研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
ガンビアのナマズ消費者は何を重視する? 購入時に優先される属性を探る研究
魚は良質な動物性たんぱく質の供給源として、バランスの良い食生活に欠かせない食品のひとつとされています。世界的に見ても魚介類の消費は増加傾向にあると報告されていますが、その一方で、消費者が実際にどのような理由で魚を選んでいるのかは、地域や魚の種類によって十分に解明されていない部分も多いようです。今回紹…
公開日: 2026年08月02日 21:32
ブラッククミンと発芽ソラマメ粉でパンを強化する試み——栄養と食味のバランスを探る研究
毎日の食卓に欠かせないパンは、主に精製小麦粉から作られており、手軽でおいしい一方、タンパク質やミネラル、食物繊維といった栄養素は必ずしも豊富ではありません。そこで注目されているのが、他の食材を粉に加えて栄養価を高める「強化パン」という考え方です。今回紹介する研究では、発芽させたソラマメの粉と、香辛料…
公開日: 2026年08月02日 01:34
侵略的外来種ヨーロッパナマズを食品に——テージョ川での高付加価値食品開発研究
ヨーロッパの河川で在来の生態系に影響を与えているとされる外来魚がいます。ポルトガルのテージョ川に生息する「ヨーロッパナマズ(Silurus glanis)」です。大型の捕食性魚類であるこの種は、生物多様性を脅かす存在とされる一方で、食資源としてはほとんど活用されてきませんでした。もしこの魚を美味しく…
公開日: 2026年08月01日 01:44
水田で育つ黄顙魚と池で育つ黄顙魚、その違いを科学する
川魚料理として親しまれている「黄顙魚(コウショウギョ、Pelteobagrus fulvidraco)」は、中国などで盛んに養殖されているナマズの仲間です。近年、水田の中で魚を育てる「稲田養殖(水田養殖)」が、環境にやさしい持続可能な養殖モデルとして注目を集めています。しかし、池で育てる従来の方法と…
公開日: 2026年08月01日 01:42
『三重の栄養不良』に挑む、インド伝統の樹「マフア」の可能性を探る研究紹介
世界には、栄養が足りていない「低栄養」と、カロリーの摂りすぎによる「過栄養」、そしてビタミンやミネラルが不足する「微量栄養素欠乏」という、一見矛盾するような3つの栄養問題が同時に存在する地域があります。これは「三重の栄養不良負担」と呼ばれ、特に食料へのアクセスが限られる地域社会にとって大きな課題とさ…
公開日: 2026年07月31日 08:37
モリンガ・バンバラマメ・トウモロコシの混合粉、抗酸化・血糖管理サポートの機能性食品素材となる可能性
「捨てられがちな葉」や「あまり知られていない豆」が、実は栄養価に優れた食材だったという話を耳にすることがあります。今回紹介するのは、モリンガ(ワサビノキ)の葉粉末、バンバラマメ(アフリカ原産の豆類)、そして黄トウモロコシという3つの植物性素材を組み合わせた「混合粉(コンポジット・フラワー)」に関する…
公開日: 2026年07月31日 08:35
保育園の給食メニューを環境負荷から見る:季節で変わる温室効果ガス排出量と水フットプリント
子どもたちが毎日食べる給食。その栄養バランスはよく話題になりますが、給食メニューが環境にどれくらい負荷をかけているかを考えたことはあるでしょうか。近年、食と気候変動や水資源の関係に関心が高まる中、「持続可能な食生活」を幼児期から意識づけることの重要性が指摘されています。今回紹介する研究は、ある私立保…
公開日: 2026年07月30日 01:39
ナスの実はどう育つ? 開花から15日間の変化を追った研究
スーパーで見かける紫色に輝くナス。あの実が花から育っていく過程で、体の中では何が起きているのでしょうか。果実が大きくなる仕組みや、甘みのもとになる糖、そして鮮やかな色を生み出すアントシアニンがどう変化していくのかは、収穫のタイミングを見極めるうえでも重要な手がかりになります。今回紹介するのは、ナス(…
公開日: 2026年07月30日 01:35
収穫前のLED赤色光がルッコラの栄養成分を変える? 温室栽培での検証
ルッコラ(ロケット)は、独特の辛みと香りを持つ葉物野菜として、サラダなどで親しまれています。近年、野菜の栽培環境における「光の質」、つまりどの色の光を当てるかが、野菜に含まれる成分に影響を与えることが注目されています。植物は光を浴びることで光合成などの基本的な生命活動(一次代謝)だけでなく、色素や香…
公開日: 2026年07月30日 01:34
農産副産物を使った牛肉飼育、肉質と環境負荷はどう変わる? 乳用種肥育牛での比較研究
私たちが食べる牛肉は、牛が何を食べて育つかによって性質が変わることが知られています。特に近年注目されているのが「人間も食べられる穀物を家畜の餌にどれだけ使うか」という問題です。牛に穀物を大量に与えることは、人間の食料と競合する可能性があるため、持続可能性の観点から議論されてきました。今回紹介する研究…
公開日: 2026年07月30日 01:33
食用クラゲへの心理的ハードル、欧州3か国調査でわかったこと
近年、持続可能な海洋資源として「クラゲ」を食品に活用する試みが世界各地で提案されています。しかし、クラゲを日常的に食べる文化を持たない欧米圏の消費者が、実際にクラゲ料理をどう受け止めるのかについては、これまであまり詳しく調べられてきませんでした。今回紹介する研究は、フィンランド・アイルランド・オラン…
公開日: 2026年07月29日 01:37
タマリンドの果実と食物繊維、それぞれの個性を探る研究
タマリンド(Tamarindus indica L.)は、酸味のある果肉が特徴の熱帯の果実で、飲料や調味料、菓子などに幅広く利用されています。近年は果実そのものだけでなく、加工の際に生じる副産物をどう活用するかにも関心が集まっており、食物繊維を取り出して新しい食品素材として使う試みが注目されています…
公開日: 2026年07月29日 01:34