研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

食物繊維・脂肪の摂取量とがん既往歴の関係は? 米国成人データを使った研究紹介 研究論文DOAJ中国

食物繊維・脂肪の摂取量とがん既往歴の関係は? 米国成人データを使った研究紹介

「食物繊維をたくさん摂ると健康に良い」「脂肪の摂りすぎはがんのリスクを高める」——こうした話は健康情報としてよく耳にします。しかし、実際に大規模な集団データでこうした関連を調べると、結果はしばしば小さく、また解析の方法によって結論が揺らぐことも少なくありません。今回紹介する研究は、米国の代表的な健康…

公開日: 2026年08月22日 14:29

サマリー型か栄養素別か? 前面パッケージ表示のデザインが食品選びの『考え方』を左右する可能性 研究論文DOAJ中国

サマリー型か栄養素別か? 前面パッケージ表示のデザインが食品選びの『考え方』を左右する可能性

スーパーの棚に並ぶ加工食品のパッケージには、健康度を一目で伝えるためのマークやラベルが付いていることがあります。こうした「栄養成分の前面表示(Front-of-Package Labeling、FoPL)」は、健康的な食選択を後押しする公衆衛生の取り組みとして各国で導入が進んでいます。しかし、星の数…

公開日: 2026年08月14日 13:28

加工食品中心の食事と炎症マーカー、そして閉経の時期に関連はあるか——HRSコホートからの報告 研究論文DOAJ中国

加工食品中心の食事と炎症マーカー、そして閉経の時期に関連はあるか——HRSコホートからの報告

閉経を迎えた女性の体では、女性ホルモンの減少とともに体内の慢性炎症がゆるやかに高まりやすくなると言われています。この慢性炎症は、加齢に伴うさまざまな健康課題との関わりが指摘されてきたテーマですが、では日々の食事のパターンは炎症マーカーとどう関係しているのでしょうか。また、閉経を迎える時期の早さ・遅さ…

公開日: 2026年08月12日 14:29

神経集中治療で鎮静中の患者はなぜ経腸栄養を受け付けにくいのか 消化管トラブルの仕組みと対策を整理した総説 研究論文DOAJ中国

神経集中治療で鎮静中の患者はなぜ経腸栄養を受け付けにくいのか 消化管トラブルの仕組みと対策を整理した総説

脳卒中や頭部外傷などで神経集中治療室(NICU)に入る患者では、頭蓋内圧を落ち着かせ脳への負担を減らすために、深い鎮静や強い鎮痛が欠かせません。一方で、意識のない重症患者の回復を支えるには、口からではなく管を通して胃腸に栄養を届ける「経腸栄養」が重要な役割を果たします。ところが、この二つはしばしば衝…

公開日: 2026年08月03日 08:26

炭水化物は『量』より『質』が睡眠の質と関係?中国の中高年対象研究から 研究論文DOAJ中国

炭水化物は『量』より『質』が睡眠の質と関係?中国の中高年対象研究から

「よく眠れない」という悩みは、現代社会が抱える大きな健康課題のひとつです。睡眠の質を左右する要因として、近年は食事との関係に注目が集まっています。特に主食として日常的に摂取する炭水化物は、量だけでなく、その『質』にも大きな幅があります。全粒穀物と精製された穀物、食物繊維の多い食品と少ない食品では、体…

公開日: 2026年08月02日 21:37

魚介類をよく食べる人は糖尿病リスクが低い?中国の大規模コホート研究から 研究論文DOAJ中国

魚介類をよく食べる人は糖尿病リスクが低い?中国の大規模コホート研究から

魚や貝、エビなどの魚介類は、健康的な食生活の一部としてよく話題にのぼる食品です。今回紹介するのは、中国の中高年を対象に、魚介類の摂取量と将来の糖尿病発症との関係を長期間にわたって調べた研究です。魚介類の摂取が生活習慣病リスクとどう関連するのかは、これまで十分に明らかになっていなかった領域であり、大規…

公開日: 2026年08月02日 21:29

減塩しても物足りなくない味に?調理済み料理の塩味を保つ研究戦略とは 研究論文DOAJ中国

減塩しても物足りなくない味に?調理済み料理の塩味を保つ研究戦略とは

スーパーやコンビニで手軽に買える調理済み料理は便利な一方、塩分の多さが気になるという方も多いのではないでしょうか。長期的に塩分(ナトリウム)を摂りすぎる食生活は、様々な病気につながる可能性があるとされ、食品業界では減塩の工夫が求められています。しかし、単純に塩を減らすと「物足りない」味になってしまう…

公開日: 2026年07月23日 00:33

共食と孤食、高齢者の食事量や気分にどう関わる?21件の研究をまとめたレビュー 研究論文DOAJ中国

共食と孤食、高齢者の食事量や気分にどう関わる?21件の研究をまとめたレビュー

誰かと食卓を囲む「共食」と、一人で食事をする「孤食」。高齢化が進み、一人暮らしや夫婦のみの世帯(いわゆる「空の巣」世帯)が増えるなかで、孤食は多くの国で身近な生活習慣の変化になっています。食事は栄養を摂る場であると同時に、人との会話や交流の場でもあることから、こうした食事スタイルの違いが高齢者の健康…

公開日: 2026年07月13日 13:31

魚介類はどれくらい食べると良い?浙江省の大規模コホートが示した「男女差」 研究論文DOAJ中国

魚介類はどれくらい食べると良い?浙江省の大規模コホートが示した「男女差」

魚や貝、エビなどの魚介類は健康によいというイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。実際、これまでにも魚介類の摂取と脳卒中リスクとの関連を調べた研究はいくつか行われてきましたが、その結果は一致しておらず、はっきりした結論は出ていませんでした。今回紹介するのは、中国・浙江省で5万人を超える人々を長期…

公開日: 2026年07月12日 21:35

健康的な食事は「良いものだけ」ではない?食事の質と化学物質曝露の関係を探った米国調査 研究論文DOAJ中国

健康的な食事は「良いものだけ」ではない?食事の質と化学物質曝露の関係を探った米国調査

「健康的な食事を心がけましょう」と言われると、多くの人は野菜や魚、果物を積極的に摂ることを思い浮かべるでしょう。実際、こうした食品は栄養バランスの面で推奨されています。しかし食べ物は同時に、環境中の化学物質を体内に取り込む経路にもなり得ます。野菜には土壌由来の成分が、魚介類には海洋環境由来の物質が含…

公開日: 2026年07月10日 15:53

魚介類中心の食生活と脳梗塞後の回復に関連?ω-3・ω-6脂肪酸バランスに着目した観察研究 研究論文DOAJ中国

魚介類中心の食生活と脳梗塞後の回復に関連?ω-3・ω-6脂肪酸バランスに着目した観察研究

脳梗塞のなかでも、太い血管の動脈硬化が原因で起こるタイプ(大血管アテローム性脳梗塞)は、発症後の回復の程度に個人差が大きいことが知られています。リハビリや治療だけでなく、患者さんがそれまでどのような食生活を送ってきたかが、その後の経過に関係している可能性はあるのでしょうか。今回、中国・浙江省の2つの…

公開日: 2026年07月10日 15:49