研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
日本の学校給食が直面する課題 政策文書と報道から整理した研究
日本の学校給食は、栄養を満たすだけでなく、食に関する教育や子どもの健康、学校での人との関わりを支える仕組みとして、海外からも成功例と見なされてきました。主に小中学校で実施され、人件費や設備などの運営費は行政が負担し、食材費は保護者が負担するのが基本です。国(文部科学省)が基準や方針を定め、都道府県や…
公開日: 2026年10月16日 20:53
妊娠中のタンパク質、種類によって妊娠糖尿病リスクに差?イランでの症例対照研究
妊娠中に血糖値が高くなる「妊娠糖尿病」は、母子双方の健康に影響しうる代表的な妊娠合併症です。糖尿病になりやすさには食事内容が関わるとされてきましたが、タンパク質の摂取量や由来(植物性か動物性か)と妊娠糖尿病リスクとの関係については、これまでの研究結果が一致していませんでした。今回、イラン・イスファハ…
公開日: 2026年09月03日 01:29
ベトナム中部の自閉症児48人に見えた「三重の栄養課題」——微量栄養素と食事内容を調べた横断研究
自閉症スペクトラム障害(ASD)のある子どもは、偏食や感覚過敏などの影響で食生活が偏りやすいことが知られています。とはいえ、こうした子どもたちが実際にどのような栄養状態にあるのか、特に所得水準が高くない地域でのデータは限られていました。今回紹介する研究は、ベトナム中部の子どもたちを対象に、食事内容と…
公開日: 2026年08月16日 20:27
海の魚を活用した離乳食・栄養食づくりの学び ― インドネシア・ダルンガン村での教育プログラム紹介
子どもの発育阻害(スタンティング)は、世界の多くの地域で子どもの成長や発達に影響を及ぼす公衆衛生上の課題とされています。その予防策の一つとして注目されているのが、地域にある食材を活かした栄養改善の取り組みです。今回紹介する研究は、インドネシアのダルンガン村で、地域の保健ボランティアである「ポシアンド…
公開日: 2026年07月11日 12:29
サハラ以南アフリカの薬剤耐性問題、鍵は「栄養」にあり? 伝統食と腸内環境をめぐる考察論文
抗菌薬(いわゆる抗生物質)が効かなくなる「薬剤耐性(AMR)」は、世界的に懸念が高まっている健康課題です。とくにサハラ以南アフリカ(SSA)ではその影響が大きいとされ、2021年には同地域でAMRに関連する死亡が約92万3000人、AMRが直接の原因と考えられる死亡が約20万9000人にのぼったと報…
公開日: 2026年07月01日 21:23
有機発酵乳製品と就学前児童の健康:モルドヴィア共和国での研究紹介
子どもの成長期のなかでも、幼稚園や保育園に通う就学前の時期は、体の代謝が活発で、将来の健康の土台がつくられる大切な段階だとされています。この時期の食生活はその後の発育や健康状態に深く関わると考えられており、なかでも「何を食べるか」は重要な要素の一つです。近年は超加工食品を多く食べる一方で、野菜や果物…
公開日: 2026年07月01日 15:25