研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

超低カロリー食でも「タンパク質多め」なら筋肉は守れる? 7日間の比較試験 研究論文OpenAlex

超低カロリー食でも「タンパク質多め」なら筋肉は守れる? 7日間の比較試験

短期間で体重を落としたいとき、真っ先に食事量を大きく減らす方法を思い浮かべる人は多いはずです。しかし極端にカロリーを制限すると、体脂肪だけでなく筋肉などの「除脂肪軟部組織(LST)」まで一緒に失われてしまうことが知られています。では、その食事の中身、特にタンパク質の量を工夫すれば、この筋肉の減少を防…

公開日: 2026年08月19日 01:38

ミルクタンパク質でコーティングした中鎖脂肪酸トリグリセリド、ケトン体産生への影響を検証 研究論文OpenAlex

ミルクタンパク質でコーティングした中鎖脂肪酸トリグリセリド、ケトン体産生への影響を検証

中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCT)は、肝臓で分解されてケトン体という物質を生み出しやすい油として知られており、認知機能や身体機能の改善に役立つ可能性が報告されています。今回紹介する研究では、このMCTの微粒子をミルクタンパク質でコーティングすることで、腸での吸収が変わり、ケトン体産生への効果も変化す…

公開日: 2026年08月12日 19:28

青年期・若年成人の『食事とストレス』、その関連を量で見る ― 日本の地域調査から 研究論文OpenAlex

青年期・若年成人の『食事とストレス』、その関連を量で見る ― 日本の地域調査から

「野菜をよく食べる人はストレスに強い」「パンや麺類ばかりだと疲れやすい」――そんな話を耳にしたことがある人は多いかもしれません。しかし、こうした食習慣とこころ・からだの状態との関係は、実際にはどの程度、どのような形で結びついているのでしょうか。食事と気分の関係を調べる研究分野では、食事がメンタルヘル…

公開日: 2026年08月11日 23:26

「中食」を使う男性は調理もする?日本の働く男性を対象にした食生活調査 研究論文OpenAlex

「中食」を使う男性は調理もする?日本の働く男性を対象にした食生活調査

コンビニ弁当やレトルト食品、スーパーの惣菜など、いわゆる「中食(なかしょく)」は、忙しい現代人の食生活にすっかり定着しました。こうした中食は「自炊をしない人が頼るもの」というイメージを持たれがちですが、実際のところ、中食をよく利用する人は自炊をしないのでしょうか。それとも、両方を組み合わせて食事をし…

公開日: 2026年08月04日 23:35

冷え性と血管の健康、α-リノレン酸の摂取で何が変わる? 健康な日本人成人を対象にした研究 研究論文OpenAlex

冷え性と血管の健康、α-リノレン酸の摂取で何が変わる? 健康な日本人成人を対象にした研究

冬場に手足の冷えを感じやすい「冷え性」は、多くの人にとって身近な悩みです。冷えには血管の反応、つまり寒さにさらされたときに皮膚の血流がどう変化するかが関わっていると考えられています。また、血管の内側を覆う「血管内皮」の働き(血管内皮機能)は、全身の血管の健康状態を示す指標として知られています。今回紹…

公開日: 2026年08月02日 01:30

食品添加物のアルデヒド成分、細胞実験でレプチンの働きを弱める可能性 新研究 研究論文OpenAlex

食品添加物のアルデヒド成分、細胞実験でレプチンの働きを弱める可能性 新研究

肥満は世界的な健康課題として知られていますが、その背景には食欲や代謝を調整するホルモン「レプチン」の働きが関わっていることをご存じでしょうか。レプチンは脂肪細胞から分泌され、脳に「満腹」の信号を伝える役割を担っていますが、このシグナルがうまく伝わらなくなる「レプチン抵抗性」が、肥満の一因として注目さ…

公開日: 2026年07月26日 03:39

早食い・遅食みと長期的な体重の推移――56万人データが示す双方向の関連とは 研究論文OpenAlex

早食い・遅食みと長期的な体重の推移――56万人データが示す双方向の関連とは

「早食いは太りやすい」という話を耳にしたことがある人は多いかもしれません。しかし、体重は10代・20代から現在に至るまで人によって大きく変動するものであり、これまでの研究の多くは、ある一時点でのBMI(体格指数)だけをもとに食べる速さとの関連を調べてきました。また、注目されるのは「肥満」との関連が中…

公開日: 2026年07月26日 02:27

食事や睡眠の『タイミング』は月経の不調と関係する? 日本人女性を対象にした横断研究 研究論文DOAJ

食事や睡眠の『タイミング』は月経の不調と関係する? 日本人女性を対象にした横断研究

月経前症候群(PMS)や月経困難症(いわゆる月経痛)は、多くの女性が経験する身近な悩みです。これまで食事の『内容』や睡眠の『質』と月経に関する不調との関係が注目されてきましたが、食事や睡眠を『いつ摂るか・いつ行うか』というタイミングの視点からの研究はまだ十分ではありませんでした。月経周期の後半(黄体…

公開日: 2026年07月24日 23:27

α-ラクトアルブミンの長期摂取は月経関連症状やQOLに影響するか:無作為化プラセボ対照試験の結果 研究論文DOAJ

α-ラクトアルブミンの長期摂取は月経関連症状やQOLに影響するか:無作為化プラセボ対照試験の結果

月経前や月経中に、体のだるさや気分の落ち込み、イライラなどを感じる女性は少なくありません。こうした症状は日常生活や仕事のパフォーマンス、いわゆる生活の質(QOL)にも影響しうることから、食事や栄養面からのケアの可能性に関心が寄せられています。今回紹介する研究では、乳タンパク質の一種である「α-ラクト…

公開日: 2026年07月24日 14:30

牛乳はどれくらい飲むべき?欧米とアジアで異なるエビデンスを考える 研究論文DOAJ

牛乳はどれくらい飲むべき?欧米とアジアで異なるエビデンスを考える

「1日にどれくらい牛乳・乳製品を飲めばよいのか」という問いに、実は明確な世界共通の答えはありません。例えば米国の食事ガイドラインは1日3カップ相当の乳製品摂取を推奨していますが、別の栄養情報源(ニュートリション・ソース)は1〜2食分程度にとどめることを勧めています。同じ「健康のため」という目的であり…

公開日: 2026年07月14日 15:28

「一汁三菜」は健康的? 料理数の多い食事と心血管リスクの関連を調べた研究 研究論文DOAJ

「一汁三菜」は健康的? 料理数の多い食事と心血管リスクの関連を調べた研究

「一汁三菜(いちじゅうさんさい)」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。ご飯、汁物、そしておかず三品を基本とする、和食の伝統的な献立の形です。和食は心血管疾患による死亡率の低さを通じて、日本人の長寿に寄与している可能性がある食事として注目されてきました。その特徴のひとつが、一回の…

公開日: 2026年07月12日 20:30

短腸症候群の危機を回避? クローン病患者の腸瘻に対する栄養補助食品の使用例 研究論文OpenAlex

短腸症候群の危機を回避? クローン病患者の腸瘻に対する栄養補助食品の使用例

手術を繰り返して小腸が短くなった患者さんにとって、追加の手術は大きなリスクを伴います。もしこれ以上腸を切除すれば、栄養の消化・吸収がうまくできなくなる「短腸症候群」につながりかねないからです。今回紹介する症例報告は、そうした状況に置かれた患者に対して、特定の栄養素を含む経口栄養補助食品を用いた保存的…

公開日: 2026年07月12日 04:36