研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

チャーガ茸から糖類を作る過程の“副産物”に、2型糖尿病マウスの血糖改善が報告——腸内細菌叢の変化も観察 研究論文OpenAlex中国

チャーガ茸から糖類を作る過程の“副産物”に、2型糖尿病マウスの血糖改善が報告——腸内細菌叢の変化も観察

キノコの一種であるチャーガ茸(カバノアナタケ)は、多糖類などの機能性成分を含むことで知られ、血糖値に関する研究がこれまでも行われてきました。今回紹介する論文では、チャーガ茸から多糖類を作る際に生じる副産物、いわば“搾りかす”のような存在に着目しています。この副産物は「水抽出エタノール沈殿上清(SWE…

公開日: 2026年07月05日 18:28

高齢者への「ビートルート抽出物」補給、循環硝酸塩・抗酸化物質の増加と心代謝マーカーとの関連を検討した研究 研究論文OpenAlexブラジル

高齢者への「ビートルート抽出物」補給、循環硝酸塩・抗酸化物質の増加と心代謝マーカーとの関連を検討した研究

加齢とともに血管の健康にかかわる「一酸化窒素」の生体利用率が低下し、心代謝リスク(血圧や血糖、脂質など生活習慣病に関わる指標)が高まりやすくなることが知られています。一酸化窒素は血管を広げる働きなどに関わる分子で、体内では食事から摂取した硝酸塩などから作られる経路もあります。ビートルートは硝酸塩を比…

公開日: 2026年07月05日 18:27

神経伝達物質・食事・代謝の関係、研究の全体像は? 書誌計量分析で見えた現状と課題 研究論文OpenAlexトルコ

神経伝達物質・食事・代謝の関係、研究の全体像は? 書誌計量分析で見えた現状と課題

「何を食べるか」が気分や思考力に影響するという話を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。脳内で情報をやり取りする「神経伝達物質」は、栄養や代謝の状態と深く関わっているとされ、近年は「持続可能な脳の健康」という切り口からも注目されています。しかし、この分野の研究は実際にどれくらい蓄積され、ど…

公開日: 2026年07月05日 18:27

茶ポリフェノールがヨーグルトを長持ちさせる?ゲル構造と保存安定性を調べた研究 研究論文OpenAlex中国

茶ポリフェノールがヨーグルトを長持ちさせる?ゲル構造と保存安定性を調べた研究

ヨーグルトを買って冷蔵庫にしばらく置いておくと、表面に水っぽい液体(ホエー)がにじみ出てきたり、なめらかさが失われたりすることがあります。これは「離水(りすい)」と呼ばれる現象で、ヨーグルトのタンパク質が作るゲル構造が時間とともに変化することが関係しています。こうした保存中の品質低下をどう抑えるかは…

公開日: 2026年07月05日 18:26

「早食い」と「ゆっくり食べ」、血糖値やインスリンへの影響を比較した研究 研究論文OpenAlexオランダ

「早食い」と「ゆっくり食べ」、血糖値やインスリンへの影響を比較した研究

「よく噛んでゆっくり食べると体にいい」という話を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。実際、食べる速さや噛む回数が、食後の血糖値やインスリンの働きにどう関わるのかは、栄養学の分野で関心を集めてきたテーマです。今回紹介するのは、健康な成人を対象に、ふだんの食べ方の個人差(摂食速度や咀嚼の仕方…

公開日: 2026年07月05日 18:25

老化研究の「テーラーメイド化」に挑む8週間のパイロット試験、PROMETHEUS臨床試験プロトコルを紹介 研究論文OpenAlexシンガポール

老化研究の「テーラーメイド化」に挑む8週間のパイロット試験、PROMETHEUS臨床試験プロトコルを紹介

高齢化が進む社会では、加齢に伴う病気をどう防ぐかが大きな課題になっています。近年注目されているのが「精密老年医学(プレシジョン・ジェロメディシン)」という考え方です。これは、一人ひとりの老化のパターンに合わせて生活習慣やサプリメントなどを個別に調整し、健康寿命を最適化しようとするアプローチです。今回…

