研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
サネブトナツメの種子に含まれるフラボノイドは腸内細菌にどう変えられるか——試験管内発酵による報告
サネブトナツメ(酸棗仁、Ziziphi spinosae semen)は、クロウメモドキ科のサネブトナツメの成熟した種子を乾燥させたもので、安全性の高い機能性食品として扱われてきました。その主要な有効成分のひとつがフラボノイドと呼ばれる植物成分の一群で、著者らによれば鎮静・催眠作用や抗うつ・抗不安作…
公開日: 2026年09月17日 10:41
サワードウと酵母の併用発酵が冷凍生包子の品質に与える影響
冷凍の小麦粉加工食品は、手軽さ・長い保存期間・規格化された生産を両立できることから需要が伸びています。なかでも「冷凍生包子」は、成形した直後、あるいは発酵させた後に蒸さずに急速冷凍し、冷凍のまま流通・保管する製品です。食べるときは解凍せずにそのまま蒸すか、短時間の解凍・発酵を挟んでから蒸します。作り…
公開日: 2026年09月17日 10:33
キトオリゴ糖–EGCG結合体とナイシンの併用による魚介類関連細菌の抑制
東南アジアで広く流通する二枚貝「ツキヒガイ(Asian moon scallop、Amusium pleuronectes)」は、繊細な風味と柔らかな食感、高い栄養価から商業的価値の高い魚介類として知られています。タイでは調理前の状態で広く販売されていますが、二枚貝は水中の粒子を濾しとって餌をとる性…
公開日: 2026年09月17日 10:28
ザクロの皮から取り出したポリフェノールを酢の粉末に閉じ込める――6か月の保存試験
ザクロの皮は、果汁やジャムなどに加工する際に大量に出る副産物ですが、ポリフェノール(植物に含まれる抗酸化成分の総称)を非常に豊富に含むことが知られています。研究チームは、この捨てられがちな皮を価値ある食品素材へ変えることを目指しました。
公開日: 2026年09月17日 09:37
テーブルオリーブの主要フェノール化合物とトリテルペン酸を一度の分析でまとめて測る手法
地中海地域で古くから食べられてきたテーブルオリーブ(塩水などに漬けて食用にした加工オリーブ)は、現在では世界中で消費される商品になっています。論文によれば、2023/24年産の世界生産量と消費量はそれぞれ約280万トン、286万トンに達しています。著者らは、この果実が複数の生体機能性成分を消費者に届…
公開日: 2026年09月17日 09:06
藻類色素と銅を組み合わせた天然素材フィルムでブドウの鮮度を保つ研究
果物は収穫後の保存中に、水分が失われたり、呼吸による代謝が進んだり、微生物が繁殖したりすることで、食感や栄養価が落ちていきます。研究チームは、こうした品質の低下を抑えるために、化学保存料に頼らず、自然由来で環境にも負担の少ない包装材を作ることを目指しました。
公開日: 2026年09月17日 08:22
ソルガムの葉の色素でグミを着色する――低糖グミの試作と消費者評価
グミキャンディーは幅広い年齢層に親しまれ、栄養成分や機能性成分を届ける食品としても使われるようになっています。一方で一般的なグミは砂糖が多く、合成着色料が使われることも少なくありません。研究チームは、こうした背景のもとで「ソルガム(モロコシ)の葉から得た抽出物を、合成着色料の代わりに使えるか」を確か…
公開日: 2026年09月17日 08:17
ギンバイカ果実の乾燥前処理に関する研究——ブドウ糖蜜と超音波を組み合わせた検討
ギンバイカ(学名Myrtus communis L.)は地中海地域に自生する常緑低木で、古くから香り高い植物として利用されてきました。その濃い青黒色の果実には、ポリフェノールやアントシアニンといった健康に関わる成分が多く含まれることが知られています。しかし生の果実は常温での日持ちが限られるため、乾燥…
公開日: 2026年09月17日 08:01
キャッサバでんぷんを酵素と乳酸カルシウムで加工する――グルテンフリーパンづくりに向けた研究
ブラジルやコロンビア、エクアドルなど南米の一部の国では、「サワーキャッサバでんぷん」と呼ばれる材料がパンやビスケットに使われています。これは、すりつぶしたキャッサバの根から水でとり出したでんぷんを、水の中で15〜30日ほど自然に発酵させ、その後12〜48時間ほど天日で乾かしてつくるものです。この工程…
公開日: 2026年09月17日 07:29
天然色素を含ませたオレオゲルをつくり、クッキーの油脂代替として試した研究
著者らは、天然の色素を含ませたひまわり油から「色つきのオレオゲル」をつくれるかどうかを調べ、それがクッキーの配合において油脂の代わりとして使えるかを評価することを目的としたと報告しています。
公開日: 2026年09月17日 06:56
近赤外分光と機械学習でコメのカドミウム汚染を見分ける試み
コメに含まれるカドミウム(Cd)は、人の健康を守るうえでも、農産物の流通・取引の安全を保つうえでも、日常的な監視が欠かせない対象です。しかし研究チームによれば、従来の化学分析による検出方法は環境への負荷が大きく、手間がかかり、結果が出るまでに時間もかかります。
公開日: 2026年09月17日 06:41
親水性ショ糖脂肪酸エステルがホイップクリームの泡立ちを左右する仕組みを調べた研究
ショ糖脂肪酸エステル(ショ糖と脂肪酸を結びつけた乳化剤の一種)のうち、水になじみやすい性質を持つ「親水性」のタイプは、ホイップクリームに広く使われています。しかし研究チームによれば、その分子の構造と、油と水の境目(界面)でのふるまい、そして実際の泡立ちの良し悪しがどう結びついているのかは、これまでよ…
公開日: 2026年09月17日 06:37