研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

同じ畑で育てた乾果用ナツメ66品種の代謝物を比較し、品種による違いと有望な遺伝資源を探った研究 研究論文OpenAlex中国

同じ畑で育てた乾果用ナツメ66品種の代謝物を比較し、品種による違いと有望な遺伝資源を探った研究

ナツメは中国原産の果樹で、食品や伝統的な薬用素材として利用されてきました。用途によって生食用と乾果用に大別され、乾果用の品種は乾物の割合が高く加工に向くことから、干しナツメ産業や機能性食品の素材として重視されています。果実には有機酸、フラボノイド、トリテルペノイド、フェノール酸、アルカロイドなど多様…

公開日: 2026年10月16日 06:31

化学的な前処理とハーブによる前処理が乾燥マンゴーの保存品質に与える影響の比較 研究論文OpenAlexパキスタン

化学的な前処理とハーブによる前処理が乾燥マンゴーの保存品質に与える影響の比較

乾燥マンゴーには、保存中に変色、抗酸化成分や栄養素の減少、風味の劣化(異臭)、微生物の増殖が起こるという懸念があります。研究チームは、マンゴーに施す「前処理」の違いが、保存中の乾燥マンゴーにどのような影響を与えるかを調べました。比較したのは、化学的な前処理と、ハーブ(植物由来の素材)を用いた前処理で…

公開日: 2026年10月16日 06:08

栄養補助食品に混入されたシルデナフィル類を調べる迅速な分析法の開発 研究論文OpenAlex中国

栄養補助食品に混入されたシルデナフィル類を調べる迅速な分析法の開発

健康食品として流通する栄養補助食品の中に、本来含まれてはならない医薬品成分が違法に加えられていないかを確かめることは、製品の安全性を守るうえで重要です。研究チームは、シルデナフィルに代表される「ホスホジエステラーゼ5型(PDE5)阻害薬」と呼ばれる医薬品成分のグループと、タダラフィルの類似化合物を対…

公開日: 2026年10月16日 06:02

カボチャ粉と寒天粉を使った高食物繊維スナックバーの開発と品質評価 研究論文OpenAlexインドネシア

カボチャ粉と寒天粉を使った高食物繊維スナックバーの開発と品質評価

糖尿病の管理では、日々の食事の内容が重要です。研究チームは論文の冒頭で、食物繊維を多く含む食品が血糖のコントロールに役立つとするこれまでの報告や、糖尿病のある人には少量の食事をこまめにとり、間食を適切に取り入れる食べ方がすすめられていることを紹介しています。そのうえで、栄養面を工夫した間食用の食品を…

公開日: 2026年10月16日 05:42

砂糖を置き換えたイチゴとオーツ麦のシャーベット用粉末ミックスについて、粉の扱いやすさと凍らせた後の食感を調べた研究 研究論文OpenAlexブラジル

砂糖を置き換えたイチゴとオーツ麦のシャーベット用粉末ミックスについて、粉の扱いやすさと凍らせた後の食感を調べた研究

水などで溶いて凍らせるだけでシャーベットになる粉末ミックスには、二つの条件が求められます。一つは、粉の状態で扱いやすいこと。もう一つは、溶いて凍らせたときにシャーベットとしてふさわしい組織ができることです。

公開日: 2026年10月16日 04:56

大豆粉・バターナッツかぼちゃ粉・玄米粉を使ったアーモンドクリスピーの受容性と栄養成分 研究論文OpenAlexインドネシア

大豆粉・バターナッツかぼちゃ粉・玄米粉を使ったアーモンドクリスピーの受容性と栄養成分

アーモンドクリスピーは、甘さとサクサクした食感で人気のある焼き菓子です。一般には小麦粉、卵、マーガリン、粉糖、コーンスターチで作られます。著者らは、インドネシアでは小麦粉の生産が輸入小麦に大きく依存しているため、地元で調達できる粉を代わりに使う製品の開発が必要だと述べています。

