研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

水溶性食物繊維と食物アレルギーの関係を整理した研究 研究論文OpenAlex

水溶性食物繊維と食物アレルギーの関係を整理した研究

著者らは、水溶性食物繊維が食物アレルギーの予防や治療にどう関わり得るかを検討するため、既存の研究をまとめました。対象は、ペクチン、イヌリン、βグルカン、マンナンの4種類です。細胞実験、動物実験、人を対象とした介入研究を取り上げ、腸内細菌やその代謝産物、免疫細胞への作用を整理しています。

公開日: 2026年10月05日 05:16

酵素処理したカボチャ粉が食パンの品質に与える影響 研究論文OpenAlexインドネシア

酵素処理したカボチャ粉が食パンの品質に与える影響

研究チームは、小麦粉の一部を酵素処理したカボチャ粉に置き換えることで、食パンの仕上がりや食べたときの評価がどう変わるかを調べました。背景には、地域で手に入るカボチャを製パン材料として活用するという狙いがあります。カボチャ粉は、生地の骨組みとなるグルテンの形成や水分の吸収に影響し、パンの食感や構造を変…

公開日: 2026年10月05日 05:07

ミリアンサスとカシューナッツの油の成分と、加熱調理による変化 研究論文OpenAlexコートジボワール

ミリアンサスとカシューナッツの油の成分と、加熱調理による変化

研究チームは、油を得られる種子のうち、まだ十分に活用されていないミリアンサス・アルボレウス(Myrianthus arboreus)とカシューナッツ(Anacardium occidentale)を対象に、伝統的な加熱調理がその性質にどう影響するかを調べました。目的は、栄養面の特徴や抗酸化活性などが…

公開日: 2026年10月04日 21:56

赤米の酒かすをパンに活用する研究――栄養成分と膨らみのバランス 研究論文OpenAlexベトナム

赤米の酒かすをパンに活用する研究――栄養成分と膨らみのバランス

研究チームは、赤米から酒を造った後に残る酒かすを、小麦粉の一部に代わるパンの原料として使えるか調べました。十分に活用されていない発酵の副産物を食品に生かし、栄養成分を増やしながら、パンとしての品質を保てる配合を見つけることが目的です。

公開日: 2026年10月04日 14:48

オリーブの葉の成分は栽培管理・品種・採取時期でどう変わるか 研究論文OpenAlexスロベニア

オリーブの葉の成分は栽培管理・品種・採取時期でどう変わるか

オリーブの収穫や剪定で生じる葉には、植物がつくるフェノール類が豊富に含まれています。研究チームは、この葉を成分のそろった原料として利用するための基礎情報を得ようと、有機栽培と統合管理という栽培方式の違い、品種、採取時期が、フェノール類とミネラルの組成にどう関わるかを調べました。

公開日: 2026年10月04日 14:40

冷蔵中のライムの品質低下を抑える食べられるコーティング材の研究 研究論文OpenAlexエジプト

冷蔵中のライムの品質低下を抑える食べられるコーティング材の研究

ライムの果実は低温で貯蔵すると「低温障害(チリングインジャリー)」と呼ばれる傷みが起こりやすい果物です。低温障害とは、凍るほどではない低い温度にさらされたことで果実の組織が傷んでしまう現象を指します。研究チームは、この低温障害が起きると果実に酸化ストレスがかかり、細胞を包む膜が傷み、果肉が早く柔らか…

公開日: 2026年10月04日 05:46

植物由来の乳化剤を探る——ナルコユリ属植物の抽出物でつくるナノエマルション 研究論文OpenAlexトルクメニスタン

植物由来の乳化剤を探る——ナルコユリ属植物の抽出物でつくるナノエマルション

食品や化粧品、医薬品の製造では、水と油のように本来混じり合わない成分を安定して混ぜ合わせるために「乳化剤」が使われます。水と油を細かく混ぜた液体をエマルションと呼び、油の粒を数百ナノメートル(1ナノメートルは100万分の1ミリ)という非常に細かいサイズにそろえたものをナノエマルションといいます。著者…

公開日: 2026年10月04日 05:32

ノニ果実エキスを粉末に包み込む——キトサン濃度が微小カプセルの性質をどう変えるか 研究論文OpenAlexインドネシア

ノニ果実エキスを粉末に包み込む——キトサン濃度が微小カプセルの性質をどう変えるか

ノニ(Morinda citrifolia L.)はアカネ科の植物で、論文の著者らによれば、抗菌・抗炎症・抗酸化作用や代謝調節に関わる働きが報告されています。その成分のうちスコポレチンは、ノニの脂質改善作用に関係するとされる主要な指標成分で、コレステロール代謝に関わる酵素の働きを調節することが報告さ…

公開日: 2026年10月04日 05:11

収穫前の葉面散布と天然コーティングでウチワサボテン果実の鮮度を保つ試み 研究論文OpenAlexエジプト

収穫前の葉面散布と天然コーティングでウチワサボテン果実の鮮度を保つ試み

ウチワサボテン(Opuntia ficus-indica L. Mill.)の果実は、いわゆるプリックリーペア(和名のひとつはウチワサボテンの果実)として知られています。著者らによれば、この果実は非常に傷みやすく、収穫後の急速な劣化によって貯蔵できる期間が短く、商業的な流通も大きく制限されてしまいま…

公開日: 2026年10月04日 04:58

外食・中食で「国産食材」はどれくらい重視されるか——日本の消費者調査から 研究論文OpenAlex

外食・中食で「国産食材」はどれくらい重視されるか——日本の消費者調査から

共働き世帯の増加や時間的な余裕の減少などを背景に、家庭で調理する食事から、持ち帰り弁当やおにぎり、総菜といった「中食」、そして「外食」へと食生活の重心が移ってきました。著者らは、2020年時点で中食が家計の食料支出の13.8%、外食が20.6%を占め、合わせて食費全体の3分の1を超えると指摘していま…

公開日: 2026年10月04日 01:37

タイオバの葉抽出物を加えたデンプンの乾燥挙動と機能性を調べた研究 研究論文OpenAlexブラジル

タイオバの葉抽出物を加えたデンプンの乾燥挙動と機能性を調べた研究

タイオバ(Xanthosoba sagittifolium、学名表記はXanthosoma sagittifolium)は中南米の熱帯地域に自生する植物で、「非慣行食用植物」に分類されます。地下の塊茎(ちかけい、地中の茎が養分をためて太くなった部分)はデンプンの供給源となり、葉にはタンパク質や食物繊…

公開日: 2026年10月04日 00:45

ヒヨコマメたんぱく質に緑豆の皮由来食物繊維を結合させる――乳化を安定させる加工法の研究 研究論文OpenAlex中国

ヒヨコマメたんぱく質に緑豆の皮由来食物繊維を結合させる――乳化を安定させる加工法の研究

植物由来のたんぱく質は、持続可能性と多様な機能性から動物性たんぱく質の代替素材として注目されています。著者らによれば、ヒヨコマメは世界で三番目に広く栽培されているマメ科作物で、たんぱく質含量は14.9〜24.6%とされます。そこから取り出したヒヨコマメたんぱく質分離物(CPI)はアミノ酸組成のバラン…

公開日: 2026年10月04日 00:02