公開日: 2026年07月04日 20:26

アンペロプシン豊富な「ResoVine™」摂取と腹部脂肪の変化を検討した臨床試験 研究論文OpenAlex

アンペロプシン豊富な「ResoVine™」摂取と腹部脂肪の変化を検討した臨床試験

お腹まわりの脂肪、特に内臓脂肪が気になるという方は多いのではないでしょうか。近年、植物由来の成分が体脂肪に関わる可能性について、さまざまな研究が行われています。今回紹介するのは、「ツルチャ(バインティー)」という植物に多く含まれる成分「アンペロプシン」に注目した臨床研究です。ツルチャはこれまで動物実…

公開日: 2026年07月04日 19:32

食事と『脳の若さ』の関係、直線ではないかもしれない ― 新しい栄養スコア「BRAiN」を紹介 研究論文OpenAlexアメリカ

食事と『脳の若さ』の関係、直線ではないかもしれない ― 新しい栄養スコア「BRAiN」を紹介

「バランスの良い食事は脳にいい」――そんな話を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。実際、加齢に伴う認知機能の低下(いわゆる「もの忘れ」や認知症のリスク)には、食事や睡眠、運動といった生活習慣が関わっている可能性が指摘されてきました。こうした背景から、食事内容を点数化して健康リスクを評価す…

公開日: 2026年07月04日 19:30

食物繊維(多糖類)は血糖や脂質のコントロールに役立つのか? 21研究をまとめたレビュー論文を読む 研究論文OpenAlexイギリス

食物繊維(多糖類)は血糖や脂質のコントロールに役立つのか? 21研究をまとめたレビュー論文を読む

白米よりも玄米、精製された小麦粉よりも全粒粉のパンのほうが体によさそうだ、という話を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。こうした食品に多く含まれているのが「食物繊維」や「レジスタントスターチ(消化されにくいでんぷん)」といった、消化管を通過する際にゆっくりと分解される多糖類です。これらは…

公開日: 2026年07月04日 19:29

アメリカザリガニの殻の色で味や成分は変わる?―青色ソフトシェルと赤色ハードシェルを比較した研究 研究論文OpenAlex中国

アメリカザリガニの殻の色で味や成分は変わる?―青色ソフトシェルと赤色ハードシェルを比較した研究

アメリカザリガニ(Procambarus clarkii)には、殻がやわらかく青みがかった「青色軟殻型」と、殻が硬く赤い「赤色硬殻型」がいることが知られています。市場ではこの二つのタイプで取引価格が大きく異なるとされますが、その背景にどのような生物学的な違いがあるのかは、まだ十分に整理されていません…

公開日: 2026年07月04日 19:29

食物繊維入り食パンで塩を半分に? 生地とパン品質への影響を調べた研究 研究論文OpenAlexアイルランド

食物繊維入り食パンで塩を半分に? 生地とパン品質への影響を調べた研究

パンは毎日のように食卓に上る主食ですが、実は欧州をはじめ世界的に見て、私たちが口にする食塩(ナトリウム)の主要な供給源のひとつになっていると言われています。塩分の摂りすぎは心血管疾患などのリスクを高める要因として知られており、パンの塩分をどこまで減らせるのかは、食品科学における重要なテーマのひとつで…

公開日: 2026年07月04日 19:28

綿実に秘められた栄養と抗酸化パワーを調べた研究 研究論文OpenAlexナイジェリア

綿実に秘められた栄養と抗酸化パワーを調べた研究

綿花といえば衣類の繊維を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、その種子である「綿実(わたみ、コットンシード)」は、繊維を採ったあとに残る副産物として扱われ、これまで十分に活用されてこなかったといいます。しかし綿実には栄養やフィトケミカル(植物由来の機能性成分)が豊富に含まれている可能性があり、今回紹…

公開日: 2026年07月04日 19:28