研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
ゲノム編集スイカと農薬、欧州の消費者はどちらをより「リスク」と感じるのか
近年、遺伝子の一部を狙って書き換える「ゲノム編集」技術が作物育種にも使われるようになってきました。従来の遺伝子組換え(GMO)とは異なる手法として注目される一方、消費者がこうした新技術をどう受け止めるかは国や制度によって温度差があるとされています。今回紹介する研究は、スイカを題材に、ゲノム編集技術と…
公開日: 2026年08月16日 00:26
パーム核ミールはブロイラー鶏の飼料として使えるか タンザニアでの給餌試験
鶏肉は世界中で食べられている身近なタンパク源ですが、その生産を支える「飼料」の確保は決して簡単ではありません。特にタンザニアの養鶏業では、ヒマワリ種子粕や綿実粕といった従来から使われてきたタンパク質・エネルギー源の飼料原料が、入手しにくく価格も高いという課題を抱えているといいます。こうした状況の中、…
公開日: 2026年08月15日 01:27
ササゲの優良系統をどう選ぶ? 栄養・消化後の性質・ケーキ試作までを統合評価した研究
ササゲ(cowpea)は、タンパク質や食物繊維を豊富に含む豆類の一種で、育種や新しい食品原料としての活用が期待されている作物です。しかし、優良な系統を選ぶ際には、タンパク質量やポリフェノール量など個別の特性だけで判断されることが多く、栄養面と機能面を総合的に評価する視点は十分ではなかったといいます。…
公開日: 2026年08月14日 06:34
非慣行野菜「オラ・プロ・ノビス」を使ったカップケーキの栄養価を調べた研究
「オラ・プロ・ノビス」という植物をご存じでしょうか。学名をPereskia aculeataというサボテン科の植物で、タンパク質を豊富に含むとされ、栄養不足対策に活用されてきた食材です。今回紹介するのは、この植物の葉や茎を使ってカップケーキを作り、その栄養成分を調べた研究です。
公開日: 2026年08月14日 03:27
黒海の魚介類、栄養価の変化を「窒素の流れ」から読み解く試み
アンチョビやムール貝など、黒海でとれる魚介類は、良質なたんぱく質やオメガ3脂肪酸(EPA・DHA)、体に吸収されやすいミネラルなどを豊富に含む食料源として知られています。しかし近年、海洋環境の劣化が進むなかで、こうした魚介類の栄養価そのものが変化しているのではないかという懸念が指摘されています。今回…
公開日: 2026年08月14日 02:26
タケノコの機能性成分に注目——栄養と健康をめぐる可能性を整理した研究
春の味覚として親しまれるタケノコ。煮物や炊き込みご飯などでおなじみですが、実は近年、単なる食材としてだけでなく「機能性食品」としての注目度が高まっていることをご存知でしょうか。イネ科の多年生植物であるタケの若い芽であるタケノコは、アフリカ、アジア、南米など幅広い気候帯で見られ、建築材や家具、工芸品、…
公開日: 2026年08月13日 20:27
アマランサスを乳酸発酵させると何が生まれる? 機能性食品素材としての可能性を探る研究レビュー
近年、腸内環境や健康維持への関心から、「発酵食品」や「メタバイオティクス(発酵によって生まれる代謝産物などを活用する考え方)」が注目を集めています。ヨーグルトやぬか漬けのように、乳酸菌を使った発酵は身近な存在ですが、その「発酵させる元の材料(基質)」として何を選ぶかによって、できあがる食品の栄養価や…
公開日: 2026年08月12日 23:27
食料システムは目標を達成できるか——44指標で世界の進捗を評価した研究
「食」は健康だけでなく、環境や経済、社会の公正さにも深く関わっています。近年、各国や国際機関は食料システム(生産から流通、消費までの一連の仕組み)を持続可能な形に変えていこうという取り組みを進めてきました。しかし、こうした取り組みがどれだけ進んでいるのかを測る「共通のものさし」は、実はこれまで十分に…
公開日: 2026年08月12日 19:32
淡水ザリガニ養殖の壁を越える? ナローロークロークレイフィッシュの栄養と健康管理を探る総説
川や湖に生息するザリガニというと、身近な生き物というイメージが強いかもしれません。しかしユーラシア大陸原産の「ナローロークロークレイフィッシュ(Pontastacus leptodactylus)」は、生態系における重要性に加えて、近年は淡水養殖の対象としても商業的な関心が高まっている種です。今回紹…
公開日: 2026年08月12日 19:31
肥満対策の一助になる? ガルシニア配合の機能性グミを試作し、効果と味を科学的に検証した研究
ダイエットや体重管理に関心を持つ人は多く、無理なく続けられる食品として「機能性食品」への期待が高まっています。今回紹介する研究では、東南アジアなどで古くから利用されてきた植物「ガルシニア」を使った機能性グミが試作され、その味や食感、そして脂肪の消化に関わる酵素への働きかけについて調べられました。
公開日: 2026年08月12日 19:30
食料インフレは家計をどう変えるのか——ナイジェリア・アバ市の調査から
食料品の値段が上がると、私たちの食卓や家計はどのように変わるのでしょうか。ナイジェリア南東部アビア州の商業都市アバでは、近年の食料インフレが暮らしに大きな影響を及ぼしていると指摘されています。今回紹介する研究は、この街に暮らす世帯を対象に、食料価格の上昇が家計の支出パターン、栄養の質、そして人々がと…
公開日: 2026年08月12日 19:28
南米近海のウニ、卵と精巣の「見た目」と「味」の関係を調べた研究
寿司や海鮮丼で人気の「ウニ」。あの独特な甘み・うまみを持つオレンジ〜黄色の部分は、実はウニの生殖巣(精巣・卵巣)で、専門的には「ウニ」と呼ばれる食材です。市場では、色や食感、大きさによって品質のランク分けがされていますが、見た目のよさと実際の栄養・味の成分にはどんな関係があるのでしょうか。今回紹介す…
公開日: 2026年08月12日 00:29