研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

肥満治療薬の「お腹の副作用」は食事指導と食物繊維で和らげられる? 新配合薬EMP16の小規模試験 研究論文DOAJスウェーデン

肥満治療薬の「お腹の副作用」は食事指導と食物繊維で和らげられる? 新配合薬EMP16の小規模試験

肥満治療のために処方される薬の中には、脂肪の吸収を抑えることで体重減少を助けるオルリスタットという薬があります。効果が期待できる一方で、油っぽい下痢やおならと一緒に脂が漏れてしまうといった消化器系の副作用が起きやすく、これが理由で治療を続けられなくなる人も少なくないと言われています。今回紹介する研究…

公開日: 2026年07月19日 20:28

食品に潜む『見えないアルコール』―表示の落とし穴と、子どもや妊婦への影響とは 研究論文DOAJドイツ

食品に潜む『見えないアルコール』―表示の落とし穴と、子どもや妊婦への影響とは

「ノンアルコール」と表示された飲み物や、パン、醤油、コンブチャ(紅茶キノコ)などの発酵食品。これらに実は微量のアルコール(エタノール)が含まれていることがある、と聞いたら驚く人も多いのではないでしょうか。今回紹介する論文は、食品中に含まれるアルコールの表示制度が抱える倫理的な課題について、これまでの…

公開日: 2026年07月17日 22:29

ベネンタロイモを使った麺、食物繊維と低GIで注目される研究結果 研究論文DOAJインドネシア

ベネンタロイモを使った麺、食物繊維と低GIで注目される研究結果

もちもちとした麺は世界中で愛される食品ですが、その原料は小麦粉が中心で、血糖値への影響が気になる方には必ずしも優しい食品とは言えません。そこで注目されているのが、インドネシアなどに自生するサトイモの仲間「ベネンタロイモ(Xanthosoma undipes K. Koch)」です。今回紹介する研究で…

公開日: 2026年07月17日 15:31

生鮮食品はなぜ届かなくなるのか——デジタル技術でサプライチェーンの弱点を補う可能性を探る研究 研究論文DOAJインド

生鮮食品はなぜ届かなくなるのか——デジタル技術でサプライチェーンの弱点を補う可能性を探る研究

スーパーに並ぶ牛乳や肉、魚介類。これらの生鮮食品が私たちの手元に届くまでには、生産者から加工、輸送、保管、販売に至る長い「サプライチェーン」があります。しかし近年、技術的なトラブルや需要の急な変動、設備の故障、人手不足など、さまざまな要因でこの流れが滞ることが増えていると指摘されています。生鮮食品は…

公開日: 2026年07月17日 13:40

クコの実をコンブチャで発酵させると何が変わる?機能性・安全性・味を調べた研究 研究論文DOAJインドネシア

クコの実をコンブチャで発酵させると何が変わる?機能性・安全性・味を調べた研究

クコの実(ゴジベリー)は、乾燥果実やお茶などで親しまれている食材です。一方「コンブチャ」は、緑茶や紅茶に砂糖を加え、酵母や酢酸菌などの共生培養物(SCOBY)で発酵させる発酵飲料として世界的に人気が広がっています。今回紹介する研究では、この2つを組み合わせ、クコの実を加えてコンブチャ発酵させることで…

公開日: 2026年07月17日 13:38

発芽と乳酸菌発酵で小麦粉の残留農薬を減らせるか——圃場試験から見えてきたこと 研究論文DOAJイタリア

発芽と乳酸菌発酵で小麦粉の残留農薬を減らせるか——圃場試験から見えてきたこと

小麦などの穀物に残る農薬の存在は、食の安全を考えるうえで見過ごせないテーマです。農薬は病害虫や雑草から作物を守るために欠かせない一方、収穫された穀粒にどの程度残るのかは、散布のタイミングや方法によって変わります。今回紹介する研究は、実際の圃場(畑)での散布試験と、その後の加工工程による低減効果を組み…

