研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
「持続可能な食事」と健康影響の研究はどう行われてきたか:97件の研究を整理したスコーピングレビュー
環境への負荷が小さく、健康にもよい「持続可能な食事」への関心が高まっています。国連の持続可能な開発目標(SDGs)を背景に、食生活の見直しを政策に取り入れる動きもあり、各国の食事指針に持続可能性の観点を加える機関も出てきました。
公開日: 2026年10月16日 21:44
ソルガムから作る植物性フレーバーミルクの開発:製法・風味・保存性の検討
牛乳の代わりに、ナッツや穀物、種子などから作る「植物性ミルク」を選ぶ人が増えています。乳糖をうまく消化できない乳糖不耐症の人や乳製品にアレルギーのある人、食習慣や環境への配慮を重視する人などが背景にあると、著者らは述べています。原料には大豆、アーモンド、オーツ麦、米などが使われていますが、原料ごとに…
公開日: 2026年10月16日 06:23
ココナッツオイルとMCTオイルは同じではない:中鎖脂肪酸の代謝作用を整理した総説
ココナッツオイルと、そこから成分を絞り込んで作られるMCTオイル(中鎖脂肪酸油)は、似た油として扱われることが少なくありません。この総説の著者は、両者は脂肪酸の組成、吸収の経路、体内での処理のされ方が大きく異なり、代謝への影響も同じではないと指摘しています。
公開日: 2026年10月16日 06:14
青色光と青を強めた混合光がイチゴの生理・成分・収量に与える影響――屋内垂直農場での比較研究
持続可能な食料への需要を背景に、建物の中で棚を縦に重ねて作物を育てる「屋内垂直農場」が広がっています。こうした環境では、太陽光の代わりに人工照明を使うため、どのような色(波長の組み合わせ=スペクトル)の光を当てるかが作物の育ち方を左右します。
公開日: 2026年10月16日 06:04
インドネシア・シドアルジョ県の揚げ物小規模事業者に向けた、食品添加物を使った衣づくり研修の報告
発展途上地域で伝統的な食品を扱う小規模事業者は、食品の安全性や品質基準への対応で大きな課題を抱えています。著者らは、インドネシア・シドアルジョ県の18の郡で揚げ物を販売する小規模事業者を対象に、さまざまな揚げ物に使えるサクサクした衣の配合について技術研修を行い、その内容を報告しています。
公開日: 2026年10月16日 05:53
英国の家庭向け料理レシピに登場する魚の種類は100年でどう変わったか
魚介類はたんぱく質や微量栄養素の大切な供給源です。しかし英国では一人あたりの魚の消費量が国の健康指針に届いておらず、購入される魚もごく限られています。中心はタラ、ハドック(タラの仲間の白身魚)、サケ、エビ、マグロの5種類で、「ビッグファイブ」と呼ばれています。論文によると、これらの多くは海底を傷つけ…
公開日: 2026年10月16日 05:50
ナタマメとスピルリナを組み合わせたテンペ粉の栄養成分と抗酸化活性
テンペはインドネシアの伝統的な発酵食品で、通常は大豆を浸して蒸し、リゾプス属のカビで発酵させて作ります。研究チームは、大豆の代わりとなる地域の食材としてナタマメに注目しました。ナタマメはインドネシアで広く栽培されているマメ科植物で、著者らによると、そのタンパク質含有量は大豆に近いとされています。一方…
公開日: 2026年10月16日 05:39
カボチャとその加工副産物に含まれる成分を、評価の確かさとともに整理した総説
カボチャは生のまま食べられるほか、ピューレ、ジュース、スープ、菓子の材料、スナック、種子油などに加工されています。加工の過程では、皮、種子、種皮、果汁やピューレを搾った後の繊維質の残りかす(搾りかす)、油を搾った後の種子のかす(プレスケーキ)が大量に出ます。これらは価値の低い残さとして扱われがちです…
公開日: 2026年10月16日 04:59
スナック菓子に含まれるうま味調味料(MSG)の量を滴定法で調べた研究
グルタミン酸ナトリウム(MSG)は、料理や加工食品の味を引き立てる「うま味調味料」として広く使われている食品添加物で、手軽に食べられるスナック菓子にも用いられています。研究チームは、こうしたスナック菓子に実際にどれくらいのMSGが含まれているかを明らかにすることを目的に、3種類のスナック菓子を分析し…
公開日: 2026年10月16日 04:47
全粒ソルガム粉と、それを使ったラスクの栄養成分とタンニン量の比較
ソルガム(モロコシ、Sorghum bicolor)は、干ばつややせた土地にも強いアフリカ原産の穀物です。世界では小麦、トウモロコシ、米、大麦に次ぐ重要な穀物で、グルテンを含まない点も特徴です。レソトでは現地語で「マベレ」と呼ばれていますが、伝統的な調理に手間と時間がかかることや食習慣の変化から、利…
公開日: 2026年10月16日 04:41
ジャトロファ・タンジョレンシスの葉から作った緑茶と紅茶の成分と風味の比較
ジャトロファ・タンジョレンシス(Jatropha tanjorensis)は、野菜や薬用植物として伝統的に利用されてきた植物です。一方、その葉をハーブティーとして使う可能性は、これまで十分に調べられていませんでした。
公開日: 2026年10月15日 22:40
日本人の食事パターンを栄養・環境負荷・費用の面から最適化する試み:若年層と高年層の比較
偏った食事は、がんや心臓病などの非感染性疾患につながる予防可能な危険因子として最も大きなものとされています。多くの国では、どの食品をどれだけ食べるとよいかを示す「食品ベースの食事指針」が作られており、近年はこれに環境への配慮を組み込む国が増えています。食料の生産や流通が、温室効果ガスの排出、土地利用…
公開日: 2026年10月15日 06:19