研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
果物・野菜の摂取と肌の黄色みの関係を調べた研究
果物や野菜の摂取不足は、世界で年間およそ390万人の死亡に関わるとされ、いくつかの非感染性疾患のリスク上昇とも関連づけられています。オーストラリアの成人で推奨量を満たしているのは4%にすぎないと研究チームは指摘しています。果物・野菜に多く含まれるカロテノイドは、赤・橙・黄の色のもとになる脂溶性の色素…
公開日: 2026年09月17日 07:56
キハダマグロの骨と内臓を活かす——自家酵素による機能性ペプチド生成の比較研究
キハダマグロ(Thunnus albacares)の加工過程では、骨や内臓といった部位が十分に活用されないまま残されます。研究チームは、これらが良質なタンパク質に富む資源であることに着目し、機能性を持つ成分へと転換できないかを検討しました。
公開日: 2026年09月17日 07:50
豆腐や豆乳の「赤み」に関わる黄色・赤色の色素を調べた研究
豆乳や豆腐は、淡い黄色をしているものと期待されることが多い食品です。ところが加工の途中で赤みを帯びる「赤変」と呼ばれる現象が古くから知られており、品質上の問題として扱われてきました。食品の色は、消費者が鮮度や品質を判断する手がかりになるため、想定と違う色の変化は商品価値を下げる要因になります。
公開日: 2026年09月17日 07:45
果汁を使ったアイソトニック飲料の開発と評価
アイソトニック飲料への関心が高まるなか、合成添加物の使用を抑えつつ、生理活性成分としての価値と味わいの魅力を高められる、天然素材を基にした配合の開発が求められています。研究チームは、天然の果汁を用いたアイソトニック飲料の新しい配合を作り出し、その物理化学的な性質と官能的な受容性(味や香りなどの好まし…
公開日: 2026年09月17日 05:57
イタリアの大学生におけるサプリメント利用の実態を調べた横断研究
栄養補助食品(サプリメント)の利用は大学生の間で広がりつつあり、その情報源は大学などの公的機関ではない場合が多いと著者らは指摘しています。そこで研究チームは、EUの規制上の定義に沿ったサプリメントについて、これまでに一度でも使ったことがある人の割合(生涯経験率)、利用と結びつく行動面の要因、そして本…
公開日: 2026年09月17日 05:31
シーバックソーン多糖を飼料に添加した宙返りバト(トンブラー種)の抗酸化・炎症指標と血清代謝物の変化を調べた研究
シーバックソーン(スナヂグミの仲間)に含まれる多糖(SP)は、抗酸化作用と抗炎症作用をもつ成分として知られています。ただし、宙返りバト(トンブラー種のハト)に与えたときにどのような影響があるかは、これまで明らかになっていませんでした。研究チームは、この点を確かめるため、飼料へのSP添加が抗酸化能・炎…
公開日: 2026年09月17日 05:23
植物性タンパク質を使ったソウギョ用飼料 —— 押出加工の温度を変えると何が変わるか
養殖業の持続可能性は、魚に与える飼料の配合によって大きく左右されます。一方で、その飼料をつくる際の「押出加工(エクストルージョン)」という製造工程が環境や経済にどう影響するかは、これまで十分に調べられてきませんでした。押出加工とは、原料を加熱しながら押し出して粒状の飼料に成形する加工方法で、その際の…
公開日: 2026年09月16日 06:36
市販シーモス製品の微生物と重金属を調べた研究の紹介
シーモスは紅藻の一種で、ビタミンやミネラル、食物繊維などを含む食材として注目され、乾燥品やゲル状の製品として広く売られています。生や最小限の加工で食べられることも多く、スムージーやスープに加える使い方も一般的です。近年は市場が拡大し、メディアで取り上げられる機会も増えています。
公開日: 2026年09月16日 06:20
海藻の保存方法をめぐる総説 ― 栄養・安全性・保存期間への影響を整理する
海藻は食品としての栄養価に加え、医薬・化粧品・肥料などの原料としても関心を集めており、著者らによれば世界の海藻生産量の97%(3580万トン)が養殖によるもので、市場規模は118億ドルと報告されています。寒天やカラギーナン、アルギン酸といった「ハイドロコロイド」(食品にとろみやゲル状の性質を与える多…
公開日: 2026年09月16日 05:06
地中海食に含まれるカロテノイド:食品の構造から吸収、体内の指標までをたどる総説
この論文は、地中海食(Mediterranean Diet)という食事パターンに特徴的な植物性食品に多く含まれるカロテノイドを取り上げた総説です。地中海食は植物由来の食品を多くとる食事パターンで、生理活性をもつ栄養成分に富むとされ、カロテノイドもその一つとして位置づけられています。
公開日: 2026年09月15日 18:32
大豆たんぱく質を食べる頻度と脚の筋力の関係を調べた中国の大規模調査
脚の筋力は、思春期の子どもたちの体力を支える重要な要素のひとつです。しかし研究チームによれば、食事で摂るたんぱく質の種類と、この年代の筋肉の働きとの関係は、これまで十分に調べられてきませんでした。
公開日: 2026年09月15日 17:59
アロニアの乾燥・保存で進む酸化を、蛍光の変化からとらえる試み
黒アロニア(Aronia melanocarpa)の果実は、アントシアニンをはじめとするポリフェノールを豊富に含む果実として知られています。アントシアニンは果実の濃い紫黒色をつくる色素成分で、酸化や分解を受けやすい性質があります。研究チームは、この「壊れやすさ」を逆手に取り、食品の鮮度や品質の変化を…
公開日: 2026年09月15日 11:41