研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

地中海食の個々の食品、SNS利用、不安・抑うつ症状の関連を探った小規模オンライン調査 研究論文OpenAlexスペイン

地中海食の個々の食品、SNS利用、不安・抑うつ症状の関連を探った小規模オンライン調査

不安や抑うつの症状は多くの人にみられ、食事はそれらに関わりうる生活要因の一つとして研究されてきました。オリーブオイルや野菜、魚などを中心とする地中海食については、よく守っている人ほど抑うつや不安が少ないとする報告がある一方、関連が弱い、あるいははっきりしないとする報告もあり、結果は一致していません。

公開日: 2026年10月15日 21:39

甘いものへの「依存的な食べ方」を6項目で測る簡易尺度の開発と、英語・スペイン語・ハンガリー語での検証 研究論文OpenAlexスペイン

甘いものへの「依存的な食べ方」を6項目で測る簡易尺度の開発と、英語・スペイン語・ハンガリー語での検証

砂糖や甘味を加えた加工食品の摂り過ぎは、肥満や2型糖尿病、心血管疾患などとの関連が指摘されてきた公衆衛生上の課題です。甘いものをやめられない、強く欲しくなるといった、依存に似た食べ方を訴える人も少なくありません。著者らは、体重管理や栄養指導、糖尿病、摂食障害の診療の場で、患者が「食べ物全般」ではなく…

公開日: 2026年10月14日 04:59

低温大気圧プラズマ処理がペキー種子タンパク質の構造に与える変化 研究論文OpenAlexスペイン

低温大気圧プラズマ処理がペキー種子タンパク質の構造に与える変化

ペキーはブラジルのセラード(熱帯サバンナ)に自生する果実です。その種子の仁(ペキーアーモンド)は加工の過程で副産物として生じ、主に油の採取に使われています。油を搾った後の残りかすには、乾燥重量あたり約27%のタンパク質が含まれています。一方、これまでの研究では、このタンパク質は分子構造がしっかりまと…

公開日: 2026年10月13日 06:39

マドリードの子どもにおける家庭の食料不安と食事・体重の関係 研究論文OpenAlexスペイン

マドリードの子どもにおける家庭の食料不安と食事・体重の関係

「食料不安」とは、栄養的に十分で安全な食べ物を、社会的に受け入れられる方法で安定して手に入れることが難しい状態を指します。高所得国でも重要な社会・公衆衛生上の課題とされていますが、これまでの研究の多くは北米で行われ、ヨーロッパでの知見は限られていました。家庭の食料不安と子どもの過体重・肥満の関係につ…

公開日: 2026年10月13日 05:17

地中海食をよく守る男性と守らない男性で、精子のDNAメチル化に違いはあるか 研究論文OpenAlexスペイン

地中海食をよく守る男性と守らない男性で、精子のDNAメチル化に違いはあるか

食事は精子の質だけでなく、生まれてくる子どもの健康にも関わると考えられています。著者らによれば、その仕組みには精子の「エピゲノム」が関係している可能性があります。エピゲノムとは、DNAの配列そのものは変えずに遺伝子の働き方を調節する目印の総称です。代表的なものに、DNAの特定の位置に小さな化学的な目…

公開日: 2026年10月12日 11:21

マヨルカ島の15歳を対象に、栄養素の摂取量と歯ぐきの健康状態の関係を調べた研究 研究論文OpenAlexスペイン

マヨルカ島の15歳を対象に、栄養素の摂取量と歯ぐきの健康状態の関係を調べた研究

思春期は体が急速に成長し、必要な栄養が増える時期です。一方で、この時期には食事の質が下がりやすく、精製された炭水化物、甘い飲み物、超加工食品が多く、栄養の密度が低い食事になりがちだと指摘されています。著者らは、こうした食事が歯ぐきの炎症に関わる可能性に注目しました。

公開日: 2026年10月12日 10:34

生後1週間の脂質摂取量と、学齢期の言語理解力・脳の部位の大きさとの関連を調べた研究 研究論文OpenAlexスペイン

生後1週間の脂質摂取量と、学齢期の言語理解力・脳の部位の大きさとの関連を調べた研究

出生体重が1500グラム未満の「極低出生体重」で早産により生まれた赤ちゃんでは、生まれて間もない時期の栄養が脳の発達に影響する可能性が指摘されてきました。一方で、その栄養が長い年月を経て、特定の認知能力とどう関係するのかははっきりしていませんでした。

公開日: 2026年10月12日 06:46

地中海食の実践度と子宮内膜症の症状との関連を調べた横断研究 研究論文OpenAlexスペイン

地中海食の実践度と子宮内膜症の症状との関連を調べた横断研究

子宮内膜症は、慢性的な炎症を伴う病気で、生活の質を大きく損なうことがあります。野菜や果物、豆類、オリーブオイルなどを中心とする地中海食は、体内の炎症に影響する可能性が指摘されています。しかし、この食事パターンと子宮内膜症の症状の重さとの関係については、これまで知見が限られていました。

公開日: 2026年10月12日 05:07

若年成人の食事パターンと体脂肪の関係:英国の大学生111人を対象にした横断研究 研究論文OpenAlexスペイン

若年成人の食事パターンと体脂肪の関係:英国の大学生111人を対象にした横断研究

大学に入学する頃の若者は、食品の購入や食事の準備を自分で決めるようになり、住まいや人間関係、学業、経済状況も大きく変わります。著者らは、この「成人形成期」に身についた食習慣が、のちの体重や体脂肪にかかわる可能性に注目しています。

公開日: 2026年10月11日 21:49

調理した食品に含まれるマンガン・コバルト・ニッケルは消化の過程でどれだけ溶け出すか――試験管内の消化・大腸発酵モデルによる評価 研究論文OpenAlexスペイン

調理した食品に含まれるマンガン・コバルト・ニッケルは消化の過程でどれだけ溶け出すか――試験管内の消化・大腸発酵モデルによる評価

マンガン、コバルト、ニッケルは、食品にごく微量含まれる金属元素です。マンガンは多くの酵素の働きを助ける必須の微量元素で、コバルトはビタミンB12の構成要素として知られています。一方で、とり過ぎると健康への悪影響が指摘されています。ニッケルは一般に必須とはみなされておらず、アレルギー性の皮膚炎などとの…

公開日: 2026年10月11日 21:45

代替飼料で育てたヨーロッパヘダイの食感・色・香り・味わいを比べた研究 研究論文OpenAlexスペイン

代替飼料で育てたヨーロッパヘダイの食感・色・香り・味わいを比べた研究

地中海の養殖では、ヨーロッパヘダイ(学名 Sparus aurata、英名 gilthead sea bream)が経済的に重要な魚種です。従来の養殖用飼料は、天然魚から作る魚粉と魚油に大きく依存してきました。しかし、これらの海洋資源には限りがあります。そのため、配合量を減らす取り組みが続いています…

公開日: 2026年10月11日 21:37

ビタミンB1・B2・B3・B6の食事からの摂取量と胃がんの関係:国際共同データを統合した解析 研究論文OpenAlexスペイン

ビタミンB1・B2・B3・B6の食事からの摂取量と胃がんの関係:国際共同データを統合した解析

胃がんは今も世界的に大きな健康課題です。ピロリ菌感染のほか、塩蔵食品、赤肉や加工肉、飲酒などの食習慣が危険因子として知られていますが、ビタミンなどの微量栄養素がどう関わるかについては、これまでの研究結果が一致していませんでした。

公開日: 2026年10月11日 08:40