研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
排便回数が多く軟らかい便に悩む健康な成人を対象に、加熱処理した乳酸菌の「ポストバイオティクス」の効果を検証した研究
おなかの調子の悩みは、必ずしも病気と診断される段階だけに生じるものではありません。研究チームは、便が軟らかく排便回数が多いものの、下痢と診断される基準には当てはまらない人がいることに着目しました。こうした状態は医学的な診断がつかなくても、本人が感じる生活の質を下げることがあると論文は説明しています。
公開日: 2026年09月25日 05:54
紫サツマイモ酒の醸造に有機酸を加えると何が変わる? メタノールと高級アルコールを減らす仕組みを探った研究
紫色のサツマイモを原料にした果実酒「紫サツマイモ酒」は、鮮やかな色合いとアントシアニンなどの栄養成分を含むことで知られています。ただし、サツマイモはペクチンやアミノ酸を多く含むため、発酵の過程でメタノールや高級アルコールと呼ばれる物質が生じやすく、これらは酒類における主要な健康リスク要因とされていま…
公開日: 2026年09月05日 14:38
食物繊維の組み合わせが腸内の有害物質を減らす可能性、高齢者の便を使った試験管内実験で示唆
加齢に伴って腸内細菌のバランスが崩れる『dysbiosis(ディスバイオーシス)』が起こりやすくなることが知られています。この状態では、腸内細菌がつくり出す有害な代謝物が増えやすくなるとされ、高齢者の健康維持を考えるうえで、こうした物質をどう減らすかが関心を集めています。今回、レジスタントデキストリ…
公開日: 2026年09月04日 00:24
自分の腸内細菌に合う食物繊維を事前に選べるか——日本の8名で試した予備的研究
食物繊維は腸内細菌によって発酵され、酢酸や酪酸などの短鎖脂肪酸を生み出すことが知られていますが、同じ種類の食物繊維をとっても、効果の出方には個人差が大きいことが課題とされてきました。誰にどの食物繊維が合うのかをあらかじめ見極める確立された方法はこれまで存在していませんでした。この研究は、その個人差に…
公開日: 2026年09月03日 16:24
発酵乳製品を週3日以上、5年続けた高齢男性で死亡リスクが低い傾向 乳酸菌シロタ株含む製品を対象に地域住民を追跡調査
ヨーグルトや乳酸菌飲料など、発酵乳製品は日本の食卓でおなじみの存在です。これまでにも「乳製品をよく摂る人は全死因死亡リスクが低い」という関連が報告されてきましたが、乳酸菌(プロバイオティクス)を含む発酵乳製品に限定した場合、健康との関連がどうなるかは、まだはっきりしていませんでした。今回紹介するのは…
公開日: 2026年08月19日 14:26
膝の違和感を感じ始めた人へ ― 乳酸菌サプリと膝の症状・腸内細菌叢の関連を調べた研究
加齢とともに気になり始める膝の痛みやこわばり。実はこうした症状の背景には、腸内細菌叢(腸内フローラ)が関わっている可能性が近年注目されています。今回紹介するのは、変形性膝関節症(OA)の予備群にあたる成人を対象に、特定の乳酸菌株を12週間摂取してもらい、膝の自覚症状や腸内細菌叢との関連を調べたランダ…
公開日: 2026年08月04日 14:26
腸内細菌のタイプによって食事の特徴は違う? 日本人成人を対象にした研究
近年、腸内細菌叢(腸内フローラ)を、構成する細菌の組み合わせパターンによっていくつかの「型(エンテロタイプ)」に分類できるという考え方が注目されています。エンテロタイプはもともと欧米の研究で提唱された概念ですが、日本人の腸内細菌叢も独自の集団パターンを形成し、欧米のエンテロタイプと共通する特徴も一部…
公開日: 2026年08月02日 21:33