研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

インドのカカオ生産の伸びと、アンドラ・プラデーシュ州における価格への反応を調べた研究 研究論文OpenAlexインド

インドのカカオ生産の伸びと、アンドラ・プラデーシュ州における価格への反応を調べた研究

インドのカカオ(学名 Theobroma cacao L.)の生産量は、過去20年ほどの間に大きく増加してきました。しかし著者らによれば、その成長には課題があり、価格が不安定であること、単位面積あたりの収量(生産性)が伸び悩んでいること、そして成長が主に栽培面積の拡大によってもたらされていることが特…

公開日: 2026年09月25日 17:43

脳卒中入院患者におけるエネルギー・たんぱく質摂取の充足と、尿中尿素窒素からみた代謝ストレスの関係 研究論文OpenAlexインドネシア

脳卒中入院患者におけるエネルギー・たんぱく質摂取の充足と、尿中尿素窒素からみた代謝ストレスの関係

脳卒中を発症すると、体の代謝が乱れ、必要となる栄養量が増えることがあります。こうした状態は「代謝ストレス」と呼ばれ、体内でエネルギー源やたんぱく質が通常より多く消費される負荷のかかった状態を指します。

公開日: 2026年09月25日 17:29

ムラサキオドリコソウの成分を調べた研究——ルテオリンと三つの酵素への作用 研究論文OpenAlexトルコ

ムラサキオドリコソウの成分を調べた研究——ルテオリンと三つの酵素への作用

ムラサキオドリコソウ(学名 Lamium purpureum)は、シソ科オドリコソウ属の植物で、ヨーロッパ、アジア、北アフリカに広く分布し、民間療法で古くから使われてきました。この属の植物にはフェノール類と呼ばれる成分が豊富に含まれることが知られています。フェノール類は植物がつくる化合物のグループで…

公開日: 2026年09月25日 15:06

超加工食品はゴキブリの死亡率を高める——無脊椎動物での実験報告 研究論文OpenAlexメキシコ

超加工食品はゴキブリの死亡率を高める——無脊椎動物での実験報告

超加工食品とは、工業的な加工を大きく加えて作られた食品のことです。原著によれば、イギリス・アメリカ・カナダなどの高所得国では人が摂取する総カロリーの半分以上を占め、メキシコ・ブラジル・チリなどの中所得国でも最大で3分の1に達します。売上も伸び続けており、近年は中所得国で10%、高所得国で1%上昇した…

公開日: 2026年09月25日 14:46

マメ科植物オノブリキス・オキシオドンタの抗菌・抗酸化作用を溶媒別に調べた研究 研究論文OpenAlexトルコ

マメ科植物オノブリキス・オキシオドンタの抗菌・抗酸化作用を溶媒別に調べた研究

植物には、ポリフェノールをはじめとする多様な化学成分が含まれており、こうした成分が薬用としての価値の背景にあると考えられています。この論文では、体内で生じる活性酸素などの有害な作用を和らげる働き(抗酸化作用)や、細菌などの微生物の増殖を抑える働き(抗菌作用)をもつ植物成分に注目しています。

公開日: 2026年09月25日 09:26

未利用魚を使ったフィッシュフィンガーを消費者はどう評価するか 研究論文OpenAlexイギリス

未利用魚を使ったフィッシュフィンガーを消費者はどう評価するか

漁で目的の魚以外に網に入る「混獲」の魚には、市場価値が低いために廃棄されてしまう種類が少なくありません。こうした魚は「未利用魚」と呼ばれ、多くの漁業で廃棄が続いていることが課題となっています。

公開日: 2026年09月25日 09:01

食用きのこの菌糸体を植物性代替肉の材料に――23株のスクリーニングと加工特性の検討 研究論文OpenAlex中国

食用きのこの菌糸体を植物性代替肉の材料に――23株のスクリーニングと加工特性の検討

植物性の代替肉は、たんぱく質の質、肉らしい風味、繊維状の食感という点で依然として課題を抱えていると、著者らは指摘しています。そこで注目されたのが、食用菌類の菌糸体です。菌糸体とは、きのこの傘や柄になる前の、糸状に伸びる細胞のかたまりのことで、培養によって増やすことができます。菌糸体はたんぱく質を多く…

