著者の所属・活動拠点の国は、インドネシアです。

掲載誌:JURNAL AGROINDUSTRI HALAL

ライセンス: CC BY-SA 対象: 公開論文 確認元: OpenAlex

高たんぱく質の軽食を目指して

研究チームは、高たんぱく質の軽食の選択肢として、フィッシュロールをアレンジした「Chiteroll」を開発しました。鶏肉、大豆の発酵食品であるテンペ、イモの一種であるタラス・ベネンの粉を使い、配合による好まれ方の違いと栄養成分を調べました。

実験では、タラス・ベネン粉、小麦粉、サゴ粉の配合比率を変えた3種類を作りました。ある程度の訓練を受けた33人の評価者が、色、香り、味、食感について、好みやそれぞれの特徴を評価しました。

総合的に好まれた粉の配合

研究チームの報告では、総合的に最も好まれたのは、粉の配合比率がタラス・ベネン粉60%、小麦粉15%、サゴ粉25%のF2でした。著者らは、くせの少ない味、タラス・ベネンの香りが強すぎないこと、弾力がありながら柔らかい食感が、この評価につながったとしています。

一方、色と香りの好ましさではF3が最も高く評価されました。総合評価と、個々の特徴に対する評価では、選ばれる配合が異なりました。

選ばれた製品の栄養成分

選ばれたF2の栄養成分は、製品100グラム当たり、エネルギー277キロカロリー、たんぱく質21.3グラム、脂質13グラム、炭水化物22.3グラム、食物繊維2.3グラムと報告されています。著者らは、この製品が高たんぱく質の軽食の基準を満たしたと結論づけています。

この研究は、鶏肉、テンペ、タラス・ベネン粉を使った軽食について、食べたときの好ましさとたんぱく質の含有量をあわせて評価し、候補となる配合を示したものです。

原著論文の著者・所属:Ani Nuraeni(Sekolah Vokasi IPB University, Manajemen Industri Jasa Makanan dan Gizi)、Alifah Rasya Khairiyah(Sekolah Vokasi IPB University, Manajemen Industri Jasa Makanan dan Gizi)、Aprilia Wulandari(Sekolah Vokasi IPB University, Manajemen Industri Jasa Makanan dan Gizi)、Putri Davina(Sekolah Vokasi IPB University, Manajemen Industri Jasa Makanan dan Gizi)

※本記事は原著論文をもとに、日本語で要約・説明を加えた研究紹介です。 出典(原著論文):Ani Nuraeni, Alifah Rasya Khairiyah, Aprilia Wulandari, Putri Davina Pengembangan Produk Chiteroll Berbasis Tepung Talas Beneng, Tempe, dan Daging Ayam. JURNAL AGROINDUSTRI HALAL 2026-08-29. DOI: 10.30997/jah.v12i2.26249. 原著ライセンス:CC BY-SA 4.0.

本紹介記事の文章(題名・見出しを含む)は、CC BY-SA 4.0で提供します。原著論文をもとにNutriMap Japanが日本語で要約・説明を加えています。対象は本紹介記事の文章に限り、ヒーロー画像・サイトのロゴ・画面デザイン・他の記事・データベース全体は含みません。