著者の所属・活動拠点の国は、ヨルダンです。
掲載誌:International Journal of Middle Eastern Research
ライセンス: CC BY 4.0 対象: 公開論文 確認元: 論文PDF
研究の目的
著者は、ヨルダンとサウジアラビアで、食事に誘う際の礼儀や相手への配慮を表す言葉遣いに、どのような共通点と違いがあるかを調べる研究計画を示しています。背景には、文化によって適切とされる誘い方が異なることを理解し、交流での行き違いを減らしたいという問題意識があります。
学生への聞き取りと観察を計画
対象として予定されているのは、両国の大学の英語学科に在籍する学生各10人、計20人です。質問の流れをある程度決めた聞き取りと、やり取りを観察して記録するメモを用い、食事への誘いで使われる表現を調べるとしています。分析には、相手の自尊心や、干渉されたくない気持ちへの配慮などから言葉遣いを整理する理論を用いる計画です。
結果ではなく、比較の観点を提示
本文では、調査方法が今後の手順として記されており、実際に得られた発言や、表現の種類・使用回数などの調査結果は報告されていません。結論も、両国で共通する配慮の仕方、異なる配慮の仕方、方言による表現の違いという仮説と、想定される結果を述べています。
したがって、この論文から両国の誘い方の違いが明らかになったとはいえません。示されているのは、日常の食事への誘いを、文化に応じた相手への配慮という観点から比較する研究の構想です。
原著論文の著者・所属:Mouad Mohammed Al- Natour(Department of English Language and Literature, Faculty of Arts, Jerash University, Jordan)
※本記事は原著論文をもとに、日本語で要約・説明を加えた研究紹介です。 出典(原著論文):Mouad Mohammed Al- Natour. Food Invitations in Jordanian and Saudi Arabian Societies: A Comparative Study. International Journal of Middle Eastern Research 2026-08-23. DOI: 10.32996/ijmer.2026.5.3.1. 原著ライセンス:CC BY.