公開日: 2026年10月16日 04:51

酸化亜鉛とシナモン精油を加えたセルロース系フィルムでパンのかびを抑える試み 研究論文OpenAlexルーマニア

酸化亜鉛とシナモン精油を加えたセルロース系フィルムでパンのかびを抑える試み

石油由来のプラスチック包装は、細かく砕けてマイクロプラスチックとなり、土壌や水、生き物を汚染することが懸念されています。そのため、再生可能で自然に分解される素材を食品包装に使う研究が進んでいます。中でもセルロースは自然界で最も多い天然高分子です。木材や綿、農業残さなどから得られ、膜を作りやすく、透明…

公開日: 2026年10月15日 22:03

ビール製造の副産物「麦芽かす」の粉を全粒チーズビスケットに加える試み 研究論文OpenAlexブラジル

ビール製造の副産物「麦芽かす」の粉を全粒チーズビスケットに加える試み

食品の加工では大量の副産物が出ますが、その中にはたんぱく質や食物繊維などの栄養成分が多く残っているものがあります。研究チームが注目したのは、ビール製造で最も多く出る固形の副産物「麦芽かす」です。論文によると、ブラジルは中国、米国に次ぐ世界第3位のビール生産国で、ビール100リットルあたり最大20キロ…

公開日: 2026年10月15日 21:31

相変化材料は食品の低温流通をどう支えるか:食品包装への応用を整理した総説 研究論文DOAJイラン

相変化材料は食品の低温流通をどう支えるか:食品包装への応用を整理した総説

肉、魚介類、乳製品、生鮮青果などの傷みやすい食品は、保管、輸送、店頭陳列の各段階で温度が変わると品質が落ちやすくなります。冷蔵を途切れさせずに食品を届ける仕組みは「コールドチェーン(低温流通)」と呼ばれます。著者らは、この流れの中で短時間の温度上昇や冷蔵の一時的な中断が起きただけでも、微生物の増殖、…

公開日: 2026年10月15日 17:08

昆布とシイタケの食物繊維を配合した低GI粉が肥満マウスの代謝と腸内細菌に与える影響 研究論文OpenAlex中国

昆布とシイタケの食物繊維を配合した低GI粉が肥満マウスの代謝と腸内細菌に与える影響

肥満は世界で10億人以上が抱える慢性疾患とされています。薬物療法には長期の服用や副作用の課題があるため、食事による予防や管理が重視されています。研究チームが注目したのは、中国で広く食べられている昆布(Laminaria japonica)とシイタケ(Lentinula edodes)です。どちらも食…

公開日: 2026年10月15日 07:06

サラク果実の粉を小麦粉の代わりに使ったパイ生地の配合と、フェノール化合物・抗酸化活性の評価 研究論文OpenAlexインドネシア

サラク果実の粉を小麦粉の代わりに使ったパイ生地の配合と、フェノール化合物・抗酸化活性の評価

サラク(学名Salacca zalacca)は、うろこ状の皮から「スネークフルーツ」とも呼ばれる熱帯の果物です。インドネシアの北スマトラ、ジャワ、バリなどで広く栽培されています。研究チームによると、サラクには食物繊維や、植物に含まれるフェノール化合物などの成分が含まれます。またたんぱく質が少なく、グ…

公開日: 2026年10月15日 06:58

農産加工残渣由来の「フェノール類を伴う食物繊維」素材をどう捉えるか:加工による性質の変化と食品利用に向けた課題を整理したレビュー 研究論文OpenAlexマレーシア

農産加工残渣由来の「フェノール類を伴う食物繊維」素材をどう捉えるか:加工による性質の変化と食品利用に向けた課題を整理したレビュー

果物や穀物などを加工した後に残る皮やかすといった農産加工残渣には、食物繊維とともに、ポリフェノールに代表されるフェノール類も含まれていることがあります。フェノール類には、溶媒で取り出せるものと、植物の細胞壁に結びついたものがあります。ただし著者らは、食物繊維とフェノール類が同じ素材に一緒に含まれてい…

公開日: 2026年10月15日 06:35