公開日: 2026年07月17日 13:36

キンマの葉に棲む内生菌が食中毒菌を抑える? 腸炎ビブリオへの多面的な抗菌作用を報告する研究 研究論文DOAJタイ

キンマの葉に棲む内生菌が食中毒菌を抑える? 腸炎ビブリオへの多面的な抗菌作用を報告する研究

植物の葉や茎の中には、宿主に害を与えずにひっそりと暮らす「内生菌(ないせいきん)」と呼ばれる微生物が存在することがあります。これらの内生菌は、植物と共生する中で抗菌作用を持つ化合物、特にフェノール性化合物を作り出すことが知られています。今回紹介する研究では、東南アジアなどで食用や薬用に使われる植物「…

公開日: 2026年07月17日 13:34

侵略的外来魚ティラピアの骨から高溶解性カルシウムを作る:前処理の工夫を検証した研究 研究論文DOAJタイ

侵略的外来魚ティラピアの骨から高溶解性カルシウムを作る:前処理の工夫を検証した研究

魚を加工する際には骨や皮など、食べずに捨てられてしまう部分がどうしても出てきます。こうした副産物を「もったいない」と捉え、新しい形で活用しようとする研究が世界各地で進められています。今回紹介するのは、タイの「すり身」生産の過程で発生する魚の骨を原料に、健康食品などに使える「バイオカルシウム」を作ろう…

公開日: 2026年07月17日 13:33

未利用スパイスの発酵で機能性は変わるのか——Dorstenia convexa根とMonodora myristica種子を調べた研究 研究論文DOAJスペイン

未利用スパイスの発酵で機能性は変わるのか——Dorstenia convexa根とMonodora myristica種子を調べた研究

アフリカなどで伝統的に使われながらも、栄養科学の研究があまり進んでいない「未利用スパイス」と呼ばれる植物素材があります。今回紹介する研究では、そうした素材のうちDorstenia convexa(ドルステニア・コンベクサ)の根とMonodora myristica(モノドラ・ミリスティカ)の種子とい…

公開日: 2026年07月17日 13:31

ソルガム×卵白でつくる機能性スナックバー研究、バインダーの種類で何が変わる? 研究論文DOAJインドネシア

ソルガム×卵白でつくる機能性スナックバー研究、バインダーの種類で何が変わる?

近年、健康を意識した間食として、食物繊維やたんぱく質を含む「機能性スナックバー」への関心が高まっています。今回紹介するのは、雑穀の一種である「ソルガム」を使ったスナックバーの研究です。ソルガムはインドネシアで食料安全保障の観点から重要な作物として位置づけられており、栽培のしやすさや部位ごとの活用のし…

公開日: 2026年07月16日 19:29

関節リウマチと食事の関係とは?新規発症患者を対象にした症例対照研究 研究論文DOAJイラン

関節リウマチと食事の関係とは?新規発症患者を対象にした症例対照研究

関節リウマチ(RA)は、関節に痛みや腫れが生じる自己免疫疾患のひとつです。発症には遺伝的な要因だけでなく、生活習慣や環境要因も関わっていると考えられており、食事とRAリスクとの関連は以前から研究者の関心を集めてきたテーマです。今回紹介する研究では、新たにRAと診断された患者と健康な人を比較し、日々の…

公開日: 2026年07月16日 16:29

モカフ粉と大豆粉の配合を変えると、グルテンフリースナックの栄養価はどう変わる? 研究論文DOAJインドネシア

モカフ粉と大豆粉の配合を変えると、グルテンフリースナックの栄養価はどう変わる?

小麦粉を使わない「グルテンフリー」の食品は、近年世界的に関心が高まっている分野です。今回紹介するのは、キャッサバ(タピオカの原料となるイモ)を発酵させて作る「モカフ粉」と、大豆粉を組み合わせたグルテンフリースナックバーについて、配合比率を変えることで栄養成分や抗酸化活性がどう変化するかを調べた研究で…

公開日: 2026年07月16日 01:33