研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

食事からのポリフェノール摂取と脂肪性肝疾患の肝線維化スコアの関連を調べた研究 研究論文OpenAlexイタリア

食事からのポリフェノール摂取と脂肪性肝疾患の肝線維化スコアの関連を調べた研究

代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)は、肥満や糖尿病などの代謝の乱れを背景に肝臓に脂肪がたまる病気です。著者らによれば、世界で肝硬変の主な原因になっています。この病気で特に重要なのが、肝臓が硬くなる「線維化」の進み具合です。著者らは、線維化を肝臓関連の死亡を最も強く予測する指標として位置づけて…

公開日: 2026年10月10日 22:37

植物由来サプリメントと生活習慣指導を受けた成人の体重・代謝指標の3か月変化 研究論文OpenAlexイタリア

植物由来サプリメントと生活習慣指導を受けた成人の体重・代謝指標の3か月変化

研究チームは、過体重または肥満の成人を対象に、植物由来のサプリメント「Glucoerb」と「Epavin」を単独または併用した場合に、体重や体脂肪、糖・脂質代謝、血管の働きが3か月でどう変化するかを調べました。食事や運動の指導と組み合わせた、日常診療での取り組みを追跡した研究です。

公開日: 2026年10月04日 15:28

食事による「軽度の慢性炎症」の抑制と動脈硬化性心血管疾患リスク — ナラティブレビューの紹介 研究論文OpenAlexイタリア

食事による「軽度の慢性炎症」の抑制と動脈硬化性心血管疾患リスク — ナラティブレビューの紹介

心筋梗塞や脳卒中などの動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)は、世界的に大きな健康課題です。LDLコレステロール値、高血圧、肥満、2型糖尿病といった従来の危険因子を治療しても、なおリスクが残ることが知られており、著者らはその「残余リスク」に関わる要因の一つとして、自覚症状のない弱い炎症が長く続く状態、い…

公開日: 2026年09月17日 09:27

尿中の細胞外小胞に含まれるmiRNAと終末糖化産物との関連を調べた研究 研究論文OpenAlexイタリア

尿中の細胞外小胞に含まれるmiRNAと終末糖化産物との関連を調べた研究

超加工食品が広く食べられるようになったことで、終末糖化産物(AGEs)への曝露が増えていると考えられています。AGEsは、食品の加工や加熱の過程などで生じる物質で、体内では酸化ストレスや慢性的な軽度の炎症を引き起こす主要な仲介役とされています。

公開日: 2026年09月14日 16:51

地球にやさしい食事は腎臓の健康にも関係する? 米国の高齢者調査で見えた男女差 研究論文OpenAlexイタリア

地球にやさしい食事は腎臓の健康にも関係する? 米国の高齢者調査で見えた男女差

近年、人間の健康だけでなく地球環境への負荷も考慮した食事パターンとして「プラネタリー・ヘルス・ダイエット」が注目されています。野菜や果物、全粒穀物、豆類を中心とし、赤身肉や砂糖を控えめにするこの食事スタイルが、実際に体のどの部分にどう関わるのかはまだ研究途上です。今回紹介する研究は、この食事パターン…

公開日: 2026年09月03日 05:36

発芽フェヌグリークを加えた小麦チャパティ、食後の血糖・インスリン反応を抑える可能性を検討 研究論文OpenAlexイタリア

発芽フェヌグリークを加えた小麦チャパティ、食後の血糖・インスリン反応を抑える可能性を検討

小麦を使ったフラットブレッド(チャパティ)は、日常的に食べられている主食の一つです。もしこうした主食に一工夫を加えるだけで、食後の血糖値の上がり方を穏やかにできるなら、無理なく続けられる食習慣の改善につながるかもしれません。今回紹介する研究では、発芽させたフェヌグリーク(Trigonella foe…

公開日: 2026年08月29日 03:37

肥満は「多系統疾患」——個別化医療と新世代薬剤がもたらす治療戦略の転換点 研究論文OpenAlexイタリア

肥満は「多系統疾患」——個別化医療と新世代薬剤がもたらす治療戦略の転換点

肥満というと「食べ過ぎ・運動不足による体重の増加」というイメージを持つ人が多いかもしれません。しかし近年の研究では、肥満は単なる脂肪の蓄積にとどまらず、ほぼすべての生理機能や体内の恒常性維持の仕組みに影響を及ぼす、複雑で慢性的、かつ再発しやすい疾患であると捉えられるようになってきています。今回紹介す…

公開日: 2026年07月17日 19:39