研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
医学生の食習慣と体格指標の関連を調べた横断研究
インドでは急速な近代化と生活様式の変化により、カロリーが高く栄養価の乏しい加工食品の消費が増え、同時に身体活動の水準が大きく低下していると著者らは述べています。かつて先進国の問題とされてきた肥満が、インドのような開発途上国でも増加傾向にあるという背景があります。
公開日: 2026年10月01日 19:47
フェヌグリーク(コロハ)の葉エキスをめぐる研究の整理 ― 含まれる成分と報告されている作用
フェヌグリーク(学名 Trigonella foenum-graecum L.、マメ科)は、インドなどで「メティ」と呼ばれる一年草で、アジア、地中海沿岸、北アフリカ、中東で広く栽培されています。この植物については、これまで主に種子の薬効が詳しく調べられてきました。
公開日: 2026年10月01日 11:48
生活習慣スコアと血糖の状態との関連を調べたドイツ全国コホート(NAKO)の報告
食事、運動、喫煙、飲酒といった生活習慣は、それぞれが2型糖尿病の発症しやすさに関わることが知られています。研究チームは、これら4つの行動をまとめて点数化した「生活習慣リスク指標(LSRI)」を用いることで、個々の習慣だけを見るよりも全体としての関わりをとらえられるのではないかと考えました。
公開日: 2026年10月01日 10:15
セマグルチド中止後の体重再増加――文献レビューが示す仕組みと体組成への影響
肥満は、長期にわたる管理を必要とする慢性的な病気だと考えられています。近年、GLP-1受容体作動薬と呼ばれる薬の一種であるセマグルチドが登場し、著者らは、これが肥満の治療に大きな進歩をもたらしたと述べています。GLP-1は食後に腸から出て食欲や血糖の調節に関わるホルモンで、その働きを模した薬が体重の…
公開日: 2026年10月01日 09:43
中国の学齢期の子どもにおける身体活動・娯楽目的の画面視聴時間・食事の脂質割合の組み合わせと体重の状態
子どもや若者の過体重・肥満は、代謝や骨格、心理社会的な面など幅広い健康課題と関連することが知られています。中国では食のあり方や交通、学校生活、都市環境が急速に変化するなかで、子どもの体格にも変化が生じてきました。こうした背景から、変えられる生活習慣に注目が集まっていますが、身体活動、座って画面を見る…
公開日: 2026年09月30日 04:26
中国南部の子どもの肥満の程度と、食事・運動・睡眠・家庭環境との関連を調べた横断研究
子どもの肥満は世界的な公衆衛生上の課題であり、論文の著者らは2020年時点で5歳未満の子ども3,890万人(5.7%)が影響を受けていたと紹介しています。しかし、食事・生活習慣・家庭・社会経済的な条件といった複数の側面と、肥満の「程度」との段階的な関連についての知見は限られており、特に中国東南部では…
公開日: 2026年09月29日 14:37
アズキのサポニン抽出物が肥満モデルマウスの脂質代謝に与えた影響を調べた研究
肥満は、体内に脂質が過剰にたまることを特徴とする代謝の異常として広く見られます。研究チームは、アズキ(学名 Vigna angularis)から取り出した2種類のサポニン豊富な抽出物に、肥満を抑える働きがあるのか、またその仕組みはどのようなものかを調べることを目的としました。
公開日: 2026年09月29日 12:48
ヨウ素とセレンは、金属による甲状腺への影響を左右するのか――人とほ乳類の研究データを整理した総説
甲状腺は、体の代謝を調節するホルモンをつくる臓器です。そのホルモンの材料になるのがヨウ素で、食事から取り込まれたヨウ素が甲状腺でホルモンへと組み込まれます。一方セレンは、ホルモンを活性型に変えたり働きを弱めたりする酵素(脱ヨウ素酵素)や、細胞を酸化ストレスから守るタンパク質の材料になります。著者らは…
公開日: 2026年09月29日 04:26
中年期の「おなかまわりの肥満」と認知機能の関係を整理した系統的レビュー
研究チームは、45〜59歳という中年期における腹部肥満(内臓脂肪の蓄積を反映する、いわゆる「おなかまわりの肥満」)と、記憶力や判断力といった認知機能との関係について、これまでに報告されてきた研究を体系的に集めて整理することを目的としました。腹部肥満は、腹囲やウエスト・ヒップ比などで評価され、体全体の…
公開日: 2026年09月28日 22:39
海辺の食用植物シチメンソウの抽出物が高尿酸血症と腎障害にもたらす影響を調べた研究
高尿酸血症は、体内でプリン体が分解されてできる最終産物である尿酸が血液中に過剰にたまる代謝異常です。論文によれば、成人における推定有病率はおよそ21%とされ、痛風だけでなく腎臓の機能低下や炎症性の障害とも深く関わることが知られています。ヒトの尿酸のおよそ67%は体内で作られ、残りの約3分の1は食事由…
公開日: 2026年09月28日 17:15
高強度運動後の血中「酸化した脂質」を、ポリフェノール強化アマニ油の摂取が抑えた——女性19人の交差試験
激しい運動をすると、体内で「酸化ストレス」と呼ばれる状態が一時的に強まります。これは、酸素を使ってエネルギーをつくる過程で生じる反応性の高い分子が急増し、細胞の成分を傷つけやすくなる現象です。食品に含まれる抗酸化成分がこうした酸化の急増から体を守りうることは、これまでにも指摘されてきました。
公開日: 2026年09月27日 07:15
食事の内容と食習慣は脂肪肝と関係するか——トルコの診療所で行われた症例対照研究
肝臓に脂肪が過剰にたまる状態のうち、明らかな飲酒が原因ではなく、肥満や糖代謝の異常といった心臓・代謝面の危険因子を少なくとも一つ伴うものを、研究チームは「代謝機能障害に関連した脂肪肝(MASLD)」と呼んでいます。論文によれば、世界で最も多い慢性の肝疾患であり、子どもの約10%、大人の約25%が該当…
公開日: 2026年09月26日 21:41