研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

東部アマゾンの2つのアグロフォレストリー農園で、アサイーとカカオの果実の成分と遺伝子の働きを比べた研究 研究論文OpenAlexブラジル

東部アマゾンの2つのアグロフォレストリー農園で、アサイーとカカオの果実の成分と遺伝子の働きを比べた研究

アグロフォレストリーとは、樹木や複数の作物を意図的に組み合わせて育て、森林に近い生態的なはたらきを保ちながら生産を行う農業のやり方です。ブラジル東部アマゾンでは、この方法でアサイーやカカオといった在来の果実が栽培されています。

公開日: 2026年10月17日 22:10

ポリフェノール摂取量と体組成指標の関連を調べたブラジルの住民調査 研究論文OpenAlexブラジル

ポリフェノール摂取量と体組成指標の関連を調べたブラジルの住民調査

肥満は脂肪組織が異常に、または過剰に蓄積した状態で、糖尿病や心血管疾患、高血圧などの慢性疾患の重要な危険因子とされています。体組成には遺伝や生活習慣などさまざまな要因が関わりますが、なかでも食事は中心的な役割を果たします。研究チームが注目したのは、果物や野菜に多く含まれる植物由来の化合物であるポリフ…

公開日: 2026年10月16日 22:47

カアチンガのパッションフルーツ「パッシフローラ・シンシナタ」の副産物に関する研究知見をまとめたレビュー 研究論文OpenAlexブラジル

カアチンガのパッションフルーツ「パッシフローラ・シンシナタ」の副産物に関する研究知見をまとめたレビュー

持続可能な食料システムへの関心が高まるなか、食品の加工などで生じる副産物を、機能性のある食品素材や生理活性をもつ成分の供給源として活用する取り組みが注目されています。この論文は、ブラジルの半乾燥地域カアチンガに自生するパッションフルーツの一種、パッシフローラ・シンシナタ(Passiflora cin…

公開日: 2026年10月14日 08:04

アマゾン産果実の加工残渣を比較した研究——アサイーの種子に抗菌・抗酸化成分の有望性 研究論文OpenAlexブラジル

アマゾン産果実の加工残渣を比較した研究——アサイーの種子に抗菌・抗酸化成分の有望性

果物を加工すると、果皮や種子、搾りかすといった残渣が大量に生まれます。研究チームは、こうした食品廃棄物にどのような生物活性があるかを評価することは、食品分野で使える有用成分(生物活性化合物)の供給源を見つけるうえで欠かせないと述べています。

公開日: 2026年09月28日 05:51

アマゾンの「非慣行食用植物」6種を調べた研究 ― 栄養成分と抗酸化性の記録 研究論文OpenAlexブラジル

アマゾンの「非慣行食用植物」6種を調べた研究 ― 栄養成分と抗酸化性の記録

ブラジルのアマゾン地域には多数の樹木や草本が生育していますが、その多くは「食べられるのに、ほとんど知られていない植物」として利用が進んでいません。ブラジルではこうした植物を「非慣行食用植物(UFPs)」と呼びます。これは、人口の多くにとってなじみが薄い、あるいは十分に活用されていない食用植物を指す言…

公開日: 2026年09月27日 20:40

大豆ミールの成分は加工でどう変わるか――二次元液体クロマトグラフィーによる詳細な分析 研究論文OpenAlexブラジル

大豆ミールの成分は加工でどう変わるか――二次元液体クロマトグラフィーによる詳細な分析

大豆の摂取は、イソフラボンやソヤサポニンといった生理活性をもつ複数の成分の存在と関連づけて語られてきました。著者らは、食品加工がこうした成分の構成を大きく変えてしまう一方で、その変化は複雑であり、従来のクロマトグラフィー(混合物の成分を分離して調べる分析手法)では十分に捉えられないという課題を出発点…

公開日: 2026年09月25日 08:51

植物由来のエストロゲン様成分と発生期のばく露——種を超えた研究の総説 研究論文OpenAlexブラジル

植物由来のエストロゲン様成分と発生期のばく露——種を超えた研究の総説

大豆などの植物には、動物の体内でエストロゲン(女性ホルモンの一種)に似たはたらきをする成分が含まれています。こうした成分は「フィトエストロゲン(植物エストロゲン)」と呼ばれ、細胞にあるエストロゲン受容体と結びつくことで、体の働きに変化を引き起こすことがあります。著者らは、この成分が体に及ぼす影響は、…

公開日: 2026年09月22日 06:11

ブルーベリー入りコンブチャの成分と腸への働きを調べた研究 研究論文OpenAlexブラジル

ブルーベリー入りコンブチャの成分と腸への働きを調べた研究

研究チームは、ブルーベリーで風味づけしたコンブチャ(紅茶や緑茶に砂糖を加え、微生物の働きで発酵させた飲料)を新たに開発し、その機能性としてどのような性質を持つのか、また人の腸の健康にどう関わるのかを調べることを目的としました。

公開日: 2026年09月22日 04:47

ブラジル大西洋岸森林のキノコに含まれる微量元素は、消化のあとどれだけ溶け出すのか 研究論文OpenAlexブラジル

ブラジル大西洋岸森林のキノコに含まれる微量元素は、消化のあとどれだけ溶け出すのか

キノコはタンパク質や炭水化物に加え、鉄や亜鉛といった微量元素を含む食材として注目されています。ただし研究チームは、食品に含まれる元素の「総量」を測っただけでは、実際にどれだけ体に利用されうるかは分からないと指摘します。消化の過程で食品のかたまりから溶け出し、吸収されうる状態になった割合を「バイオアク…

公開日: 2026年09月19日 06:14

アマゾンの果実トゥクマとウシの成分と抗酸化のはたらきを比べた研究 研究論文OpenAlexブラジル

アマゾンの果実トゥクマとウシの成分と抗酸化のはたらきを比べた研究

食品に含まれる油脂は時間がたつと酸化して品質が落ちるため、これを遅らせる目的でBHT(ブチルヒドロキシトルエン)やBHA(ブチルヒドロキシアニソール)といった合成の酸化防止剤が広く使われてきました。一方で、合成保存料を長く摂り続けることへの懸念や、自然由来の原材料を好む消費者の志向を背景に、植物から…

公開日: 2026年09月19日 05:34

アマゾンの果実アビウ(Pouteria caimito)を食品素材として見直す総説 研究論文OpenAlexブラジル

アマゾンの果実アビウ(Pouteria caimito)を食品素材として見直す総説

アビウ(学名 Pouteria caimito)は、アマゾン地域に育つ果実で、これまで十分に活用されてこなかった作物だと著者らは述べています。地元では果実としてそのまま食べられてきましたが、近年は食品加工の原料としての可能性に関心が集まっているといいます。

公開日: 2026年09月14日 02:53

サトウキビ果汁とカカオハニーを使ったコンブチャの研究 — 発酵中の成分と抗酸化性はどう変わるか 研究論文OpenAlexブラジル

サトウキビ果汁とカカオハニーを使ったコンブチャの研究 — 発酵中の成分と抗酸化性はどう変わるか

コンブチャは、甘みを加えた緑茶や紅茶を、細菌と酵母が共生した培養体(SCOBY と呼ばれます)で発酵させて作る飲み物です。発酵中、酵母が糖をアルコールに変え、酢酸菌がそのアルコールを酢酸に変えるため、飲料は酸っぱくなり pH が下がります。近年は世界的に市場が広がり、風味づけをした製品が人気を集めて…

公開日: 2026年09月13日 18:46