといいます。今回紹介する論文は、この芽胞形成プロバイオティクスと乳酸菌を…

公開日: 2026年07月15日 14:33

コチュジャンが大腸がんモデルマウスで腫瘍抑制に関与か——腸内細菌の多様性回復に頼らない仕組みを報告する研究 研究論文DOAJ韓国

コチュジャンが大腸がんモデルマウスで腫瘍抑制に関与か——腸内細菌の多様性回復に頼らない仕組みを報告する研究

キムチや味噌のような発酵食品と腸の健康との関係は、これまでも多くの研究者の関心を集めてきました。腸内細菌が作り出す「短鎖脂肪酸(SCFA)」は、大腸の壁を健やかに保ったり、炎症を抑えたりするうえで重要な役割を果たすとされています。そして大腸がんでは、こうしたSCFAの働きやそれを感知する受容体(GP…

公開日: 2026年07月15日 14:32

食物繊維は『やせ薬』の効果を後押しできるか——GLP-1と満腹感をめぐるスコーピングレビュー 研究論文DOAJオランダ

食物繊維は『やせ薬』の効果を後押しできるか——GLP-1と満腹感をめぐるスコーピングレビュー

「オゼンピック」「ウゴービ」といったGLP-1受容体作動薬は、食欲を抑える薬として世界的に注目を集めています。これらの薬は、本来体内で分泌される消化管ホルモン「GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)」の働きを模倣したものです。では、薬に頼らずとも、食事の工夫だけで自分自身のGLP-1分泌を高め、満腹…

公開日: 2026年07月15日 14:28

ゴムの木の種子が食品原料に? パンとクッキーへの応用を調べた研究 研究論文DOAJブラジル

ゴムの木の種子が食品原料に? パンとクッキーへの応用を調べた研究

天然ゴムの原料として知られるパラゴムノキ(Hevea brasiliensis)。その樹液からゴムを採取する産業は世界各地にありますが、実はこの木は種子も作ります。これまで食用としてはほとんど注目されてこなかったこの種子を粉にして、食品への活用可能性を探った研究が発表されました。今回は、この論文の内…

公開日: 2026年07月14日 17:29

発酵大豆+コラーゲンのタンパク質、筋萎縮への影響を調べた研究とは 研究論文DOAJ韓国

発酵大豆+コラーゲンのタンパク質、筋萎縮への影響を調べた研究とは

加齢とともに筋肉量や筋力が落ちていく「サルコペニア」は、高齢者の生活の質に大きく関わる問題として知られています。ところが、これに対する効果的な薬はまだ確立されておらず、社会や医療の現場にとって負担の大きい課題となっています。そうした中で注目されてきたのが、日々の食事から摂る「タンパク質補給」です。特…

公開日: 2026年07月14日 16:29

非熱処理技術でプロバイオティクスの生存性は高められるか——食品中での安定性を検証したレビュー研究 研究論文DOAJトルコ

非熱処理技術でプロバイオティクスの生存性は高められるか——食品中での安定性を検証したレビュー研究

ヨーグルトや発酵飲料などに含まれる「プロバイオティクス」(腸内環境などに関わるとされる生きた微生物)は、製造・保存の過程で数が減ってしまうことが課題とされています。加熱処理は殺菌や品質保持に役立つ一方で、生きた菌自体にはダメージを与えやすいこともあり、近年は加熱を伴わない「非熱処理技術」を使って菌の…

公開日: 2026年07月14日 15:30

牛乳はどれくらい飲むべき?欧米とアジアで異なるエビデンスを考える 研究論文DOAJ

牛乳はどれくらい飲むべき?欧米とアジアで異なるエビデンスを考える

「1日にどれくらい牛乳・乳製品を飲めばよいのか」という問いに、実は明確な世界共通の答えはありません。例えば米国の食事ガイドラインは1日3カップ相当の乳製品摂取を推奨していますが、別の栄養情報源(ニュートリション・ソース)は1〜2食分程度にとどめることを勧めています。同じ「健康のため」という目的であり…

公開日: 2026年07月14日 15:28