研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
中学生の食べ方の意識と甘い飲み物の摂取は栄養状態とどう関わるか——インドネシア・タンゲランの調査
インドネシアでは、思春期の子どもたちの過体重や肥満が増え続けていると報告されています。研究チームは、その背景のひとつに砂糖入り飲料(加糖飲料)の多量摂取があると指摘しています。2023年のインドネシア保健調査では、思春期の16.2%が過体重または肥満に該当したとされています。
公開日: 2026年09月25日 19:21
超加工食品の摂取と肥満・代謝性疾患リスクの関連をめぐる文献レビュー
近年、世界各地で「超加工食品(UPF)」の消費が大きく増えています。超加工食品とは、工業的な加工を重ねてつくられた食品を指し、研究チームはその特徴として、食物繊維や微量栄養素が少ない一方で、添加された糖分、飽和脂肪、ナトリウム(塩分)、食品添加物が多い点を挙げています。著者らは、こうした食生活の変化…
公開日: 2026年09月25日 18:40
卸売価格と販促は購買決定にどう影響するか――インドネシア・チカンデの小売店を対象にした調査
この研究は、インドネシア・チカンデにある小売店「トコ・マジュ・ブルサマ」で販売されているバンガウ印シロップについて、卸売価格と販促活動が消費者の購買決定にどのような影響を与えるかを分析することを目的としています。
公開日: 2026年09月25日 18:29
大学生の朝食習慣を調べる——アラブ首長国連邦での横断研究
アラブ首長国連邦(UAE)の大学生を対象に、朝食をどのように食べているかを調べた研究が報告されました。著者らによれば、大学生は学業の忙しさや生活習慣から朝食を抜きがちであることが各国で指摘されてきた一方、UAEの大学生に関する情報は限られており、その地域に即したデータが必要だと考えられていました。
公開日: 2026年09月25日 17:53
文化を生かしたブランディングは民族料理の購買意欲を高めるか——インドネシア・ラブハンバトゥ県のZ世代を対象にした調査
インドネシア北スマトラ州のラブハンバトゥ県には、その土地の民族文化に根ざした料理(エスニック料理)を扱う小規模事業者が多く存在します。この研究の著者らは、そうした料理に「文化を土台にしたブランディング」を施すことが、消費者の購買意欲(買いたいという気持ち)にどのような影響を与えるのかを明らかにしよう…
公開日: 2026年09月25日 17:35
超加工食品の摂取を減らすと何が起きるか——アルゼンチンを対象にした試算研究
超加工食品(UPF)とは、工業的な加工を重ねてつくられた食品を指す分類です。その摂取を減らすことは、人々の健康を改善する方策として広く提案されてきました。しかし研究チームは、健康面だけでなく環境面でも同時に利点が得られるかどうかは、減らしたUPFの代わりに何を食べるかによって左右されると指摘していま…
公開日: 2026年09月25日 17:32
ワヤナード地方の先住民伝統料理の栄養分析と栄養強化――官能評価による検討
インドのケーララ州ワヤナード地方に暮らす先住民のコミュニティでは、その土地で手に入る食材と文化的な慣習に深く結びついた伝統料理が、食生活の中心を占めてきました。研究チームは、こうした料理が実際にどのような栄養を含んでいるのかを明らかにしようと考えました。
公開日: 2026年09月25日 17:24
「いつ食べるか」を数値で捉える——イタリア成人の食事パターンを三元成分分析で読み解いた研究
地中海式の食文化が根づくイタリアでは、朝・昼・夕といった食事の時間構造が文化的に定着しています。著者らは、この時間構造が現代的な生活様式の圧力にさらされつつあるとしたうえで、食事データを「いつ・何を・誰が」という三つの側面から同時に分析することを目指しました。
公開日: 2026年09月25日 15:50
栄養表示「Nutri-Score」をエネルギー密度に合わせて調整できるか——ノルウェーの食品データで検証した試み
食品の栄養価を成分から点数化し、簡潔な表示にまとめる仕組みを栄養プロファイリングと呼びます。欧州のいくつかの国で包装前面の表示として使われているNutri-Scoreは、その一例です。Nutri-Scoreには飲料用、一般食品用、油脂やナッツ・種実など高脂肪食品用の3つのアルゴリズムがあり、エネルギ…
公開日: 2026年09月25日 09:22
思春期の食事パターンと認知成績をつなぐ脳の構造的経路——ABCD研究データの横断分析
思春期は脳がまだ大きく変化し続ける時期で、記憶や思考を支える神経回路が環境の影響を受けやすいと考えられています。著者らは、この時期の食事のとり方が認知成績とどう関連し、その関連に脳の構造的な特徴がどう関わるのかを調べることを目的としました。
公開日: 2026年09月25日 08:16
食事の多様性と肥満は結びつくのか――成人を対象とした系統的レビューとメタ解析
食事の多様性スコア(Dietary Diversity Score、以下DDS)は、一定期間にどれだけ多くの食品グループを食べたかを数値にした指標です。手軽で費用もかからないため、集団を対象とした調査で食事の質を測る目安として広く使われており、スコアが高いほど微量栄養素が足りている食事だと考えられて…
公開日: 2026年09月25日 07:49
地中海食とDASH食、心不全の発症リスクとの関連を英国の大規模データで比較した研究
心不全は、心臓が全身に十分な血液を送り出せなくなる状態で、著者らは世界で5600万人が影響を受け、英国だけでも100万人を超える人に見られると述べています。治療の第一選択は薬物療法ですが、病気の早い段階で生活習慣などの「変えられる要因」に働きかける手段として、食事への関心が高まっていると論文は説明し…
公開日: 2026年09月25日 07:10