研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
骨の弱さで受診した患者の食事からのカルシウム摂取量:乳がんの補助内分泌療法を受ける女性に注目した調査
カルシウムは骨の健康を保つうえで欠かせない栄養素ですが、世界の多くの国で摂取量が不足していると報告されています。一方、これまでの研究では、病気や薬の影響で骨がもろくなる「続発性骨粗鬆症」の人や、がんの既往がある人が対象から外されることが多くありました。そのため、骨折リスクが高いこうした人たちがどれだ…
公開日: 2026年10月14日 07:39
地中海食は運動への体の適応にどう関わるのか――抗酸化だけでは説明できない仕組みを整理した総説
運動をすると、筋肉の中では活性酸素や活性窒素と呼ばれる反応性の高い分子(まとめてRONS)が一時的に増えます。かつては細胞を傷つける「悪者」とみなされがちでしたが、近年は、適度で一時的なRONSの増加が、ミトコンドリア(細胞のエネルギー工場)を増やしたり、体にもともと備わった抗酸化の守りを強めたりす…
公開日: 2026年10月08日 00:21
高強度運動後の回復を支える栄養戦略——糖質・タンパク質から機能性食品まで
HIIT(高強度インターバルトレーニング)やスプリント、筋力トレーニング、エキセントリック運動(筋肉が伸ばされながら力を出す動作)、球技のような断続的な高強度運動は、持久力やパワーを高める有効な手段です。一方で、同じ生理的ストレスが疲労やグリコーゲン(筋肉に蓄えられた糖)の枯渇、運動による筋損傷、遅…
公開日: 2026年10月02日 05:15
食品のたんぱく質量をより正確に計算するために:窒素-たんぱく質換算係数のデータベース「NiCE」
食品にどれだけたんぱく質が含まれているかを正確に求めるには、たんぱく質を構成するアミノ酸の量を足し合わせるか、食品に含まれる窒素の総量に適切な換算係数をかける方法があります。この換算係数は「窒素-たんぱく質換算係数(NCF)」と呼ばれ、窒素の量からたんぱく質の量を見積もるための倍率にあたります。
公開日: 2026年09月26日 06:00
脳卒中後リハビリ患者の栄養状態を体組成計で評価する新指標「Nutrigram®」に関する研究
脳卒中を発症した後、多くの患者は数か月にわたるリハビリテーション入院が必要になることがあります。こうした長期の療養生活では、体力や回復力を支える『栄養状態』の管理が重要な課題となります。とはいえ、栄養状態を正確に把握するには、問診や採血など手間のかかる評価が必要になることも多く、より簡便で客観的な方…
公開日: 2026年07月17日 00:32
がん治療中の栄養サポート、何がわかっている? 15研究をまとめたスコーピングレビュー
がん治療を受けている患者さんにとって、「食べられない」「体重が減っていく」といった悩みは珍しくありません。栄養不良や、治療にともなう体の異化亢進(筋肉や脂肪が分解されやすくなる状態)は、治療の効果や経過に影響しうることが知られています。では、栄養面からのサポートは実際にどのような形で行われ、どんな効…
公開日: 2026年07月12日 04:31