研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
キャロブ粉で作るグルテンフリーパスタ ― ヒヨコマメ・テフ配合に加えて食感や機能性は変わるのか
小麦アレルギーやセリアック病などの理由でグルテンフリーの食生活を送る人にとって、パスタは「食感が物足りない」「栄養バランスが偏りがち」といった悩みがつきものです。グルテンを含まない材料だけでコシのある麺を作るのは技術的に難しく、風味や食べ応え、さらには健康面での付加価値をどう高めるかは、食品研究の分…
公開日: 2026年08月14日 06:32
海苔の代わりにウキクサ?ふりかけの植物性タンパク質強化を検証した研究
おにぎりやご飯にパラパラとかける「ふりかけ」は、海苔や魚介の風味を手軽に楽しめる食品として親しまれています。近年は健康志向の高まりから、植物由来のタンパク質を食品に取り入れる試みが世界的に注目されていますが、今回紹介する研究では、意外な素材が主役として登場します。それが「ウォーターミール(Wolff…
公開日: 2026年08月14日 06:31
カカオポリフェノールと脳の健康:気分・腸内環境・認知機能をめぐる研究の現状
チョコレートの原料であるカカオには、ポリフェノールと呼ばれる植物由来の成分が豊富に含まれています。近年、この成分が脳の働きにどう関わるのかについて、うつ症状や記憶力、さらには腸内細菌との関係まで、さまざまな角度から研究が進められてきました。今回紹介するのは、これまでに発表された臨床試験や動物実験の結…
公開日: 2026年08月14日 06:30
MASLD対策としての『生活習慣医学』——6つの柱から見直す治療アプローチとは
脂肪肝と聞くと、お酒の飲みすぎをイメージする人が多いかもしれません。しかし近年、飲酒とは関係なく肝臓に脂肪がたまる「代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)」が世界的に急増しており、2050年までに成人の40%以上が罹患すると予測されているそうです。薬による治療法の開発も進んでいますが、実は今なお…
公開日: 2026年08月14日 06:27
血糖値だけじゃない――糖尿病と生きることが心と生活の質に与える影響とは
糖尿病というと、まず思い浮かぶのは「血糖値のコントロール」かもしれません。食事に気をつけ、薬を欠かさず飲み、数値を管理する――そんなイメージが強い病気です。しかし、実際に糖尿病とともに生きる人々にとっての課題は、血糖値の数字だけにとどまりません。日々の自己管理を続けることの精神的な負担や、周囲からの…
公開日: 2026年08月14日 00:26
生後6〜11か月児の低体重、何が関係している? インドネシアの大規模調査から
赤ちゃんの成長は、多くの親にとって気になるテーマです。特に離乳食が始まる生後6か月以降は、母乳やミルクに加えてどんな食事を与えるかが体重の増え方に影響すると考えられています。今回紹介するのは、インドネシアで実施された、生後6〜11か月の乳児における「低体重」に関連する要因を探った研究です。インドネシ…
公開日: 2026年08月12日 19:33
食料システムは目標を達成できるか——44指標で世界の進捗を評価した研究
「食」は健康だけでなく、環境や経済、社会の公正さにも深く関わっています。近年、各国や国際機関は食料システム(生産から流通、消費までの一連の仕組み)を持続可能な形に変えていこうという取り組みを進めてきました。しかし、こうした取り組みがどれだけ進んでいるのかを測る「共通のものさし」は、実はこれまで十分に…
公開日: 2026年08月12日 19:32
セロリジュースを長持ちさせる新技術? 低温プラズマ処理の可能性を探る研究
搾りたてのセロリジュースは、クロロフィルやポリフェノールといった健康志向の消費者に人気の成分を豊富に含む一方で、非常に傷みやすいという弱点があります。加熱による殺菌は保存性を高めますが、熱に弱い栄養成分を損なう可能性があるため、加熱を伴わない新しい保存技術が求められてきました。今回紹介する研究では、…
公開日: 2026年08月12日 19:31
淡水ザリガニ養殖の壁を越える? ナローロークロークレイフィッシュの栄養と健康管理を探る総説
川や湖に生息するザリガニというと、身近な生き物というイメージが強いかもしれません。しかしユーラシア大陸原産の「ナローロークロークレイフィッシュ(Pontastacus leptodactylus)」は、生態系における重要性に加えて、近年は淡水養殖の対象としても商業的な関心が高まっている種です。今回紹…
公開日: 2026年08月12日 19:31
肥満対策の一助になる? ガルシニア配合の機能性グミを試作し、効果と味を科学的に検証した研究
ダイエットや体重管理に関心を持つ人は多く、無理なく続けられる食品として「機能性食品」への期待が高まっています。今回紹介する研究では、東南アジアなどで古くから利用されてきた植物「ガルシニア」を使った機能性グミが試作され、その味や食感、そして脂肪の消化に関わる酵素への働きかけについて調べられました。
公開日: 2026年08月12日 19:30
農村部の思春期女子への栄養教育、ICT活用のカギは「インフラと人材」―ナイジェリアの調査から
スマートフォンやテレビ、インターネットは、いまや世界中の教育現場で情報を届ける手段として期待されています。栄養に関する知識を伝える場面でも、ICT(情報通信技術)を使えば、これまで届きにくかった地域にも効果的に情報を届けられるのではないか――そんな期待が広がっています。しかし、実際に現場でICTがど…
公開日: 2026年08月12日 19:29
ミルクタンパク質でコーティングした中鎖脂肪酸トリグリセリド、ケトン体産生への影響を検証
中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCT)は、肝臓で分解されてケトン体という物質を生み出しやすい油として知られており、認知機能や身体機能の改善に役立つ可能性が報告されています。今回紹介する研究では、このMCTの微粒子をミルクタンパク質でコーティングすることで、腸での吸収が変わり、ケトン体産生への効果も変化す…
公開日: 2026年08月12日 19:28