研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

パキスタンの小売牛肉から見つかったサルモネラ菌、多剤耐性と遺伝的多様性を調査した研究 研究論文OpenAlexパキスタン

パキスタンの小売牛肉から見つかったサルモネラ菌、多剤耐性と遺伝的多様性を調査した研究

サルモネラ菌(Salmonella enterica)は食中毒の原因として世界的に知られる細菌で、汚染された食肉を介してヒトに感染することがあります。パキスタン・ペシャワール地域の研究チームは、小売市場で販売されている牛肉に含まれるサルモネラ菌がどの程度存在し、抗菌薬にどれだけ耐性を持ち、どのような…

公開日: 2026年08月31日 21:31

バングラデシュのドライフルーツ・ナッツ類にアフラトキシン汚染、市場調査で明らかに 研究論文OpenAlexバングラデシュ

バングラデシュのドライフルーツ・ナッツ類にアフラトキシン汚染、市場調査で明らかに

レーズンやデーツ(ナツメヤシの実)、各種ナッツ類は、たんぱく質や良質な脂肪酸、カリウム、食物繊維、生理活性成分などを含み、風味や栄養価の高さから世界中で親しまれている食品です。しかし、これらの乾燥食品は高温多湿な環境下でカビが繁殖しやすく、なかでも発がん性が指摘されるアフラトキシンという毒素による汚…

公開日: 2026年08月31日 15:26

ナイジェリア・エフルンマーケットで販売される果物の重金属汚染を調べた研究 研究論文OpenAlexナイジェリア

ナイジェリア・エフルンマーケットで販売される果物の重金属汚染を調べた研究

オレンジやスイカ、キュウリといった果物は加熱調理をせずそのまま食べることが多く、栄養素を効率よく摂取できる一方で、土壌や大気に含まれる汚染物質をそのまま取り込んでしまう可能性も指摘されています。ナイジェリアではこれまでにも果物の重金属汚染が報告されており、今回紹介する研究は、デルタ州ウブウィエ地方自…

公開日: 2026年08月31日 14:27

木の実で乳児に重い胃腸症状?非IgE性の食物アレルギー『FPIES』の症例報告 研究論文OpenAlexオランダ

木の実で乳児に重い胃腸症状?非IgE性の食物アレルギー『FPIES』の症例報告

赤ちゃんに離乳食としてピーナッツや卵などのアレルギーを起こしやすい食品を早期に取り入れることが近年推奨されるようになり、それに伴って、じんましんなどの分かりやすい症状ではなく、遅れて繰り返す嘔吐を特徴とする『食物蛋白誘発性腸炎症候群(FPIES)』という非IgE性の食物アレルギーが注目されています。…

公開日: 2026年08月29日 03:44

臭鱖魚(発酵マンダリンフィッシュ)に含まれるニトロソアミン、食事パターン別に健康リスクを評価 研究論文OpenAlex中国

臭鱖魚(発酵マンダリンフィッシュ)に含まれるニトロソアミン、食事パターン別に健康リスクを評価

発酵食品には独特の風味がある一方、発酵や加工の過程で生成される化学物質にも関心が向けられています。中国の伝統的な発酵魚料理である臭鱖魚(シマヘダイ、発酵させたマンダリンフィッシュ)を対象に、N-ニトロソアミン(NAs)という物質群の含有量を調べ、日常的な食事パターンの違いによって健康リスクがどう変わ…

公開日: 2026年08月28日 03:45

離島のカタクチイワシにマイクロプラスチック、インドネシアで基礎調査 研究論文OpenAlexインドネシア

離島のカタクチイワシにマイクロプラスチック、インドネシアで基礎調査

プラスチックごみが細かく砕けてできる『マイクロプラスチック』は、海や川など水環境における新たな汚染物質として注目されています。魚介類を食べることで人がこれを取り込む経路になりうると考えられていますが、離島のような小規模な沿岸環境に生息する小型浮魚類について、汚染の実態を示す基礎データはまだ限られてお…

