研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

水産加工の副産物、安全性は? 内臓や煮汁の生物毒素・重金属を調べた研究 研究論文DOAJスペイン

水産加工の副産物、安全性は? 内臓や煮汁の生物毒素・重金属を調べた研究

魚を三枚におろした後のアラや内臓、ムール貝の割れた身、イカやタコの茹で汁。水産加工の現場では、こうした副産物が大量に発生しています。近年は資源の有効活用として、これらを飼料や肥料、さらには食品原料へ再利用する動きが広がっていますが、その安全性を検証した研究は多くありませんでした。背景には、こうした非…

公開日: 2026年08月31日 18:39

赤身肉・加工肉を控える食事と死亡リスク:約100万人を27年追跡した研究から 研究論文DOAJアメリカ

赤身肉・加工肉を控える食事と死亡リスク:約100万人を27年追跡した研究から

牛肉やハム、ソーセージといった赤身肉・加工肉の摂取を控えるべきだという指導は多くの食事ガイドラインに登場します。では、鶏肉や魚だけを食べる「白身肉のみ」の食事や、肉を一切食べない「ベジタリアン」の食事は、実際に死亡リスクの低さと関連しているのでしょうか。アメリカがん協会(American Cance…

公開日: 2026年08月31日 18:38

七面鳥の卵、品種によってタンパク質やアミノ酸の量に違い バングラデシュの研究 研究論文OpenAlexバングラデシュ

七面鳥の卵、品種によってタンパク質やアミノ酸の量に違い バングラデシュの研究

鶏卵に比べると馴染みが薄いものの、七面鳥の卵は粒が大きく、タンパク質や脂質、微量栄養素が豊富な食材として注目されています。バングラデシュでは近年、栄養価の高い家禽製品への需要の高まりを背景に、七面鳥の飼育が新しい選択肢として関心を集めているといいます。ただし、高温多湿な熱帯環境で育てた場合に、品種に…

公開日: 2026年08月31日 18:32

ジャガイモの新芽(マイクログリーン)に抗酸化成分はどれくらい?トルコの研究チームが基礎データを測定 研究論文OpenAlexトルコ

ジャガイモの新芽(マイクログリーン)に抗酸化成分はどれくらい?トルコの研究チームが基礎データを測定

ジャガイモといえば土の中で育つ「イモ」を食べる作物というイメージが強いですが、種イモから出たばかりの若い芽(マイクログリーン)を食用として活用できないかという研究が報告されました。マイクログリーンとは、発芽してごく初期の段階で収穫する野菜の新芽のことで、ブロッコリーやバジル、ラディッシュなど様々な植…

公開日: 2026年08月31日 18:28

米のとぎ汁とパニールから作る「単細胞タンパク質」、乳酸菌が生む成分は原料でどう変わるか 研究論文OpenAlexインド

米のとぎ汁とパニールから作る「単細胞タンパク質」、乳酸菌が生む成分は原料でどう変わるか

培養肉や昆虫食と並んで、微生物を使ってタンパク質をつくる「単細胞タンパク質(シングルセルプロテイン、SCP)」が、持続可能な代替タンパク源として注目されています。酵母や細菌などの微生物を培養し、その菌体そのものをタンパク源として利用する発想です。今回インドのGITAM School of Scien…

公開日: 2026年08月31日 17:30

ジベレリン処理でクルミの熟すタイミングを遅らせる ― 仁の脂肪酸組成にも変化 研究論文OpenAlex中国

ジベレリン処理でクルミの熟すタイミングを遅らせる ― 仁の脂肪酸組成にも変化

クルミは収穫時期が短く、天候不順などで一斉に熟してしまうと収穫や品質管理が難しくなることが知られています。収穫のタイミングを人為的にコントロールできれば、収穫作業に余裕を持たせたり、実の品質を保ちやすくしたりできる可能性があります。今回紹介する研究は、植物ホルモンの一種であるジベレリン(GA3)をク…

