研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

グアバ葉茶による2型糖尿病成人の随時血糖値への効果を調べる研究計画 研究論文OpenAlexインド

グアバ葉茶による2型糖尿病成人の随時血糖値への効果を調べる研究計画

2型糖尿病は世界的に大きな健康課題となっている慢性の非感染性疾患です。著者らは、高血糖の状態が続くと、細い血管や太い血管に関わる合併症が起こりやすくなると説明しています。

公開日: 2026年09月22日 21:58

捨てられてきたマンゴーの種を資源として見直す——栄養成分と活用可能性を整理した総説 研究論文OpenAlexインド

捨てられてきたマンゴーの種を資源として見直す——栄養成分と活用可能性を整理した総説

マンゴー(Mangifera indica L.)は世界で最も広く栽培されている熱帯果実の一つで、加工の過程で大量の副産物が出ます。著者らによれば、そのうち種子は果実全体の重量の20〜25%を占めます。これまで種子は廃棄物として扱われるのが一般的でしたが、論文は近年、栄養素や生理活性物質、付加価値の…

公開日: 2026年09月19日 11:48

お茶と心血管の健康をめぐる研究レビュー——期待される仕組みと、まだ残る不確かさ 研究論文OpenAlexインド

お茶と心血管の健康をめぐる研究レビュー——期待される仕組みと、まだ残る不確かさ

心血管疾患は、世界で最も多くの病気や死亡の原因となっている問題のひとつです。一方で、チャノキ(学名カメリア・シネンシス)から作られるお茶は世界中で広く飲まれており、その中には体内のさまざまな働きに関わる可能性のある成分が含まれています。そのため、お茶をよく飲む習慣と心臓や血管の健康との関係は、長年に…

公開日: 2026年09月19日 06:37

大豆の品種で変わる発酵豆乳の栄養と機能性 ― 乳酸菌を使った比較研究 研究論文OpenAlexインド

大豆の品種で変わる発酵豆乳の栄養と機能性 ― 乳酸菌を使った比較研究

豆乳は、良質なたんぱく質を含みコレステロールや乳糖を含まない植物性飲料として関心を集めています。乳酸菌などで発酵させると、栄養面や機能面の性質がさらに高まることが知られていますが、原料となる大豆の品種の違いが発酵豆乳の品質にどう影響するのかについては、十分に整理されてきませんでした。著者らは、これま…

公開日: 2026年09月15日 08:09

肝疾患における生薬・ハーブ療法——効果と危険の両面をめぐる総説 研究論文OpenAlexインド

肝疾患における生薬・ハーブ療法——効果と危険の両面をめぐる総説

この総説論文は、肝臓の病気の治療において、生薬やハーブといった植物由来の医薬品が果たす「二面性」を整理することを目的としています。著者らが着目したのは、こうした薬草が一方で肝臓を守る働き(肝保護作用)をもちながら、他方で肝障害を引き起こす原因にもなりうるという点です。

公開日: 2026年09月14日 16:39

インド・アッサム州ジョルハット県のキノコ栽培者はどんな人たちか——社会経済的背景と栽培の実態を調べた調査 研究論文OpenAlexインド

インド・アッサム州ジョルハット県のキノコ栽培者はどんな人たちか——社会経済的背景と栽培の実態を調べた調査

キノコ栽培は、栄養面での安定や収入の確保、農村の暮らしの手立てを多様にすることにつながる農業の一形態として広がりつつあります。著者らは、キノコ栽培を広めたり支援したりする取り組みを実効性のあるものにするには、実際に栽培している人たちがどのような背景を持ち、どのような条件のもとで営んでいるのかを把握す…

公開日: 2026年09月13日 23:16

インドの消費者は「強化食用油」をどう受け止めているか——グループ討論からの報告 研究論文OpenAlexインド

インドの消費者は「強化食用油」をどう受け止めているか——グループ討論からの報告

この研究は、インドの都市部に暮らす高学歴の消費者が、ビタミンAとDを加えた「強化食用油」をどのように受け止めているかを明らかにしようとしたものです。強化食用油とは、日常的に使う包装済みの調理油に微量栄養素を加えたもので、インドでは食品安全基準機関(FSSAI)の2016年の規則にもとづいて行われてい…

公開日: 2026年09月13日 18:06

海藻に含まれる成分は健康に役立つのか 最新研究をまとめたレビュー論文を読む 研究論文OpenAlexインド

海藻に含まれる成分は健康に役立つのか 最新研究をまとめたレビュー論文を読む

コンブやワカメ、ノリといった海藻は日本の食卓に馴染み深い食材ですが、世界的にも「機能性成分の宝庫」として研究対象になっています。今回紹介するのは、海藻由来の生理活性化合物がヒトの健康にどのような働きを持ちうるかを、2020年から2026年にかけての研究をもとに整理した総説(レビュー)論文です。硫酸化…

公開日: 2026年09月08日 08:23

緑茶に含まれるカテキン、腸内細菌との関わりをレビュー論文が整理 研究論文OpenAlexインド

緑茶に含まれるカテキン、腸内細菌との関わりをレビュー論文が整理

緑茶や果物、ベリー類に多く含まれる「カテキン」は、抗酸化作用で知られるポリフェノールの一種です。しかし体内にそのまま吸収される量はわずかで、実際には腸に届いたカテキンの大半が腸内細菌によって分解・変換されることが分かっています。今回紹介する総説論文は、このカテキンと腸内細菌叢(腸内フローラ)の関係を…

公開日: 2026年09月05日 02:24

「ホルムアルデヒド処理済み」表示のきのこは抗菌活性が弱い?ヒラタケとマッシュルームを比べた予備的研究 研究論文OpenAlexインド

「ホルムアルデヒド処理済み」表示のきのこは抗菌活性が弱い?ヒラタケとマッシュルームを比べた予備的研究

スーパーや市場で売られているきのこの中には、流通過程で防腐目的の薬剤処理が行われているものがあるとされます。なかでもホルムアルデヒドは反応性の高い化学物質で、細胞毒性や変異原性、発がん性が知られている一方、栽培きのこにはごく低濃度で自然に含まれる場合もあり、通常の食事の範囲ではリスクは小さいとする報…

公開日: 2026年09月04日 05:36

海藻から作った『カーボンドット』、エビの鮮度保持に役立つ可能性 ― 抗酸化・UV遮蔽の基礎研究 研究論文DOAJインド

海藻から作った『カーボンドット』、エビの鮮度保持に役立つ可能性 ― 抗酸化・UV遮蔽の基礎研究

海藻といえば、食物繊維やミネラルが豊富な食材というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。実は近年、海藻に含まれる多糖類やポリフェノールを原料にして、ナノサイズの炭素材料「カーボンドット(CDs)」を作る研究が進められています。カーボンドットは直径10ナノメートル以下という非常に小さな粒子で、抗…

公開日: 2026年08月12日 23:28

腸内細菌が決める『効くかどうか』の個人差——食事性生理活性化合物の吸収をめぐる研究紹介 研究論文DOAJインド

腸内細菌が決める『効くかどうか』の個人差——食事性生理活性化合物の吸収をめぐる研究紹介

ポリフェノールやグルコシノレートといった、野菜や果物、お茶などに含まれる「生理活性化合物」は、慢性疾患のリスク低減と関連づけられることが多く、健康志向の高い人の間で注目されてきました。しかし、実はこれらの成分の多くは、食べたからといってそのまま体に吸収されるわけではありません。今回紹介する総説論文は…

公開日: 2026年08月07日 18:26