研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
マイクロプラスチックは体にどう入り、何を引き起こすのか——曝露経路とリスク管理を整理した研究解説
ペットボトルの水や魚介類、さらには室内の空気からも検出されるようになったマイクロプラスチック(微小なプラスチック粒子)。もはや環境中どこにでも存在する汚染物質となったこの物質が、人の健康にどう関わるのかを整理した論文が、エクスプローラ・エンバイロメント・アンド・リソース誌に2026年08月に掲載予定…
公開日: 2026年09月06日 05:25
ポテトチップスに潜む金属・農薬・カビ毒——イランでの摂取リスク評価研究
ポテトチップスは子どもから大人まで幅広く親しまれているスナック菓子ですが、原料となるじゃがいもや製造・流通の過程で、金属、農薬、カビ毒(マイコトキシン)といった汚染物質がわずかに混入する可能性が指摘されています。今回紹介する研究は、こうした複数種類の汚染物質を同時に取り上げ、ポテトチップスを食べるこ…
公開日: 2026年09月06日 05:23
菌床袋の殺菌をパルス電界で行うと、ヒラタケの菌の育ちはどう変わるか
ヒラタケ栽培では、おがくずなどを詰めた「菌床袋(バッグログ)」を種菌(オガクズや米ぬかなどを混ぜた培地)に仕込む前に殺菌する工程が欠かせません。この殺菌が不十分だと雑菌やカビが先に増えてしまい、収穫にたどり着けないことがあります。インドネシア・パンカジェネ諸島国立農業ポリテクニクの研究グループは、こ…
公開日: 2026年09月05日 05:37
農薬と食品添加物、がんリスクの関係をどう考えるか──インドでの研究レビューから
「農薬を使った野菜は体に悪いのでは」「加工食品の保存料はがんの原因になるのでは」——こうした不安は世界各地で共有されていますが、実際のところ研究はどこまで明らかにしているのでしょうか。今回紹介するのは、インドを舞台に、農業で使われる化学農薬と食品の保存料が、がんとどのように関係しうるかを既存の研究知…
公開日: 2026年09月05日 01:42
皮膚は『症状の出る場所』だけではない――小児アレルギー診療から見る接触アレルギーの位置づけ
食物アレルギーというと、口から食べたものが原因で起こる反応だと考えられがちです。しかし小児アレルギー診療の現場では、皮膚そのものが免疫の働きに深く関わる臓器として捉え直されています。日本小児アレルギー学会誌に掲載予定の総説は、皮膚防御という観点から、小児のアレルギー診療において接触アレルギーが重要で…
公開日: 2026年09月03日 22:25
ミックスナッツ摂取後に重症膵炎を発症した4歳女児の症例報告
ナッツ類のアレルギーというと、じんましんや口の周りの腫れ、重い場合は呼吸困難といった症状を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし今回、日本小児アレルギー学会誌に掲載予定の症例報告では、クルミアレルギーが関わったとみられる重い急性膵炎(すい炎)を発症した4歳女児の経過がまとめられています。食…
公開日: 2026年09月03日 22:23
カップ麺容器から検出されたマイクロプラスチック、1杯あたり300個超という調査結果
プラスチックごみが細かく砕けてできる微小な粒子「マイクロプラスチック」は、すでに海や土壌など自然環境のいたるところで見つかっており、食品を通じて人の体内に入り込むことも知られています。中でも即席麺(カップ麺)は、多くの人にとって手軽な食事の選択肢である一方、樽型(バレル型)の容器に入ったタイプでのマ…
公開日: 2026年09月03日 06:26
アレルギー低減卵の特性評価 ~卵の三大加工機能を中心に~
このページは、J-STAGE掲載資料の書誌情報のみを案内しています。
公開日: 2026年09月02日 22:24
雨季のナイジェリア産アフリカナマズを調べたら、マイクロプラスチックと重金属が同時に見つかった
プラスチックごみが川や湖に流れ込み、細かく砕けて「マイクロプラスチック」になる問題は世界各地で報告されています。同時に、工業排水や生活排水に含まれる重金属も水環境を汚染することがあります。この二つの汚染物質が、実際に食用魚の体内でどのように分布しているのかを同時に調べた研究は、意外と多くありません。…
公開日: 2026年09月02日 13:34
食中毒菌への天然由来対策?中国伝統薬用植物の精油9種を比較した研究
食品の安全を脅かす細菌の中には、表面に膜状の「バイオフィルム」を作って洗浄や消毒に抵抗するものがあり、食品加工現場での対策が課題となっています。こうした背景から、化学合成の抗菌剤に代わる天然由来の候補として、植物から抽出される精油が注目されています。今回紹介する研究では、中国の伝統薬用植物に由来する…
公開日: 2026年09月02日 13:29
アサリで起きた消化管アレルギー、リンパ球検査と少量負荷試験で診断できた一例
エビやカニだけでなく、貝類も子どもの消化管アレルギーの原因になることがあります。今回紹介するのは、アサリを食べた後に嘔吐を繰り返した6歳女児について、血液検査の一種と少量の食物負荷試験を組み合わせて診断に至った症例報告です。舞台は栃木県の獨協医科大学の小児科および獨協医科大学病院アレルギーセンターで…
公開日: 2026年09月02日 11:31
屋台の「アグアス・フレスカス」は安全か——メキシコの市場タイプ別に微生物汚染を調べた研究
アグアス・フレスカスは、果物や種子、花などを水と混ぜて作るメキシコの伝統的な冷たい飲み物で、屋台や市場、レストランなど幅広い場所で日常的に売られています。常温の水や氷、開放容器を使うことが多いため、作り方や保存方法によっては微生物汚染のリスクが生じやすい飲料でもあります。今回紹介する研究は、この身近…
公開日: 2026年09月02日 11:27