研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
ラモンの種子粉はどのようなゲルを作るのか:濃度・加熱温度・塩と砂糖の影響を調べた研究
食品にとろみをつける素材として最も広く使われているのはでんぷんです。ただし、その生産はトウモロコシ、小麦、ジャガイモ、キャッサバといった少数の作物に偏っています。著者らは、こうした偏りが供給面のリスクや農業の多様化の妨げになると指摘し、あまり活用されていない、気候変動に強い植物をでんぷん源として探る…
公開日: 2026年10月19日 10:38
包装内の空気組成を変えて夏カボチャの冷蔵品質を保つ試み
ズッキーニなどを含む夏カボチャ(Cucurbita pepo L.)は、種子が大きく硬くなる前の未熟な状態で収穫される果実です。皮が薄くやわらかいため傷みやすく、著者によれば適切に扱っても収穫後の日持ちは通常1〜2週間程度にとどまります。さらにこの作物は低温に弱く、5℃を下回る温度で貯蔵すると、表面…
公開日: 2026年09月14日 22:05
白ワインのポリフェノールは血液中のタンパク質とどう結びつくのか——シャルドネとソーヴィニヨン・ブランを比較した基礎研究
赤ワインについては、適度な飲用が心血管疾患のリスクと逆相関するという疫学研究が知られており、これは主に赤ワインに豊富なフェノール化合物によるものとされてきました。一方、白ワインの生理活性についてはこれまであまり注目されてこなかったといいます。今回紹介する研究は、イスラエルとチリで作られた白ワインに含…
公開日: 2026年09月04日 05:31
非破壊で「食べられるコーティング」の効き目を見る―イチゴを近赤外線で追跡した研究
収穫後の果物や野菜は、乾燥や酸化、微生物の繁殖によって品質が落ちていきます。これを遅らせる方法の一つとして近年注目されているのが、果物の表面に薄い可食性の膜を直接塗る「エディブルコーティング(食べられるコーティング)」です。プラスチック包装の代替として、環境負荷の少ない保存技術になりうると考えられて…
公開日: 2026年08月31日 17:12