公開日: 2026年08月27日 08:36

海のマイクロプラスチック問題を整理する:発生源から健康への影響、対策まで 研究論文OpenAlexカタール

海のマイクロプラスチック問題を整理する:発生源から健康への影響、対策まで

ペットボトルやビニール袋がやがて細かく砕けて海を漂う「マイクロプラスチック」。ニュースなどで見聞きする機会も増えましたが、そもそもどこから来て、どのように海に流れ込み、生き物や私たちの体にどう関わりうるのか、全体像を整理して紹介した論文が学術誌「ウォーター」に2026年08月に掲載予定です。カタール…

公開日: 2026年08月26日 01:34

減塩と食の安全は両立できるか——塩蔵食品の微生物研究から見えてきたこと 研究論文OpenAlexブラジル

減塩と食の安全は両立できるか——塩蔵食品の微生物研究から見えてきたこと

ハム、チーズ、干物、漬物——塩を使った食品は世界中の食卓に欠かせません。塩には昔から食品を長持ちさせる力があることが知られていますが、近年は健康への配慮から「減塩」が求められる場面が増えています。しかし塩を減らすと、これまで塩によって抑えられていた微生物が活発になり、保存性や安全性に影響が出るのでは…

公開日: 2026年08月23日 18:31

ケニア沿岸部の妊婦、8割超で「アフラトキシン」曝露の痕跡——鍵は住んでいる場所だった 研究論文OpenAlex

ケニア沿岸部の妊婦、8割超で「アフラトキシン」曝露の痕跡——鍵は住んでいる場所だった

アフラトキシンという言葉を聞いたことがあるでしょうか。これはトウモロコシや落花生などの穀物・豆類に生えるカビ(アスペルギルス属)が作り出す天然の毒素の一種で、特に高温多湿な熱帯・亜熱帯地域では、収穫後の保存状態によって食品中に混入しやすいことが知られています。今回、東アフリカ・ケニアの沿岸部に暮らす…

公開日: 2026年08月23日 00:32

食事から入るアルミニウム、体にどう影響する? 曝露経路と健康リスクをまとめた総説論文 研究論文OpenAlexポーランド

食事から入るアルミニウム、体にどう影響する? 曝露経路と健康リスクをまとめた総説論文

アルミ缶の飲み物、ベーキングパウダーを使ったお菓子、アルミホイルで焼いた料理です。私たちの食卓には、意識しないところでアルミニウムに触れる場面がたくさんあります。この総説論文は、そうした食事由来のアルミニウム曝露について、これまでの研究をまとめたものです。

公開日: 2026年08月22日 11:32

牛乳中のフタル酸エステルが膵臓の細胞に与える影響を調べた研究 研究論文OpenAlexイラン

牛乳中のフタル酸エステルが膵臓の細胞に与える影響を調べた研究

牛乳パックを見て、プラスチック容器やチューブから微量の化学物質が溶け出しているかもしれない、と考えたことはあるでしょうか。フタル酸エステル類は、プラスチックを柔らかくするために使われる添加剤の一種です。搾乳から殺菌、パッケージングまでの過程で、乳製品に微量が混入する可能性があるとされています。

公開日: 2026年08月22日 10:28

鶏卵・アヒル卵の次亜塩素酸ナトリウム洗浄、微生物対策と卵殻膜への影響を調査 研究論文OpenAlexアメリカ

鶏卵・アヒル卵の次亜塩素酸ナトリウム洗浄、微生物対策と卵殻膜への影響を調査

スーパーで買う卵は、殻の表面にさまざまな微生物が付着していることがあります。そのため洗浄・消毒の工程が用いられることがありますが、消毒液の濃度によっては卵の内部を守る「卵殻膜」という薄い膜にダメージを与える可能性も考えられます。今回紹介する研究は、バングラデシュで消費されている鶏卵とアヒル卵を対象に…

公開日: 2026年08月12日 00:27