研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
土と葉の「水の状態」を光で読む——有機質肥料が育てる土壌と植物のつながり
土は、根が伸びる場であり、水をたくわえ、微生物がはたらく場でもあります。豚ぷん堆肥のような有機質肥料を入れると、土の構造や養分の出方、水の保ち方が変わることは知られていますが、その過程で土や植物の中の「水の分子のまとまり方」がどう変化するのかは、よく分かっていませんでした。
公開日: 2026年09月26日 05:06
ウズラの栄養プログラムを比較する ― 日本ウズラとヨーロッパウズラで成長・産卵成績はどう変わるか
ウズラに必要な栄養素の量は、品種などの遺伝的背景、成長や産卵といった生産の段階、そして卵をとるのか肉をとるのかという生産目的によって変わります。著者らは、こうした違いに応じて栄養の供給を体の要求に合わせる必要があると述べています。
公開日: 2026年09月26日 04:53
マルーラの実は熟し方で中身が変わる――収穫時期と成分の関係を調べた研究
南部アフリカに自生するマルーラ(Sclerocarya birrea)は、南アフリカの農村・半農村地域で生の果実として食べられるほか、酒やジャム、ジュース、ナッツなどの原料にも使われてきた在来果実です。ビタミンCやカルシウム、カリウム、リンなどを豊富に含むと報告されており、地域の食と栄養を支える存在…
公開日: 2026年09月25日 23:09
コートジボワール北部で食べられる2種の野生葉菜、栄養成分と植物化学成分を比較した研究
サハラ以南のアフリカでは、野生の葉菜が食生活を支え、食事の多様化に貢献しています。しかし論文の著者らは、地域で実際に食べられている種の多くについて、科学的なデータがまだ乏しいと指摘しています。これまでの研究は、どんな植物がどう使われているかの目録づくりや、成分の一部の測定にとどまることが多かったとい…
公開日: 2026年09月25日 22:14
バングラデシュ・ラジバリ県の漁業者と養殖業者を比べる――暮らしと仕事の実態調査
バングラデシュの農村部では、川や湖などで魚をとる「漁業者」と、池などで魚を育てる「養殖業者」という、水産にかかわる二つの異なる働き方が並び立っています。同じ魚を扱う仕事でありながら、その暮らしぶりや直面する困難は同じとは限りません。
公開日: 2026年09月25日 20:53
ソルガム粉を加えたチーズクッキー「カステンゲル」——配合の違いと食べた人の評価
カステンゲルは、インドネシアでよく知られた焼き菓子です。チーズを使った香ばしい風味、サクサクした食感、黄褐色の焼き色が特徴で、一般には小麦粉を主な材料としてつくられます。
公開日: 2026年09月25日 20:49
サフランの花の副産物を活かした新しいペコリーノ型チーズの開発
サフランは、花のめしべの先端にある「柱頭」だけを香辛料として利用します。そのため、花びらやおしべなど残りの部分は副産物として大量に生じます。研究チームは、この「サフランの花の副産物」を捨てずに食品の素材として使えないかという観点から、羊の生乳を用いた新しいチーズの原料として使う可能性を検討しました。…
公開日: 2026年09月25日 20:29
クズウコン粉にモリンガ葉粉末を加えたインスタント粥の特性を調べた研究
インドネシアでは鉄不足による貧血が依然として多く、研究チームによれば15〜24歳で15.5%、75歳以上では63.2%という報告があります。そこで著者らは、手軽に食べられて鉄分を補える食品をつくれないかと考えました。
公開日: 2026年09月25日 19:46
キャッサバ3品種を固体発酵させた粉の性質を比較した研究
キャッサバはイモ状の根を食用にする作物で、熱帯地域では米とトウモロコシに次ぐ3番目のカロリー源とされ、世界で8億人以上の食を支えていると論文は紹介しています。コートジボワールでは2019年の生産量が500万トンに達し、ヤムイモに次ぐ第2の食用作物です。
公開日: 2026年09月25日 19:15
太陽光パネルの下でサフランを育てる――北部地域での栽培可能性を探る研究
サフランは食用の花を咲かせる球根植物で、めしべ(柱頭)を乾燥させた香辛料が高値で取引される高付加価値作物です。しかし緯度の高い北部地域では、サフランが花を咲かせる生育期の天候が栽培の障害になると指摘されてきました。
公開日: 2026年09月25日 18:59
気候変動は豊作年と凶作年にどう影響したか——トウモロコシとコムギの世界生産を分析
安定した作物生産は世界の食料安全保障の基盤です。研究チームによれば、気候変動は極端な気象現象を増やし、しばしば収量の低い年、すなわち「凶作」を招いてきました。一方で、場所や季節によっては、好ましい気候条件や大気中の二酸化炭素濃度の上昇が、収量の高い年、すなわち「豊作」の収量をさらに押し上げる可能性も…
公開日: 2026年09月25日 18:46
中国におけるクレソン(オランダガラシ)——導入の経緯、分布、生態系への影響を整理した研究
クレソン(オランダガラシ、学名 Nasturtium officinale)はアブラナ科の多年生の水生植物で、著者らによれば、ヨーロッパ東地中海地域や南西アジア、中央アジア、アラビア半島、マカロネシア、アフリカ北部・北東部の熱帯域を原産とします。現在は南極大陸を除くすべての大陸に持ち込まれており、中…
公開日: 2026年09月25日 18:04