研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
小麦に頼らない「混合粉」は途上国の食料問題を救えるか——国際研究チームが現状と課題を整理
パンや麺など、小麦粉を使う食品は世界中で日常的に食べられていますが、多くの発展途上国では小麦を輸入に頼っており、経済の不安定さや気候変動の影響を受けやすいという弱点があります。こうした状況を背景に、キャッサバや雑穀、豆類など地域で手に入る作物を小麦粉に混ぜ合わせた「コンポジット粉(混合粉)」が、途上…
公開日: 2026年09月09日 04:57
苦味野菜バイターリーフの粉末化、乾燥方法の違いで栄養と機能性はどう変わるか
ナイジェリアをはじめ熱帯アフリカで広く食べられている葉物野菜「Vernonia amygdalina(バイターリーフ、苦味葉)」は、たんぱく質や食物繊維、フラボノイド、アルカロイド、サポニン、タンニン、フェノール化合物などを含み、抗酸化作用をはじめとするさまざまな生理活性が報告されている植物です。た…
公開日: 2026年09月07日 07:34
赤キャベツを閉じ込めたカプセルでヨーグルトを彩る 官能評価に「ファジー論理」を使った研究
ヨーグルトは乳酸菌やカルシウム、たんぱく質を含む発酵乳製品として世界中で親しまれていますが、プレーンなヨーグルトそのものには、ポリフェノールやフラボノイド、アントシアニン、鉄分といった機能性成分はあまり含まれていません。そこで注目されているのが、野菜や香辛料由来の成分を加えて栄養価を高めた「機能性ヨ…
公開日: 2026年09月02日 13:28
ヤムイモ粉づくりの「発酵」がでんぷんを変える? 西アフリカの伝統食「アマラ」の食感の秘密を探る研究
西アフリカの一部地域では、ヤムイモ(ヤム芋)を発酵させて粉にした「エルボ(elubo)」という中間加工品から、もちもちとした練り物「アマラ(amala)」が日常的に作られています。同じヤムイモでも、生のまま調理する場合と、いったんエルボという粉に加工してから練り上げる場合とでは、できあがる食感が異な…
公開日: 2026年08月23日 01:29
発芽させたミレット×アフリカパンノキの複合食、栄養と抗栄養成分はどう変わる?
離乳食や補完食の分野では、地域で入手しやすい穀物や果実を組み合わせて、栄養バランスの良い食品を作る試みが続けられています。今回紹介する研究では、西アフリカなどで親しまれている雑穀「ミレット(Pennisetum glaucum)」と、「アフリカパンノキ(Treculia africana)」という植…
公開日: 2026年08月01日 01:37
チョウザメの皮から高効率でコラーゲンペプチドを取り出す新手法とは
チョウザメと聞くとキャビアを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、その加工過程では皮も大量に副産物として出ます。チョウザメの皮にはコラーゲンが豊富に含まれていることが知られており、これを有効活用できれば、水産加工の廃棄物削減と、コラーゲンペプチドという素材の生産を同時に実現できる可能性があります。今…
公開日: 2026年07月23日 15:33