公開日: 2026年09月25日 08:57

キヌアの栄養成分は調理法・品種・栽培地の組み合わせで変わる——ゆでると蒸すを比べた研究 研究論文OpenAlexチュニジア

キヌアの栄養成分は調理法・品種・栽培地の組み合わせで変わる——ゆでると蒸すを比べた研究

キヌア(Chenopodium quinoa Willd.)は、気候変動に強い作物として世界的に注目されている穀物です。著者らによれば、その種子は必須アミノ酸のバランスが取れた良質なタンパク質を含み、食物繊維、ビタミン、必須ミネラル、健康的な脂質、生理活性成分に富むことが知られています。

公開日: 2026年09月25日 07:21

飼料へのプロピオン酸添加が地鶏(カンポン鶏)の成長と腸内サルモネラに与える影響 研究論文OpenAlexインドネシア

飼料へのプロピオン酸添加が地鶏(カンポン鶏)の成長と腸内サルモネラに与える影響

鶏の消化管には、サルモネラや大腸菌といった病原細菌がすみつくことがあります。これらの細菌は飼料や飲み水を通じて体内に入り、栄養の吸収を妨げて成長や生産性を下げる要因になると指摘されてきました。これまで多くの養鶏現場では、病原細菌を抑える目的で抗生物質成長促進剤(AGP)が飼料に加えられてきましたが、…

公開日: 2026年09月25日 06:57

アブラヤシの葉とムクナ豆を混ぜたサイレージ ― 接種菌の種類と配合比が発酵品質に与える影響 研究論文OpenAlexインドネシア

アブラヤシの葉とムクナ豆を混ぜたサイレージ ― 接種菌の種類と配合比が発酵品質に与える影響

家畜の飼料をどう安定して確保するかは、畜産の現場で長く続く課題です。論文の著者らは、インドネシアで広大な面積を占めるアブラヤシ農園に目を向けました。アブラヤシの葉柄(オイルパームフロンド、以下OPF)は農園から大量に出る副産物で、エネルギー源となる成分を含むため家畜飼料として使える可能性があります。…

公開日: 2026年09月25日 06:54

冷凍保存でムール貝の品質と風味成分はどう変わるか——雌雄で異なる変化を追った研究 研究論文DOAJ中国

冷凍保存でムール貝の品質と風味成分はどう変わるか——雌雄で異なる変化を追った研究

ムラサキイガイの仲間であるムール貝(ヒバリガイモドキ、学名 Mytilus coruscus)は、中国沿岸で広く養殖される重要な水産物です。新鮮なうちは独特の風味と食感が好まれますが、水分が多く組織が繊細なため傷みやすく、長期保存には冷凍が使われます。ただし冷凍中にも、水分の移動、たんぱく質の分解、…

公開日: 2026年09月25日 06:26

ナツメヤシ、オメガ3・オメガ6脂肪酸、食物繊維、プロバイオティクス ― 腸内細菌と酸化ストレスをめぐる統合レビュー 研究論文DOAJサウジアラビア

ナツメヤシ、オメガ3・オメガ6脂肪酸、食物繊維、プロバイオティクス ― 腸内細菌と酸化ストレスをめぐる統合レビュー

この論文は、ナツメヤシ(デーツ)の果実、オメガ3およびオメガ6の多価不飽和脂肪酸、食物繊維、プロバイオティクス(生きた微生物)という四つの食事要素を取り上げ、それらが腸の健康にどう関わりうるかを既存の研究からまとめ直した「統合レビュー」です。新しい実験を行ったのではなく、これまでに報告されてきた知見…

公開日: 2026年09月25日 05:34