研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
レバノンの高齢者における動物性・植物性たんぱく質の摂取量と骨格筋量の少なさの関連
年齢とともに筋肉の量や力、体を動かす能力が落ちていく状態はサルコペニアと呼ばれます。サルコペニアは骨折や虚弱のリスクの高まりと結びつき、生活機能の低下や障害、さらには死亡リスクの上昇にもつながるとされています。筋肉を保つにはたんぱく質を十分にとることが大切だと考えられています。しかし、肉や乳製品など…
公開日: 2026年10月13日 21:55
コーヒー由来ポリフェノールを結合させた乳ペプチドの性質変化と、ルテインの光安定性への影響
ペプチドは、アミノ酸が短くつながった物質です。乳に含まれるタンパク質から得られるペプチドは、食品素材として利用されています。研究チームは、こうした乳由来のペプチドに、コーヒーに多く含まれるポリフェノールの一種「クロロゲン酸」を化学的に結合させると、ペプチドの構造や性質がどう変わるかを調べました。
公開日: 2026年10月12日 09:32
体を覆う服装と血中ビタミンD濃度の関係を調べた系統的レビュー
ビタミンDは骨の健康や免疫の働きなどに関わる栄養素です。食事からもとれますが、多くは皮膚が日光の紫外線B(UVB)を浴びることで体内で作られます。著者らによると、ビタミンDの不足は世界で約10億人に及ぶと推定される身近な健康課題です。
公開日: 2026年10月12日 04:51
UAEの大学生にみる食事の炎症指標・食行動と体組成の関係
食事の内容には、体内の炎症を促しやすいものと抑えやすいものがあると考えられており、その傾向を数値で表す指標として「食事性炎症指数(DII)」が使われています。また、過度な食事制限や食べ物へのこだわりといった、乱れた食行動も体の状態に関わる可能性があります。
公開日: 2026年10月11日 08:33
コーヒーのポリフェノールと乳由来ペプチドの反応を、リンゴの酵素で調べる
研究チームは、コーヒーに含まれるクロロゲン酸類と、乳由来のペプチドを組み合わせる反応を調べました。クロロゲン酸類はポリフェノールの一種で、ペプチドはアミノ酸がつながった分子です。研究の目的は、リンゴ果汁に含まれる酵素を利用して、これらの成分を結び付ける反応を進められるかを検討することでした。
公開日: 2026年10月06日 05:09
テコンドー選手の競技力・回復・体重管理を支える栄養戦略 ― ナラティブレビューの紹介
テコンドーは、爆発的な蹴りや急な加減速を短い休息ではさみながら繰り返す、体重階級制の格闘競技です。著者らは、競技成績が無酸素性のエネルギー供給、素早い力の発揮、神経と筋の協調、技術の実行、そして疲労下での判断といった要素の組み合わせで決まると述べています。さらに大会では1日に複数試合をこなす場合があ…
公開日: 2026年10月03日 05:36
ビートカーリートップウイルス感染で植物の細胞内はどう変わるか――4種の作物を電子顕微鏡で比べた研究
ビートカーリートップウイルス(BCTV)は、ジェミニウイルス科クルトウイルス属に属する一本鎖DNAウイルスで、ビートヨコバイ(Circulifer tennellus)によって媒介され、世界各地に分布しています。論文によれば、このウイルスは宿主となる植物の範囲が非常に広く、テンサイ、トウガラシ、トマ…
公開日: 2026年09月30日 06:08
レンズマメたんぱく質とキサンタンガムの複合体形成 ― pHシフトと超音波処理を組み合わせた研究
レンズマメから取り出したたんぱく質(レンズマメたんぱく質)は、水に溶けにくく、加熱に弱く、泡立ちにくいといった課題があると報告されてきました。論文の著者らは、その原因として、たんぱく質が丸く固く縮まった構造をとりやすく、粒子同士が集まって塊(凝集体)になりやすいこと、またポリフェノールやフィチン酸と…
公開日: 2026年09月25日 09:17
食物繊維の知識と摂取は血糖コントロールと関係するか――ヨルダンの2型糖尿病患者722人を対象とした横断研究
2型糖尿病は、インスリンの分泌不足や効きにくさによって血糖値が高くなる慢性の代謝疾患です。コントロールされないまま時間が経つと、心臓や血管、目、腎臓、神経に深刻な合併症を引き起こすことがあります。論文によれば、国際糖尿病連合の資料では2024年時点で20〜79歳の成人5億8,900万人が糖尿病を抱え…
公開日: 2026年09月14日 21:28
ヨルダンの2型糖尿病患者における食事由来ビタミンDと血糖コントロールの関連を調べた横断研究
2型糖尿病は、インスリンの分泌不足や効きにくさ(インスリン抵抗性)によって血糖値が高い状態が続く慢性の代謝疾患です。著者らによれば、ヨルダンでの2型糖尿病の割合は世界平均を上回り、とくに中高年で公衆衛生上の大きな課題になっています。同時に、ヨルダンではビタミンD不足も広くみられ、その背景として日光を…
公開日: 2026年09月14日 21:21
エジプトとヨルダンにおけるビタミンDサプリメント利用の実態を調べた質問紙調査
ビタミンDは、体内でカルシウムのバランスを保つうえで重要な栄養素です。カルシウムは骨や歯の健康、筋肉の収縮といった働きに欠かせません。論文によると、ビタミンDが不足した状態は、筋力の低下や骨折リスクの増加、心血管疾患や自己免疫疾患などと関連づけられて報告されてきました。
公開日: 2026年09月13日 22:31
スマホの光と睡眠の質、食行動はどう関係するのか——ヨルダンの成人518人を対象にした調査
寝る前についスマートフォンを眺めてしまう、部屋の照明をつけたまま眠ってしまう——こうした光との付き合い方は、私たちの睡眠や食生活とどのようにつながっているのでしょうか。夜間の光が体内時計に影響しうることは知られていますが、日常生活における光の浴び方(光曝露行動)と、睡眠の質、食べ方のクセ、さらには腸…
公開日: 2026年09月10日 08:36