研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

大豆不足の切り札になるか? 豆「キマメ」でつくるテンペの可能性 研究論文DOAJアメリカ

大豆不足の切り札になるか? 豆「キマメ」でつくるテンペの可能性

納豆に似た発酵食品「テンペ」は、蒸した大豆に糸状菌(テンペ菌)を加えて発酵させたインドネシア発祥の伝統食品です。近年は世界的に植物性タンパク質への関心が高まり、テンペの需要も増えていますが、主原料である大豆は輸入に頼らざるを得ない地域も多く、原料の安定確保が課題になっているといいます。そこで今回紹介…

公開日: 2026年07月11日 02:31

ジャックビーンとインゲンマメ由来ヨーグルト飲料、高脂肪食ラットの脂質にどう働く? 初期研究の結果 研究論文DOAJインドネシア

ジャックビーンとインゲンマメ由来ヨーグルト飲料、高脂肪食ラットの脂質にどう働く? 初期研究の結果

肥満や脂質代謝の乱れは、高脂肪の食事と関わりが深いことが知られています。近年、乳酸菌による発酵と、豆類に含まれる生理活性成分を組み合わせた「発酵豆乳ヨーグルト」のような食品が、健康分野で注目を集めています。今回紹介する研究では、ジャックビーン(タチナタマメ)とインゲンマメの抽出物を組み合わせたヨーグ…

公開日: 2026年07月11日 02:29

トウモロコシの廃水を都市農業に再利用?メキシコで進む循環型の試み 研究論文DOAJメキシコ

トウモロコシの廃水を都市農業に再利用?メキシコで進む循環型の試み

トルティーヤの原料になるトウモロコシは、石灰水で煮る「ニシュタマル化」という下処理を経て粉にされます。この工程で出る煮汁は「ネハヨテ」と呼ばれ、強いアルカリ性で有機物や浮遊物、カルシウムを多く含む廃水です。メキシコでは、この廃水が年間およそ1440万立方メートルも河川などに排出されていると推定されて…

公開日: 2026年07月10日 17:29

健康的な食事は「良いものだけ」ではない?食事の質と化学物質曝露の関係を探った米国調査 研究論文DOAJ中国

健康的な食事は「良いものだけ」ではない?食事の質と化学物質曝露の関係を探った米国調査

「健康的な食事を心がけましょう」と言われると、多くの人は野菜や魚、果物を積極的に摂ることを思い浮かべるでしょう。実際、こうした食品は栄養バランスの面で推奨されています。しかし食べ物は同時に、環境中の化学物質を体内に取り込む経路にもなり得ます。野菜には土壌由来の成分が、魚介類には海洋環境由来の物質が含…

公開日: 2026年07月10日 15:53

魚介類中心の食生活と脳梗塞後の回復に関連?ω-3・ω-6脂肪酸バランスに着目した観察研究 研究論文DOAJ中国

魚介類中心の食生活と脳梗塞後の回復に関連?ω-3・ω-6脂肪酸バランスに着目した観察研究

脳梗塞のなかでも、太い血管の動脈硬化が原因で起こるタイプ(大血管アテローム性脳梗塞)は、発症後の回復の程度に個人差が大きいことが知られています。リハビリや治療だけでなく、患者さんがそれまでどのような食生活を送ってきたかが、その後の経過に関係している可能性はあるのでしょうか。今回、中国・浙江省の2つの…

公開日: 2026年07月10日 15:49

モルドバの伝統的発酵乳から見つかった乳酸菌、大腸菌やリステリア菌を抑える力に注目 研究論文DOAJモルドバ

モルドバの伝統的発酵乳から見つかった乳酸菌、大腸菌やリステリア菌を抑える力に注目

チーズやヨーグルトなどの発酵乳製品には、昔から乳酸菌の働きが関わっています。乳酸菌が作り出す物質の中には、他の微生物の増殖を妨げるものがあることが知られており、こうした性質は食品を安全に保存するための技術(生物学的保存、バイオプリザベーション)への応用が期待されています。今回紹介する研究では、モルド…

