研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
スピルリナの『緑すぎる色』を弱める培養法とは 光を使わない培養で色調と栄養のバランスを探る研究
スピルリナは栄養価の高さから食品素材として注目されてきましたが、あの鮮やかな緑色が実は普及の壁になっているといいます。パンやスナック、飲料に加えると製品全体が強い緑色になり、消費者に受け入れられにくいことが課題として指摘されてきました。今回、ブラジル・リオグランデ連邦大学などの研究グループが、光を使…
公開日: 2026年09月04日 05:34
食品への信頼、コロナ禍でどう変わった?欧州13カ国・6年間の調査
私たちは食品を口にするとき、生産者や販売者、そして国の監督機関をどれくらい信頼しているだろうか。食への信頼は、表示の見方や食品選びの行動にも関わるといわれるテーマだが、その水準が年々どう推移しているのかは意外と知られていない。今回紹介するのは、欧州12カ国とイスラエルを対象に、2019年から2024…
公開日: 2026年09月04日 05:29
コオロギ由来タンパク質をチョコレートアイスクリームに加えたら何が変わる?食品科学の研究から
昆虫食は環境負荷の低いタンパク質源として近年注目されていますが、そのまま食べることへの抵抗感が普及の壁になっています。そこで一つの工夫として考えられているのが、昆虫のタンパク質を粉末や加水分解物といった『見えにくい形』に加工し、身近な食品に混ぜ込む方法です。今回紹介する研究は、フタホシコオロギの近縁…
公開日: 2026年09月04日 04:51
医療機関の食事提供とサステナビリティ政策はかみ合っているか——オーストラリアの政策を検証した研究
病院や介護施設などの医療機関で提供される食事は、患者の健康だけでなく、施設全体の環境負荷にも関わっています。近年、植物性食品を中心とした食生活は、健康面でも環境面でも注目される選択肢とされてきました。しかし、こうした食品が実際に医療機関向けの政策の中でどのように扱われているのかは、これまであまり整理…
公開日: 2026年09月04日 01:28
枯死木の生態系サービス価値はどのように評価されるのか?――研究資料から確認できる内容
このページでは、研究資料から確認できる内容だけを項目別に整理しています。
公開日: 2026年09月03日 19:24
メガラヤ州ガロ丘陵の伝統的な緑葉野菜、鉄分やたんぱく質が豊富と報告
インドの北東部、メガラヤ州のガロ丘陵に暮らす先住民族の人々は、森や畑の周辺に自生・栽培される緑葉野菜を日常的に食してきました。こうした食材は市場に流通することが少なく、栄養面での価値も十分には調べられていません。中央農業大学(インパール)とメガラヤ州の農業生態学支援団体NESFASの研究者らは、ガロ…
公開日: 2026年09月03日 15:24
余ったご飯がナゲットに?米を主原料にした「ライスナゲット」の受容性を調べた研究
食べ残しや作りすぎで余った白いご飯を、そのまま捨てずに別の料理に作り替えられたら――という発想から生まれたのが、今回紹介する研究です。フィリピンのシティ・カレッジ・オブ・アンジェレスのGeraldine D. Pili氏、Aira Joyce V. Tumang氏、Marvin C. Punsala…
公開日: 2026年09月03日 10:22
色つき米ハッサウィ種は栄養価が高い? 主要イネ品種との比較研究
お米には白いものだけでなく、黒や赤みを帯びた色つきの品種も存在します。こうした色つき米には、天然のアントシアニンやポリフェノールなどの植物由来成分が含まれていることが知られており、育種の現場でも注目が集まっています。今回紹介する研究では、サウジアラビアで栽培される「ハッサウィ米」という在来品種に着目…
公開日: 2026年09月03日 08:37
エビの筋肉にも「グリコサミノグリカン」あり——バナメイエビの廃棄部位から見えてきたもの
グリコサミノグリカン(GAG)と呼ばれる糖鎖の仲間は、動物の細胞の表面や組織のすき間(細胞外マトリックス)に存在し、成長因子や酵素、サイトカインといったタンパク質と結びついて、体のさまざまな働きを支えていると考えられています。ヘパリンやコンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸などはその代表例で、これまでは牛…
公開日: 2026年09月03日 06:33
採卵鶏の飼料から抗生物質を減らす試み、乳酸菌と酵母の効果を調べた研究
卵を安定して生産するため、これまで多くの養鶏現場では飼料に抗生物質を加えて鶏の健康維持や成長促進に役立ててきました。しかし抗生物質を飼料に使い続けることには、薬剤耐性菌の出現などへの懸念があり、使用を控える動きが世界的に広がっています。その一方で、抗生物質を単純に取り除くだけでは鶏の健康や卵の生産性…
公開日: 2026年09月03日 06:23
五味子(ごみし)の果肉と種、味と香りの違いはどこから来るのか——多角的な分析で成分の分布を探る
五味子(学名:Schisandra chinensis)は「五味の実」という名の通り、酸味・甘味・辛味・苦味・塩味を同時に感じさせる果実として、長い利用の歴史を持つ機能性ベリーです。ただしその味は強烈で、そのまま食べるのは一般的に受け入れられにくく、お茶のように水に浸して飲まれることが多いとされてい…
公開日: 2026年09月03日 05:42
タマリンドという万能果樹――栽培技術と収穫後管理の進歩を整理したレビュー論文
タマリンドという果物を知っているだろうか。酸味と甘みが同居する独特の風味を持ち、東南アジアやインド料理、あるいは中南米の飲料や菓子に使われることがある熱帯性の果樹である。この果実を対象に、栽培技術から収穫後の管理、加工・価値付加、流通までを幅広くまとめたレビュー論文が、インターナショナル・ジャーナル…
公開日: 2026年09月03日 05:39