研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

海苔の代わりにウキクサ?ふりかけの植物性タンパク質強化を検証した研究 研究論文OpenAlexタイ

海苔の代わりにウキクサ?ふりかけの植物性タンパク質強化を検証した研究

おにぎりやご飯にパラパラとかける「ふりかけ」は、海苔や魚介の風味を手軽に楽しめる食品として親しまれています。近年は健康志向の高まりから、植物由来のタンパク質を食品に取り入れる試みが世界的に注目されていますが、今回紹介する研究では、意外な素材が主役として登場します。それが「ウォーターミール(Wolff…

公開日: 2026年08月14日 06:31

海藻から作った『カーボンドット』、エビの鮮度保持に役立つ可能性 ― 抗酸化・UV遮蔽の基礎研究 研究論文DOAJタイ

海藻から作った『カーボンドット』、エビの鮮度保持に役立つ可能性 ― 抗酸化・UV遮蔽の基礎研究

海藻といえば、食物繊維やミネラルが豊富な食材というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。実は近年、海藻に含まれる多糖類やポリフェノールを原料にして、ナノサイズの炭素材料「カーボンドット(CDs)」を作る研究が進められています。カーボンドットは直径10ナノメートル以下という非常に小さな粒子で、抗…

公開日: 2026年08月12日 23:28

緑豆タンパク質は、がん治療を支える食品になりうるか——最新レビュー論文を読む 研究論文OpenAlexタイ

緑豆タンパク質は、がん治療を支える食品になりうるか——最新レビュー論文を読む

豆類は昔から手頃なタンパク源として親しまれてきましたが、近年は栄養面だけでなく、体の中で働く「生理活性成分」を含む食品として注目されています。今回紹介するのは、緑豆(Vigna radiata L.、いわゆるムング豆)に含まれるタンパク質やペプチドが、がん患者の栄養管理・支持療法にどう役立つ可能性が…

公開日: 2026年08月01日 01:35

キンマの葉に棲む内生菌が食中毒菌を抑える? 腸炎ビブリオへの多面的な抗菌作用を報告する研究 研究論文DOAJタイ

キンマの葉に棲む内生菌が食中毒菌を抑える? 腸炎ビブリオへの多面的な抗菌作用を報告する研究

植物の葉や茎の中には、宿主に害を与えずにひっそりと暮らす「内生菌(ないせいきん)」と呼ばれる微生物が存在することがあります。これらの内生菌は、植物と共生する中で抗菌作用を持つ化合物、特にフェノール性化合物を作り出すことが知られています。今回紹介する研究では、東南アジアなどで食用や薬用に使われる植物「…

公開日: 2026年07月17日 13:34

侵略的外来魚ティラピアの骨から高溶解性カルシウムを作る:前処理の工夫を検証した研究 研究論文DOAJタイ

侵略的外来魚ティラピアの骨から高溶解性カルシウムを作る:前処理の工夫を検証した研究

魚を加工する際には骨や皮など、食べずに捨てられてしまう部分がどうしても出てきます。こうした副産物を「もったいない」と捉え、新しい形で活用しようとする研究が世界各地で進められています。今回紹介するのは、タイの「すり身」生産の過程で発生する魚の骨を原料に、健康食品などに使える「バイオカルシウム」を作ろう…

公開日: 2026年07月17日 13:33

コーヒーかす「カスカラ」を発酵で活かす——コーヒーチェリーパルプの新たな活用法とは 研究論文OpenAlexタイ

コーヒーかす「カスカラ」を発酵で活かす——コーヒーチェリーパルプの新たな活用法とは

コーヒー豆を作る過程では、実は豆の周りの果肉部分が大量に廃棄されています。この果肉部分は「コーヒーチェリーパルプ」や「カスカラ」と呼ばれ、コーヒー加工における主要な副産物です。近年、この廃棄物同然だった部分に、フェノール化合物(植物由来の抗酸化物質の一種)や食物繊維など、さまざまな生理活性成分が含ま…

公開日: 2026年07月01日 10:33