研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

アブラヤシ副産物を白色腐朽菌で発酵させる――栄養価と人工ルーメン発酵への影響を調べた研究 研究論文Europe PMCインドネシア

アブラヤシ副産物を白色腐朽菌で発酵させる――栄養価と人工ルーメン発酵への影響を調べた研究

パーム油の生産量は世界の約82%をインドネシアとマレーシアが占めており、その過程で大量の副産物が生まれます。研究チームが取り上げたのは、アブラヤシの葉柄(オイルパームフロンド)、パーム核粕、そして搾油工程で出るデカンターケーキの3種類です。いずれも植物の細胞壁成分を多く含む資材で、反芻家畜(牛など)…

公開日: 2026年09月22日 22:25

歯周炎の基本治療にオメガ3脂肪酸を追加すると何が変わるか——無作為化試験9件をまとめた解析 研究論文Europe PMCインドネシア

歯周炎の基本治療にオメガ3脂肪酸を追加すると何が変わるか——無作為化試験9件をまとめた解析

歯周炎は、口の中の細菌のバランスが崩れることで歯を支える組織に炎症が続き、少しずつ組織が壊れていく慢性の病気です。研究チームによれば、2011年から2020年にかけての歯周炎の有病率は62%で、そのうち重度の歯周炎は23.6%を占めると報告されています。歯周炎は歯を失う主な原因の一つであり、全身の病…

公開日: 2026年09月14日 19:12

キャッサバ改質粉とカボチャ粉で作る生麺——成分・機能性・でんぷん消化性を調べた研究 研究論文Europe PMCインドネシア

キャッサバ改質粉とカボチャ粉で作る生麺——成分・機能性・でんぷん消化性を調べた研究

麺類はアジアをはじめ世界各地で広く食べられていますが、その主原料である小麦粉は、熱帯地域の多くの国では生産が限られ、輸入に頼っているのが現状です。著者らは、この輸入依存が食料システムの脆弱さや生産コストの上昇につながると指摘し、地域で得られる原料を活かした麺の開発が食の多様化と自給力の強化につながる…

公開日: 2026年09月13日 23:22

魚の廃棄物が鶏の腸を育てる――抗生物質に頼らない飼料の一報 研究論文Europe PMCインドネシア

魚の廃棄物が鶏の腸を育てる――抗生物質に頼らない飼料の一報

魚を加工した後に残る頭・骨・内臓は、その多くが利用されずに廃棄される。ところが最近、そうした廃棄物を発酵させてカプセルに閉じ込めた飼料添加物が、鶏の腸内環境を整える可能性を示す研究が発表された。「廃棄物が育てるものに変わる」という逆転の発想が、抗生物質に頼らない飼料づくりの選択肢として注目されはじめ…

公開日: 2026年06月18日 11:05