研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
サプリメント広告は消費者にどう受け止められているのか——ポーランドでの意識調査
「このサプリメントで健康問題が解消される」——そんな印象を与える広告を目にしたことがある人は多いのではないでしょうか。健康食品やサプリメントの市場は世界的に拡大を続けていますが、その広告表現がしばしば誇張されたり、医薬品のような治療効果を暗示したりすることが指摘されています。今回紹介する研究は、消費…
公開日: 2026年08月06日 00:36
ベニバナ種子のアルカリ前処理で搾油効率アップ?条件を数理的に最適化した研究
サラダ油やヘルシーオイルの原料として知られるベニバナ(紅花)の種子。実はこの種、殻が硬く密なつくりをしているため、そのまま圧搾しても油をしっかり搾り出すのが難しいという課題があります。伝統的な搾油方法では効率が上がりにくく、油を搾る前に種子をどう「下ごしらえ」するかが、生産全体の効率を左右する重要な…
公開日: 2026年08月06日 00:36
オーストラリアはなぜ水産物大国なのに輸入に頼るのか——輸入が生産国に及ぼす影響を考える
世界的に水産物の消費量はこの60年ほどで大きく増え、現在では人が摂取するタンパク質の約20%を魚介類が占めているとされています。海に囲まれ、広大な漁業水域と発達した養殖業を持つ国というと、水産物を自給自足できていそうなイメージがあります。ところが今回紹介する論文では、そうしたイメージとは裏腹な「パラ…
公開日: 2026年08月06日 00:35
酸性土壌・高温ストレス下で育つインゲンマメ、栄養価の高い系統をどう見分けるか
インゲンマメは世界中で広く食べられている豆類のひとつですが、育つ土地の環境によって鉄分やタンパク質などの栄養価に差が出ることが知られています。特に土壌が酸性だったり気温が高すぎたりする厳しい条件では、栄養バランスの良い豆を安定して育てること自体が難しくなります。今回紹介する研究は、そうした過酷な環境…
公開日: 2026年08月06日 00:34
ギリシャ版「スポーツ栄養知識質問票」を開発、コーチの栄養知識を調べる調査票の信頼性を検証
アスリートの食事や栄養管理は、パフォーマンスやコンディションに深く関わるテーマとして注目されています。その現場で選手に日々アドバイスをするのが、コーチという存在です。コーチ自身がスポーツ栄養についてどの程度の知識を持っているかは、選手の食習慣にも影響しうると考えられています。しかし、そうした知識を正…
公開日: 2026年08月06日 00:33
血中DHAと『肥満+うつ』の併存リスク——米国成人データからみえた関連性
魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は、炎症を抑える働きを持つことで知られています。一方で、肥満とうつ病は互いに合併しやすいことが知られていますが、こうした「肥満とうつ病の併存」にオメガ3脂肪酸がどう関わっているのかは、これまではっきりしていま…
公開日: 2026年08月06日 00:32
甘い・苦い・塩辛い…味の感じ方はなぜ人それぞれ? 遺伝子と食の好みをめぐる最新レビュー
同じ料理を食べても、「ちょうどいい」と感じる人もいれば「苦い」「塩辛い」と感じる人もいます。こうした味の感じ方の個人差には、育った環境や食習慣だけでなく、生まれ持った遺伝的な要因も関わっていると考えられています。今回紹介する総説論文は、味覚の感じ方や食べ物の好みに関わる遺伝的な変異について、これまで…
公開日: 2026年08月06日 00:31
地域在住高齢者のサルコペニア、有病率は約12%――加齢・低栄養・運動不足との関連を調査した研究
「サルコペニア」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。筋肉量や筋力が年齢とともに低下していく状態を指す言葉ですが、まだ一般には広く知られていないのが実情のようです。今回紹介する研究は、地域で生活する高齢者を対象に、サルコペニアがどれくらいの割合で見られるのか、そしてどのような要因と関連しているのか…
公開日: 2026年08月06日 00:30
酸化した魚油による肝臓ダメージ、大豆由来成分ゲニステインで軽減の可能性 ヒラメ類での研究
養殖魚のエサには魚油が使われますが、保存や加工の過程で油が酸化してしまうことがあります。酸化した油は活性酸素を生み出しやすく、魚の体にとって負担になると考えられています。今回紹介する研究は、大豆などに含まれる植物由来の成分「ゲニステイン」を魚のエサに加えることで、酸化した魚油による肝臓への影響を和ら…
公開日: 2026年08月06日 00:29
AIは栄養士の仕事をどう変えるのか——現場29人への聞き取り調査から
食事のアドバイスや栄養指導の場面でも、人工知能(AI)を活用したアプリやチャットボットを見かけることが増えてきました。では、実際に患者や利用者と向き合う栄養士自身は、AIの登場をどう受け止めているのでしょうか。今回紹介する研究は、この問いに正面から向き合い、現場で働く栄養士たちの生の声を丁寧に拾い集…
公開日: 2026年08月05日 00:28
干ばつに強いトウモロコシは、トルティーヤブレッドの材料になり得るか——品種比較で見えたこと
トウモロコシからパンやトルティーヤを作るのは、実は簡単ではありません。小麦粉と違ってトウモロコシの生地は粘りや弾力(ビスコエラスティック性)に乏しく、生地をまとめて焼き上げるのが技術的に難しいことが知られています。一方で、気候変動により干ばつなど水不足の環境でも育つ作物への関心が高まっており、干ばつ…
公開日: 2026年08月04日 23:36
食用ツバメの巣、色の違いはどこから生まれる? タンパク質と金属成分から探る研究
中国では古くから「肺を潤し、体を養う」とされ、高級食材として扱われてきた食用ツバメの巣(エディブル・バーズネスト)。産地によって形や色、成分、そして市場価値までさまざまに異なることが知られています。今回紹介する研究では、色の違いに着目し、その背後にある成分の違いを科学的に調べています。
公開日: 2026年08月04日 23:36