パルミトレイン酸脂肪酸単位:mg/100g

この栄養素について

オメガ7系(n-7)の一価不飽和脂肪酸。体内でも合成され、マカダミアナッツ・スケソウダラなどに含まれる。 出典:J-STAGE(学会誌・査読論文)

消費者庁の表示:【岡山県立大学 池口主弥(J-STAGE pcn 5巻1号)】パルミトレイン酸(16:1n-7;POA)は一価の不飽和脂肪酸であり…POAはヒトの体内では飽和脂肪酸であるPAからStearoyl-CoA desaturase 1(SCD-1)により不飽和化されて生成される。一方、POAは自然界にも多く存在し、スケソウダラ、シーバックソーン、マカダミアナッツ、微細藻類等にも豊富に含まれている。

もっと詳しく(パルミトレイン酸が属する「脂質」の解説)

脂質とは?

脂質は、炭水化物、たんぱく質と並ぶエネルギー産生栄養素のひとつで、生体成分のうち水に溶けない物質です。中性脂肪などの単純脂質、リン脂質やリポたんぱく質などの複合脂質、脂肪酸やコレステロールなどを含むステロイドなどの誘導脂質に大きく分けられます。

生体成分のうち、水に溶けない物質をいい、体内では水分の次に多く含まれています。炭水化物、たんぱく質と並ぶ、エネルギー産生栄養素のひとつです。中性脂肪などの単純脂質、リン脂質やリポたんぱく質などの複合脂質、脂肪酸やコレステロールなどを含むステロイドなどの誘導脂質に大きく分けられます。

食物から体内に取り入れた脂質は、主に小腸で消化されます。脂質の種類ごとに複雑な過程を経て取り込まれ、効率の良いエネルギー源として使われるほか、各種生理活性物質の原料となるなどさまざまな役割を果たしています。

体内での働き

体内でエネルギー源として、あるいは細胞膜を構成する成分や生理活性物質の原料となるなど、さまざまな役割を果たしています。

とりすぎたとき

余った脂質は、中性脂肪として体内に蓄えられますが、多く摂り過ぎれば肥満を招き、生活習慣病の原因となります。

出典:e-ヘルスネット(厚生労働省)

パルミトレイン酸を多く含む食品(可食部100gあたり・上位20)

順位食品含有量食品群目安量
1 マカダミアナッツ いり 味付け15000 mg/100g 種実類 10粒=約20g
2 (動物油脂類) たらのあぶら6900 mg/100g 油脂類 大さじ1=12g(本書目安)
3 <畜肉類> くじら 本皮 生6800 mg/100g 肉類
4 <畜肉類> うし [和牛肉] かた 脂身 生5000 mg/100g 肉類
5 <畜肉類> うし [和牛肉] もも 脂身 生4400 mg/100g 肉類
6 <畜肉類> うし [交雑牛肉] リブロース 脂身 生4200 mg/100g 肉類
7 <畜肉類> くじら うねす 生4000 mg/100g 肉類
8 <畜肉類> うし [交雑牛肉] もも 脂身 生3600 mg/100g 肉類
9 <畜肉類> うし [副生物] 尾 生3500 mg/100g 肉類 1本=約1.2kg
10 <魚類> あゆ 養殖 内臓 焼き3500 mg/100g 魚介類
11 <魚類> あゆ 養殖 内臓 生3500 mg/100g 魚介類
12 <魚類> あんこう きも 生3200 mg/100g 魚介類 1切れ=約50g
13 <鳥肉類> にわとり [副品目] 皮 もも 生3200 mg/100g 肉類
14 <畜肉類> うし [和牛肉] リブロース 脂身 生3000 mg/100g 肉類
15 <畜肉類> うし [乳用肥育牛肉] リブロース 脂身 生3000 mg/100g 肉類
16 <魚類> ぼら からすみ3000 mg/100g 魚介類 1/4腹分=約35g/1腹=80g
17 <鳥肉類> にわとり [副品目] 皮 むね 生2900 mg/100g 肉類
18 <畜肉類> うし [乳用肥育牛肉] かた 脂身 生2900 mg/100g 肉類
19 <畜肉類> うし [和牛肉] ばら 脂身つき 生2800 mg/100g 肉類 薄切り1枚=約25g
20 (動物油脂類) 牛脂2700 mg/100g 油脂類 大さじ1杯=約12g

※可食部100gあたり。日本食品標準成分表(八訂)増補2023より(収録食品 1961件から集計)。目安量は収載がある食品のみ表示。推定値は文部科学省が括弧付きで公表する公式推定値。数値は成分表の表記のまま:(値)=公式の計算値または推定値、Tr=微量(最小記載量の1/10以上5/10未満)、(Tr)=微量と推定(未測定)、0=最小記載量の1/10未満または検出されず、(0)=含まれていないと推定(未測定)。

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