研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
アルゼンチンの食事調査を支える写真付き食品アトラス「Smart24Food」の開発
食べたものを正確に把握することは、栄養状態を知ったり、食事と病気の関係を調べたりするうえで欠かせません。しかし著者らは、食事調査には難しさが残ると述べています。とくに「どれくらいの量を食べたか」を思い出して答えるのは難しく、ここで生じるずれは、エネルギーや栄養素の摂取量を実際より少なく、あるいは多く…
公開日: 2026年09月26日 22:01
イラン南部の成人3050人で調べた「食事パターン」と血中脂質の関係
食生活が心臓や血管、代謝の健康に関わることは広く知られています。しかし研究チームは、実際の食事は多くの食品や栄養素が組み合わさって成り立っているため、単一の栄養素や食品だけを取り上げる従来の方法では全体像をとらえにくいと指摘しています。そこで近年注目されているのが「食事パターン」という考え方です。こ…
公開日: 2026年09月26日 09:32
ミールキット(レシピボックス)は家庭の食事に役立つか——学齢期の子どもがいる家庭を対象にした試験の計画
家で食事を作って食べることは、より健康的な食生活と関連することが知られています。研究チームは、この「家で作る」という行為を後押しする手段として、レシピと分量どおりに下ごしらえされた食材が定期的に自宅へ届く商業サービス、いわゆるレシピボックス(ミールキット)に注目しました。届いた材料とレシピに沿って調…
公開日: 2026年09月26日 02:47
トウモロコシのナゲット作りで学ぶ「バランスのとれた食事」——インドネシア・グレシック県での地域活動報告
インドネシアでは、子どもの成長の遅れ(スタンティング)が引き続き取り組むべき栄養課題とされています。原著によれば、2024年のインドネシア栄養状態調査では全国のスタンティング有病率は19.8%で、2023年の21.5%から低下したものの、家庭や地域を巻き込んだ継続的な予防の取り組みが必要だと報告され…
公開日: 2026年09月26日 00:49
中国・海南省の中高年における食事パターンと脂質異常症の関連を調べた研究
血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)のバランスが崩れた状態は「脂質異常症」と呼ばれ、心血管疾患の重要な危険因子として知られています。食事との関わりも深いとされますが、これまでの栄養疫学は個々の栄養素や食品と病気の関係に注目することが多く、実際の食生活全体をとらえにくいという課題がありました。そこ…
公開日: 2026年09月26日 00:34
「ローカル・本物・持続可能」——食文化をことばの視点から読み解く研究特集の序論
21世紀に入ってから、生態系・経済・地政学をめぐる危機が重なり、食をめぐる課題が大きく前面に出てきました。著者らは、こうした変化が人々と環境との関係を変え、日々の食の実践そのものにも影響を及ぼしてきたと整理しています。
公開日: 2026年09月25日 23:36
超加工食品を多く含む食事は満腹感の反応を変えるのか——食感による食べる速さに着目した無作為化クロスオーバー試験の二次解析
超加工食品(工業的に配合・加工された食品で、原材料の姿をほとんどとどめないもの。論文ではNova分類の第4群として扱われています)を多く含む食事は、満腹感の signalling(食べた後に「満ちた」と感じさせる体内の仕組み)を弱め、結果としてエネルギー摂取量を増やすのではないか、という仮説がこれま…
公開日: 2026年09月25日 23:20
超加工食品の摂取と大腸がんの既往との関連を調べた米国の横断研究
超加工食品は、米国の成人が摂取する食事の中でかなりの割合を占めており、これまでにいくつかの慢性疾患との関連が報告されてきました。一方で、大腸がんとの関係については、報告が限られており、結果も一致していないと研究チームは述べています。とくに、国全体を代表するような集団を対象とした知見は乏しい状況でした…
公開日: 2026年09月25日 22:53
スウェーデンのネットスーパーにおける商品配置と、目立つ位置に置かれる食品の健康度を調べた研究
オンラインでの食料品購入が急速に増えるなかで、著者らは、デジタル上の食品小売環境が人々の食生活のあり方を左右する重要な要因になっていると述べています。実店舗のスーパーマーケットについては、どのような売り方の工夫が買い物客に影響するかがすでによく理解されている一方、オンラインの売り場に関する証拠は限ら…
公開日: 2026年09月25日 22:26
食事の質は高齢者の血液指標とどう関係するか——スウェーデンの地域住民調査から
平均寿命が延びる一方で、慢性疾患や障害を抱えずに過ごせる年数が同じだけ延びるとは限りません。加齢は心血管疾患、2型糖尿病、神経変性疾患、がんなどの主要な危険因子であり、変えられる要因を見つけることが課題になっています。食事はそうした変えられる要因の代表格です。
公開日: 2026年09月25日 20:22
身体活動・エネルギー摂取・食物繊維とBMIの関係を成人95人で調べた研究
肥満は世界的な健康課題であり、著者らは、インドネシアでも成人の肥満割合が2018年の21.8%から2023年には23.4%へ増加したと紹介しています。2023年のインドネシア保健調査では、北スラウェシ州が30.6%で全国3番目に高い水準にあったと報告されています。
公開日: 2026年09月25日 20:01
寄宿制高校の女子生徒における カルシウム摂取量と月経前症候群の重さの関連を調べた研究
月経前症候群(PMS)は、月経が始まる前の「黄体期」と呼ばれる時期に、腹痛や頭痛、むくみ、いらだち、気分の変化といった心身の症状があらわれるもので、生殖年齢の女性の日常生活に影響を及ぼすことがあります。論文では、PMSは遺伝、ホルモン、神経伝達物質、ビタミンやミネラルの不足など、さまざまな要因が絡み…
公開日: 2026年09月25日 19:42