公開日: 2026年07月10日 07:26

植物性ミルク代替品、原料によって酸味も食感も栄養も違う? スロバキアの比較研究 研究論文DOAJ北マケドニア

植物性ミルク代替品、原料によって酸味も食感も栄養も違う? スロバキアの比較研究

豆乳やアーモンドミルクなど、動物性の乳を使わない「植物性乳代替品」はスーパーの棚でもすっかり見慣れた存在になりました。同じ「植物性ミルク」というくくりでも、原料が大豆なのかアーモンドなのかオーツ麦なのかによって、味や食感、栄養面に違いがあるのではないか——そんな素朴な疑問に取り組んだ研究が、食品栄養…

公開日: 2026年07月10日 07:25

体内から見つかったプラスチック片 ─ ヒト組織中のマイクロ・ナノプラスチックと、食事でできることを考える 研究論文DOAJサウジアラビア

体内から見つかったプラスチック片 ─ ヒト組織中のマイクロ・ナノプラスチックと、食事でできることを考える

近年、私たちの体の中からごく小さなプラスチックの破片が見つかるという報告が増えています。「マイクロプラスチック」や、さらに小さな「ナノプラスチック」と呼ばれるこれらの粒子は、環境中だけでなく、実は人の体の組織からも検出されるようになってきました。今回紹介するのは、こうしたヒト組織中のマイクロ・ナノプ…

公開日: 2026年07月09日 18:25

ビールが放つ「見えない光」の正体とは?蛍光ナノ粒子を科学する 研究論文DOAJハンガリー

ビールが放つ「見えない光」の正体とは?蛍光ナノ粒子を科学する

ビールをブラックライトのような特殊な光にかざすと、実はほのかに蛍光を発することがあります。この光の正体の一つとして注目されているのが「カーボンナノドット(CNDs)」と呼ばれる、非常に小さな炭素系の粒子です。焦がしたパンの香ばしさやコーヒーの色づきを生み出す「メイライド反応」など、加熱を伴う調理・加…

公開日: 2026年07月09日 13:25

サンザシ酢の風味と健康機能を高める新製法を機械学習で最適化、研究報告 研究論文DOAJトルコ

サンザシ酢の風味と健康機能を高める新製法を機械学習で最適化、研究報告

お酢は昔から発酵食品として親しまれてきましたが、その原料や作り方によって含まれる成分や機能性が変わることが知られています。今回紹介するのは、中国などで薬用・食用として使われてきた果実「サンザシ」を使った酢、いわゆる「サンザシ酢」に関する研究です。サンザシ酢にはフェノール類などの成分が含まれており、健…

公開日: 2026年07月08日 18:25

プロバイオティクス酵母サッカロミセス・ブラウディ、食品分野での可能性を整理した最新レビュー 研究論文DOAJ中国

プロバイオティクス酵母サッカロミセス・ブラウディ、食品分野での可能性を整理した最新レビュー

ヨーグルトや発酵食品でおなじみの「プロバイオティクス」というと、多くの人は乳酸菌やビフィズス菌といった細菌を思い浮かべるのではないでしょうか。実は、細菌ではなく酵母の一種でありながら、ヒトや家畜での臨床的な有効性が確認されているプロバイオティクスが存在します。それが「サッカロミセス・ブラウディ(Sa…

公開日: 2026年07月08日 15:25

大豆食品の種類によって血中脂質との関連が異なる可能性、韓国の大規模調査で報告 研究論文DOAJ韓国

大豆食品の種類によって血中脂質との関連が異なる可能性、韓国の大規模調査で報告

豆腐や豆乳、味噌のような発酵大豆食品は、健康的な食生活の代表格として語られることが多い食品です。しかし「大豆食品」とひとくくりにしても、豆腐・豆乳・納豆や味噌のような発酵食品では加工方法が大きく異なり、体への影響も同じとは限りません。今回紹介する研究は、韓国の大規模な健康調査データを使って、大豆食品…

公開日: 2026年07月07日 17:27