公開日: 2026年08月31日 17:27

キタムラサキウニ、35年の観察でわかった「稚ウニが増えても親ウニは増えない」個体群動態 研究論文OpenAlex

キタムラサキウニ、35年の観察でわかった「稚ウニが増えても親ウニは増えない」個体群動態

寿司ネタとしてもおなじみのウニは、実は昆布などの海藻を食べて育つ生き物です。近年、日本各地の沿岸では海藻の群落(藻場)が減少・消失する「磯焼け」という現象が進み、ウニを含む沿岸生態系や漁業の持続可能性が懸念されています。北海道の研究機関に所属する研究者らは、北海道南西部・日本海側の島牧村で、キタムラ…

公開日: 2026年08月31日 17:24

植物性食品の『質』が睡眠に関係? 5260人を対象にした調査から 研究論文OpenAlexブラジル

植物性食品の『質』が睡眠に関係? 5260人を対象にした調査から

「植物性食品を多く摂る食生活は体に良い」というイメージは広く知られていますが、睡眠との関係はどうなのでしょうか。実は植物性食品と一口に言っても、野菜や果物、全粒穀物のような食品もあれば、精製された穀物やお菓子、ジュースのような植物由来ではあっても健康的とは言いにくい食品も含まれます。今回紹介する研究…

公開日: 2026年08月31日 15:25

雑穀は健康や食料安全保障にどう役立つのか 栄養と加工方法をまとめたレビュー論文 研究論文OpenAlexインド

雑穀は健康や食料安全保障にどう役立つのか 栄養と加工方法をまとめたレビュー論文

雑穀(ミレット)は、乾燥や水不足に強い穀物として近年あらためて注目を集めています。米や小麦、トウモロコシと並ぶ栄養的な利点を持つとされながらも、実際にはあまり広く食べられていません。今回、公衆衛生・食料安全保障・持続可能な農業という観点から雑穀の栄養面の利点を整理したレビュー論文が、学術誌『ディスカ…

公開日: 2026年08月31日 14:28

サバとミルクフィッシュの鮮度偽装「ホルマリン」、市場の商人はどれだけ知っている? インドネシアでの調査 研究論文OpenAlexインドネシア

サバとミルクフィッシュの鮮度偽装「ホルマリン」、市場の商人はどれだけ知っている? インドネシアでの調査

魚は良質なたんぱく源として親しまれる一方、傷みやすい食品でもあります。塩漬けや燻製、乾燥といった昔ながらの保存方法には手間と時間がかかるため、伝統的な市場の一部の売り手が、安価かつ即効性のある「ホルマリン」を鮮度保持のために不正に使ってしまうことが問題になってきました。ホルマリン(ホルムアルデヒドを…

公開日: 2026年08月31日 14:26

中国の食生活、健康・経済は改善も環境負荷は悪化 37年間のデータから持続可能性を分析 研究論文OpenAlex中国

中国の食生活、健康・経済は改善も環境負荷は悪化 37年間のデータから持続可能性を分析

私たちが日々口にする食事は、健康だけでなく、経済や環境ともつながっています。肉食が増えれば健康リスクが変わるだけでなく、生産や流通にかかるコスト、そして環境への負荷も変化します。こうした『食の持続可能性』を正しく評価する仕組みは、持続可能な開発目標(SDGs)を進めるうえでも重要とされています。今回…

公開日: 2026年08月29日 13:28

ジャガイモの皮は廃棄物からニュートラシューティカルへ?食物繊維やポリフェノールを含む副産物の可能性を整理したレビュー 研究論文OpenAlexパキスタン

ジャガイモの皮は廃棄物からニュートラシューティカルへ?食物繊維やポリフェノールを含む副産物の可能性を整理したレビュー

ジャガイモは世界中で加工・消費されていますが、皮をむいた際に出る「ジャガイモの皮」は、これまで単なる加工残さ(廃棄物)として扱われることが多い副産物でした。今回紹介するレビュー論文は、このジャガイモの皮を、健康に役立つ可能性のある成分(ニュートラシューティカル・機能性食品素材)や、環境負荷の少ないバ…

公開日: 2026年08月29日 13:26